出典:EPGの番組情報
林修のニッポンドリル 学者と風間俊介が巡る!黒部ダム&富岡製糸場[字]
世界に誇る黒部ダム!予算一兆円超え国家プロジェクトに風間俊介が迫る!建設秘話秘映像も▽世界遺産・富岡製糸場!未公開エリア初潜入
番組内容
今夜の『林修のニッポンドリル』は「学者とめぐるシリーズ」。今回の舞台は「黒部ダム」と「富岡製糸場」!富山県にある「黒部ダム」を学者と風間俊介がめぐる!「知られざる建設方法」や「放水が霧状になっている理由」など、土木学会選奨土木遺産に認定されている「黒部ダム」について学んでいく。
一方、世界遺産に登録されている、群馬県にある「富岡製糸場」では「ある壁に取り付けられた扉の謎」や
番組内容2
「富岡製糸場内に存在する謎の小壺(つぼ)の正体」など、学者だからこそ知っている驚きの情報満載!大人から子どもまで家族みんなで楽しめる『林修のニッポンドリル』を、ぜひお楽しみいただきたい。
出演者
【MC(担任)】
林修
【副担任】
ノブ(千鳥)
【学級委員長】
風間俊介
【パネラー】
井森美幸
川島明(麒麟)
寺田心
徳井健太(平成ノブシコブシ)
トラウデン直美
※五十音順
スタッフ
【チーフプロデューサー】
武田誠司
【プロデューサー】
大和田宇一 五十嵐元 高橋陽平 中村倫久
【演出】
疋田雅一
【制作協力】
ワタナベエンターテインメント ハイホーTV ほか
【制作著作】
フジテレビジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
[今夜の 『ニッポンドリル』は…]
(風間)うわ~!
(風間)これは…。
(風間)あっ!
(風間)うわ~!
(風間)やっぱ 悔しいけど…。
(風間)ホント 申し訳ないな
って思うのが…。
(風間)
みんな 言ってるじゃないですか。
(風間)いや~ 楽しみですね。
[そう! 今夜は 学者と巡る…]
(川島)ちょっと!
(林)うらやましいな。
[標高3, 000m級の山々が
連なる…]
[その 大量の雪解け水などを
ため込む 超巨大建造物…]
[そびえ立つ壁は 日本一の高さ]
[圧巻の186m]
[大迫力の放水が
訪れた人々を魅了する…]
[しかし 研究歴30年
京都大学の 岸田教授は言う]
[現在の価値で 1兆円を超す
総工費が 投入された…]
[そこに立ちはだかった…]
[今回は 関西電力に残る…]
[さらに 黒部ダム…]
[来年 完成60周年を迎える…]
[今 蘇る]
[長野県と 富山県の境にあり
東京からだと 新幹線と
バスを乗り継ぎ…]
[壮大な 北アルプスの山々に
囲まれた秘境
黒部峡谷に位置する
黒部ダム]
[水力発電専用のダムとして
建設され…]
[まさに…]
(風間)びっくりしたんですよ。
(風間)この すごさですよね。
(風間)そこに
これを造るっていうのは…。
(岸田)今日は 特に 大きく…。
(風間)2つのポイント。
(岸田)といえるものなんです。
今日は 黒部ダムを回りながら…。
[60年前の日本人が 造り上げた
日本一を誇る 高さ186mの
そびえ立つ壁から…]
[実は この放水には
風間君をはじめ…]
(岸田)これ 今 フリップ
用意してもらってるんですけども。
(風間)ちょっと待ってください。
(風間)今 放水してる…。
(岸田)それは 違います。
(岸田)あれはね…。
(風間)今 ここに…
黒部ダムに来てくれた人に…。
[そう! この放水は…]
[この大迫力の放水は…]
見せ放水?
[黒部のような 水力発電ダムは
水の取り入れ口があり
そのパイプを通った水が
羽根が付いたタービンを
回すことで 発電する仕組み]
[発電所は
黒部ダムから 10kmほど離れた
この辺りの地下に
あるそう]
[さらに 黒部ダムの…]
(風間)これ また すごい。
(風間)何か…。
(風間)何ていうのかな?
