珍豪ムチャ兵衛

珍豪ムチャ兵衛, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=401447 / CC BY SA 3.0

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『珍豪ムチャ兵衛』(ちんごうムチャべえ)は、森田拳次とげんこつプロの漫画作品、およびそれを原作とする日本のテレビアニメである。
徳川家が平定して間もない江戸の、とある長屋に住む浪人ムチャ兵衛は、豊臣の末裔であるというボケ丸という男児を貧乏ながら育て上げ、豊臣家を復興させようとするあらすじのギャグ漫画。
ギャグ漫画ということで、江戸の街にテレビがあるのは元より、街中に道路標識や東京タワーまがいの塔が立っていたり、駕籠にタクシーの料金メーターがあったり、家光とカブレズキンの密話にトランシーバーを使ったり、江戸と大坂の間に「新幹線駕篭」という駕篭が走っていたり、通貨単位が「円」で藩札が連載(およびアニメ放送)当時発行されていた「C一万円券」と同じである(肖像は家光)など、舞台設定が江戸時代でありながら現代文明が普及しているという荒唐無稽な光景となっている。
原作漫画は、講談社の『週刊少年マガジン』に1967年31号から1968年20号まで連載された。
単行本は、1969年に若木書房からコミックメイトレーベルで、1976年に汐文社からホーム・コミックスレーベルで発売。
また、HEWからレジェンドコミックスレーベルで電子書籍化されている。
共に全2巻。
中でもHEW版は連載原稿からスキャンした高画質デジタルリマスターである上に、それまでの単行本未収録の回も収録されている。
レギュラーまたは準レギュラーとして登場するのは以下のとおり。
他に、カブレの部下の忍者隊、通称「徳川忍者隊」も何度か登場する。
1971年2月15日から同年3月22日までTBSで放送。
TBSと東京ムービーの共同製作。
全49話(全26回)。
1回につき2話の放送を基本とする帯番組で、毎週月曜 – 金曜 18時00分 – 18時30分(日本標準時)に放送されていた。
本作は、日本国内では20世紀最後のモノクロアニメとなっている。
1968年に制作されたが、テレビ放送のカラー化が進んでいく中で「今さらモノクロ作品はどうか」との理由からお蔵入りになったという。
だが3年後、殆どのテレビ番組がカラー化された中で突如日の目を見た。
制作年で言えば、1969年から同局で放送された『ウメ星デンカ』とNETテレビで放送された『もーれつア太郎』(第1作。1970年9月25日放送分まではモノクロ作品であった)の方が後発であるが、放送は本作がそれらの後になっている。
2016年3月25日、ベストフィールドから本作のDVD-BOXが『想い出のアニメライブラリー』シリーズの第52集として発売された。
販売はTCエンタテインメントが担当。
映像はHDリマスター化されているが、第5回のBパート「運動会作戦」が未収録となっている。
当時朝日ソノラマに勤務していた橋本一郎は、自身のツイッターで主題歌の作詞を担当したと語っている。
オープニングとエンディングそれぞれの映像は、1999年にビームエンタテインメントから発売された『東京ムービーアニメ主題歌大全集』(規格 – VHS、LD)と2015年に東映ビデオから発売された『トムス・エンタテインメントTV主題歌大全集』(規格 – DVD)にも収録されている。
ただし、エンディング映像についてはノンクレジット版である。
オープニング後のサブタイトル表示は、拍子木の「カン!」という音がした後、ムチャ兵衛が江戸城をバックに「珍豪、ムチャ兵衛!」と叫んで傘を開け、その後にボケ丸が「○○の巻ぞよ」と読み上げる形で行われる。
参考 『タツミムック 東京ムービーアニメ大全集』辰巳出版、1999年。
ISBN 4-88641-409-5。
監修 – キョクイチ東京支店東京ムービー事業本部

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