だんだん だんだん…。
(風間)すごいよ。
(風間)ちょっと 下っただけなのに
全然 景色 違う。
(風間)うわ~…。
[そして…]
(風間)ここが 先生…。
(岸田)そうですね。
(風間)レインボーテラスの名前…
そら そうですよね。
(風間)2つ 出てますね。
[放水がつくり出す虹が
目の前に見える…]
[この…]
[絶好の…]
(風間)そうですね。
(岸田)これは…。
(風間)先駆け。
(風間)これ でも…。
[何と すぐに
答えが分かったという 風間君]
[果たして
霧状に放水している理由とは?]
[それでは
心君 お答えください]
落ち着いて 落ち着いて。
(寺田)何か…。
(風間)ナイアガラの滝
みたいな感じで やっちゃうと…。
(岸田)こういう ファインな…。
(岸田)雨が降った感じに
なってるんですけども…。
(風間)でも…。
(岸田)
あそこから ダムの外 行って…。
(風間)行ったことあるんですか!?
[一般人 立ち入り禁止の
場所なので
お借りできた
以前 撮影した映像を]
「これ… え~!?」
(徳井)「怖いよ。 怖過ぎる」
[真横から 放出される水
何と…]
[その迫力は まさに…]
何%? え~!
でも…。
40%。
(風間)結構 いってんじゃないか。
え~!?
(風間)これ 5%なんです。
[ようやく 戦後から
抜け出す兆しが見えた
このころ…]
[経済復興のために必要だった
重工業への転換]
[しかし…]
[工場は 何と…]
[このままでは
関西経済が 死ぬとまでいわれた]
[その窮地から 抜け出すために
計画されたのが…]
関西に 電力を送るためのダム。
[日本経済を
止めないためにも…]
[造らなければならない]
[そのために 必要な…]
[それが
当時は 未開の地と呼ばれ
登山家でも なかなか
足を踏み入れられない…]
[あまりにも 過酷な自然環境に
現地調査が なかなか 進まず
わずか1割しか
終わっていない中
当時の関西電力社長 太田垣は…]
[社長 太田垣は
社員に こう言い聞かせた]
「いい言葉だな」
(井森)決断力とかね。
(川島)燃えさせる人がいるんすね。
[不可能と思われた…]
(岸田)やったんですよね。
[1958年8月]
[絶対に 遅れてはならない…]
[今回 特別に
お借りすることができた
関西電力に残る
工事の一部始終を収めた…]
[記録されていた]
[まずは 水をためる…]
[実は
様々な理由で 建設当初から…]
[それを取り戻すために
研究者 岸田いわく…]
(岸田)ここで…。
[その瞬間を映した 貴重な映像も
残されていた]
[用意されたダイナマイトは
規格外の 何と…]
[山肌を削り過ぎてしまえば
作業計画を 大幅に
見直さなければならなくなる]
一か八かなんですよ。
(トラウデン)え~!
[コンピューターシミュレーションなど ない時代
頼りは…]
[太田垣社長も見守る中
世紀の大発破が 行われた!]
「うわ~ カッコイイ!」
「これ 映画で見るやつだよ」
「これ 当時の映像?」
(風間)「当時の映像」
[崩れ落ちる 山肌]
[そして 現れた 岩盤]
(風間)これ もう…。
(岸田)一発勝負に近いので…。
(岸田)そうですね。
(風間)どこに ダイナマイトを仕掛けて
これくらいの爆発力だから
これくらいのものが
こういうふうに崩れるのは
計算のもとだったんですよね?
(岸田)そこは…。
(風間)すごい。 でも その…。
(岸田)そうですね。 ただ…。
[そう…]
費用ね… かかったろうな。
(岸田)まず…。
(岸田)
見てもらうと 何か ちょっと…。
(風間)ちょっと 分かんないです。
的外れかもしれないんですけど…。
(岸田)そうですね。
(岸田)上から見ると…。
(風間)確かに!
[そう。 黒部ダムは
一般的なダムに多い
直線の
コンクリート壁ではなく…]
[そして 最も 特徴的なのが…]
[通常のダム建設では
水をせき止める 堤体を
台形に造る 重力式が
一般的なのだが
黒部ダムの堤体は 台形ではなく
当時の最新技術だった
弧を描くように 壁を造る
アーチ式]
[この方式を…]
[何と…]
[計画された 黒部ダム]
[日本一の高さ…]
[しかし 当時の日本は
戦後の復興を 抜け出したばかり]
[建設にかかった総工費は
現在の価格で 1兆円になる…]
[そのうちの133億を
国際的に 途上国への支援をする
世界銀行から 借りないと
造れなかったほど…]
[そこで 建設費を抑えるため
峡谷の間を
コンクリートが節約できる
アーチ式で埋める。 そして…]
[そう…]
[しかし 現在は
アーチの先は…]
[何と…]
[そこには…]
[その8カ月後]
[全てが覆る
一本の電話が 鳴った]
(社員)もしもし 関西電力です。
[電話の相手は
建設費用を借りていた…]
[突如…]
[引き下げろと言われたのだ]
[黒部ダムと同じ…]
[洪水により…]
[大惨事が起きたのだ]
[原因は…]
[アーチ式は…]
[ここが 決壊]
[しかも フランスのダムは
黒部に比べると低い 66m]
[186mなど 無理だと
言われたのだ]
(岸田)日本…。
(岸田)そのときに…。
(岸田)
いうことを言われたわけです。
(岸田)で 言われたのが…。
(社員)工事は 始まって
8カ月 たつんですよ!?
いまさら 高さを変えろって…。
[その状況を打ち破る…]
[その全貌が 明らかに!]
これ…。
(石原)頭イタッ…
<そんな時 頭痛薬に求めるのは?>
<速さ? やさしさ?>
ど どっち~!?
どっちもでしょ
「ロキソニンSクイック」
ピンポーン
[フランスの アーチ式ダムで
起きた 500人の被害者を出した
大事故。 この事故が…]
[このままでは
世界銀行から 133億の…]
いまさら 高さを変えろって…。
[このとき アメリカに渡って
説得に当たったのが…]
(平井)いいですか。
[平井は 高さ186mの黒部ダムが
どれだけ 必要か
必死に説いた]
[しかし 引き出せた結論は
ある意味 非情なものだった]
[世界銀行が指摘した…]
[黒部ダムの場合 重力式の支えで
水は せき止められるが
アーチ式部分にかかる水圧で
押され
岩盤との接地面に
かなりの力が かかる]
[高さ186mの巨大ダム]
[その力に
岩盤が耐えられなかった場合
そこから…]
[起きるかもしれない
というのだ]
[しかし…]
[設計図を
一から 作り直していたら…]
えっ!?
(岸田)考えられないから
いろんな工夫しなきゃいけないし。
(岸田)もっと 言うと…。
(岸田)この でかいのを…。
[世界銀行に命じられた 高さは
150m]
[しかし…]
(社員)本当か!?
[それは…]
[アーチ式の壁の両端を
低くする]
[この方法なら
世界銀行が懸念していた
岩盤との接地面を 少なくできる]
[設計チームは…]
[さらに…]
[両端を低くしても…]
[そして…]
[世界銀行が 再び…]
[出来上がった 現在の アーチの
先の部分がなくなった…]
[支えとして 造っていた
重力式部分が
水を せき止めてくれるため
できた 設計変更だった]
(岸田)もうちょっと 行くと
そこの所ですね。
(岸田)ここ! これが…。
(岸田)こっちが 重力で
こっちが アーチ。
(岸田)
ここで 分かれてんです。 今…。
[今 2人がいるのが
黒部ダムの特徴である
M字の角の部分]
[苦労を乗り越え 造り上げた…]
[今は このラインを
残すのみとなっている]
(風間)て思うことって
たくさん あると思うんですよ。
(風間)ある種 もう…。
(岸田)そうですね。
(岸田)でも その中に やっぱり…。
(岸田)ということと…。
(岸田)
僕は 思ってるんですけどね。
すいません。
この場を借りて いいですか?
えっ? 何?
ダムカード?
(風間)これ あの…。
他のダムたちも 現地で
手に入れることができるんです。
これ アーチ式の 「A」と
Gravity 重力式の 「G」
はぁ~!
(風間)先生が…。
[建設された
日本一の高さを誇る…]
[アーチ式にしたとはいえ
高さ186m]
[水をせき止める 堤体の建設は
まず 高さ2~3mの…]
[そして…]
[徐々に 高くしていくのだが
実は この工法…]
[それが…]
[日本一を造り上げた…]
(風間)だんだん だんだんと。
で 流し込んでは 造り
流し込んでは 造り
ってことですよね。
(岸田)遺構みたいな 工事のとき
使っただろうなというのが
ありますよね。
(風間)何か…。
(風間)朽ち果て始めてるけれども
ありますね。
(風間)え~!
(風間)そんな…。
(風間)すごい!
(岸田)はい。
(風間)ここに ワイヤって…。
[当時 最新といわれた工法
それが…]
「すっごい これは」
[そのゴンドラからは…]
(徳井)「うわ~ ちょっと…」
(川島)「何じゃ!? この技術」
[大量のコンクリート]
[黒部峡谷を またぐように
両岸から 掛けられた…]
[その両脇には…]
[何と ダム建設の前に 巨大…]
[そして ケーブルを渡し…]
[険しい峡谷を
逆に 利用したことで
日本一の高さ 186mの壁を
造り上げることができたのだ]
ホントに ぱって行ったときに
渓谷のサイドに立ってる
コンクリートとかって
あっ これ 土砂崩れとかを
防止するためのものかな
くらいにしか 思わないんですよ。
あれが
この黒部ダムを造るために
道具を使うために
建設されたものだっていうのは
教えてもらわないと
分かんなかったですね。
そうです そうです!
(川島)父・母で…。
[当時 使われた機材が
今も 残されていた]
(岸田)これが 当時 使われた…。
(岸田)バケットと呼んでるんですけど。
コンクリートバケットというので。
(岸田)さっき UFOキャッチャーって
言われましたけど やっぱり…。
[この コンクリートを運んでいた
容器…]
[黒部ダム建設用に造られた…]
[これ1つで 何と…]
(風間)これ ワイヤなんですか!?
(風間)ホントだ!
(風間)じゃあ もう その…。
[研究者 岸田が
黒部ダムに来たら
ぜひ 近くで見てほしいという
コンクリート]
(風間)見え方が。 すごーい。
(風間)あっ! ホントに 何かね…。
(岸田)注目してほしいのが…。
(岸田)言ってましたよね。
それを 何段も積んでいくから
見てもらうと…。
(風間)ホントだ!
(風間)すごいわ これ。
(岸田)奇麗に仕上げていく。
嘘!?
[そう…]
[およそ368万tもの
コンクリート壁を
何と 職人たちが
手作業で 仕上げた]
[それどころか ブロックごとに
積み上げた コンクリート
その設置面も 1つずつ
左官職人が 手作業で
真っ平らに 仕上げていく]
(岸田)最後は それ やらないと
やっぱり…。
(岸田)最初…。
(風間)すごいですね。
え~!
先生は ホントに この…。
言ってました。
(徳井)職人なのか 最後は。
(岸田)これ…。
(風間)それ以外に!?
[そう。 ダムといえば
水をせき止めている 堤体に
目が行きがちだが 実は…]
[東京ドーム およそ160杯分の
水を蓄えるために…]
[今 いる場所の反対側…]
(岸田)遊覧船 上流の所ですね。
(風間)へぇ~。
(岸田)あそこ… 1台 いますね。
(風間)1台 いる?
(岸田)そこに。
(風間)あれか。
[風間君が 気になったのは…]
[深く 大きい 黒部峡谷の
真ん中から
アルプスの大自然を 満喫できると
人気の 遊覧船]
(風間)何か 今 ここを歩いてると
ダムってことを 忘れちゃいます。
(岸田)この景色…。
(岸田)
見えるっていうの なかなか…。
(風間)
ていう感じです 今 ここだけだと。
(風間)先生…。
(岸田)ここはですね
これが 先ほど 言った…。
(風間)でも 何か いろんな…。
[そして 案内してもらったのは
ケーブルカー乗り場の 脇にある
こちらの 小さいトンネル]
(岸田)ここで さっきの…。
(岸田)要するに…。
[お借りした映像には…]
[実は ダムは
水を せき止めただけでは
地面が 水を吸い込んでしまい
水は たまらない]
[そこで 地中に 穴を開け
セメントを流し込む
その作業を 無数に行うことで
水が染み込まず
固い地盤を 作り上げることが
できるのだ]
[驚きなのは セメントを
流し込むために 掘った…]
[何と 東京 大阪間の
直線距離を超える…]
[それで 強固な地盤を
造り上げているのだ]
(風間)理屈は 分かったけれども
これを…。
(風間)大変ですね。
(岸田)だから…。
(岸田)おんなじような…。
(風間)すっご。 だから…。
[関西の電力不足を
解消するために…]
[しかし 研究者 岸田は言う]
[このプロジェクトで…]
[ダム建設の数年前から
行われた
長野県側や 富山県側など
様々なルートから
資材を運び入れる 作戦]
[しかし 立ちはだかったのが
登山家も 足を踏み入れられない
険しい黒部峡谷]
(岸田)今 人 渡ってる…
渡ってますよね。
(風間)分かりました。
(岸田)あの橋ですけど
左岸側に ずーっと 歩いて
荷物を運ぶ ルートがあって
それが…。
[富山県側から
資材を運び入れた
日電歩道ルート]
[しかし 歩道とは 名ばかり]
(徳井)「えっ? 嘘だ」
(川島)「いやいや いやいや!
えっ これ… 日本の映像?」
「え~!」
(川島)「どこが 歩道やねん」
[もちろん…]
[その先は…]
[しかも…]
え~!
(徳井)これは 悲しいね。
いやいや いやいや!
(井森)怖っ! だって…。
[足場は 丸太を組み合わせた
わずか50cm程度の幅しか ない中
この道を…]
[食料や 燃料
宿舎の建設資材などを 背負い
岩に 張り付くようにして
運んでいた]
(風間)だって これ…。
(風間)だって 先生…。
(風間)でしたっけ?
(風間)「黒部に怪我なし」
[そう。
あまりに 危険なルートのために
言われた…]
[という意味だった]
[そして
3, 000m級の山々が連なる
立山ルート]
[日電歩道では 重機などの
建設機械を 運べないため
マイナス20度の極寒で
物資を運搬]
[また 全国の建設現場から
ブルドーザーの運転手を
10人 引き抜き
標高2, 700mの 立山の尾根に
資材と 人を運搬]
[そして 山頂から
そりに 資材を載せて
一気に 黒部に 滑り降りる
決死の作戦が 取られていた]
うーわっ!
[そして
長野県側からのルートが
プロジェクトの中で
最難関の工事といわれた]
[1956年 着工]
[黒部峡谷の東側
標高2, 678mの 赤沢岳を貫く
5.4kmにも及ぶ
トンネルルートの建設]
[眠っていた]
[トンネルから 噴き出した
毎秒 660リットルの地下水!]
[その決死の作戦が 明らかに!]
[果たして…]
(山本)いや~ (堺)迷うね
(女性店員)はい!麻婆 チャーハン大
(奈緒)あとPSB
ジョッキね
耕史くん…!
すいません!麻婆!チャーハン大にPSB!
×2で!
<「パーフェクトサントリービール」 糖質ゼロ>
♪~
(缶を開ける音)シュカ
♪~
(注ぐ音)シュワー
(本田)<わたしには、
ぽーっとする時間が
必要です。>
<「BAR Pomum」>
[黒部に…]
[そして
長野県側からのルートが
プロジェクトの中で
最難関の工事といわれた]
[1956年 着工]
[黒部峡谷の東側
標高2, 678mの 赤沢岳を貫く
5.4kmにも及ぶ
トンネルルートの建設]
[現在は 黒部ダムに向かう
観光者用の電気バスが通る
トンネルとして
使われているが…]
(岸田)
ここが ダム建設をするために…。
[5.4kmのトンネルだと
当時の技術では 3年以上かかると
いわれていた]
[しかし トンネルが…]
[工事に…]
(岸田)このトンネル…。
(風間)特別にっていうことは…。
(岸田)ていうか…。
(風間)先生も
行ったことない所なんですか!?
(風間)それは 今まで 先生も…。
(風間)
今日 行けるってことですか。
(風間)先生 やっぱり…。
(岸田)
ちょっと 行ったことないという。
(風間)バスが 行き来して…。
[そして…]
[「立入禁止」と書かれた扉]
[この中は…]
[当時の様子を 後世に残すため
工事風景が
再現されている場所だという]
[果たして…]
(風間)お願いします。
(岸田)じゃあ どうぞ どうぞ。
(風間)ありがとうござい…。
(風間)うーわ~! この…。
(風間)すごい。
[現在は…]
[その中で…]
[ここに 当時のトンネル造りが
分かる あるものが
残っているという]
(岸田)
これ こっち 見てもらうと…。
(岸田)これ…。
(岸田)こうやって…。
(風間)手掘りじゃないですよね。
[当時は 3人がかりで操作する
重量が 40kgもある 鑿岩機を…]
[当時の鑿岩機を 再現した物を
持ってみると…]
(風間)いきますね。
(風間)無理です。
[そして…]
「怖っ!」
[前代未聞の5.4kmを
たった1年で 掘るため
休むことなく行われた 掘削作業]
(風間)やっぱ…。
(風間)
こっち 入ってきたのでは…。
(風間)
ずっと この中に閉じこもって…。
(風間)いいですよ 全然。
(風間)あると思いますから。
僕 すごく 暑い日に
行ったんですけど…。
そうですか。
(風間)あのトンネルは あの…。
ホントに 今 換気のために
窓 開けてるんですけど…。
それを
手作業で掘ってた人たちは…。
[さらに 当時の技術では
通常3年以上かかる
5.4kmという距離を
1年で掘り進めるため…]
[昼夜を通しての掘削作業で
何と 当時の…]
[1日平均 10mを記録]
[山の両脇から
掘り進めていたため
このまま いけば…]
[眠っていた]
(風間)いや だって 先生…。
(風間)でも…。
(岸田)そろそろですね。 ここが…。
(風間)少し 今 青くなってますね。
(風間)これは 分かりやすいように
青になってるんですか。
[トンネルの中に 突如 現れる
一部分だけ 青いライトに
照らされているエリア]
[こここそが…]
[破砕帯とは 地殻変動で
岩盤が砕かれた場所に
雪解け水などが
大量に たまって できる地層]
[何と 80mもある
巨大破砕帯が 出現したのだ]
[関西電力の貴重映像には
破砕帯が出現した その一部始終が
記録されていた]
[それは…]
(地崩れの音)
(水が噴き出る音)
[突如…]
[人が 吹き飛ばされるぐらいの
水圧で 何と…]
[水が 噴き出した]
「寒いだろうし…」
(川島)「体力も 持ってかれるし」
(岸田)あれが…。
(岸田)ていう水で。 だから もう
かじかむような所で…。
(風間)
これって 掘りながら もう…。
(風間)4℃を!?
[それは…]
[水圧に押し出された
軟弱な地盤が
ところてんのように
押し出してくるため
最新の土木機械は 使用不可能]
[何と…]
(作業員)おーい!
[作業員は…]
[しかも…]
[掘った先から
土砂に埋められ…]
[現場を包んでいた]
[1日 10mの 日本記録を
打ち立てた 掘削作業が
わずか…]
[作業員は言った]
[トンネル工事は 中断]
[電力を関西に。 この…]
(岸田)まずは…。
[知恵を振り絞った]
(男性)皆さんの…。
(男性)この60mが 果たして
60mから 70mであるかを…。
[そして…]
[何と 今のトンネルとは 別に
破砕帯の水を 外に逃がす…]
[さらに それと同時に
当時の最新技術 岩盤を
薬品で固めて 漏水を防ぐ
ハイドロック工法も 採用]
[その薬品を流す 新たな穴も
掘る必要がある]
[この2つの作戦のために
トンネル以外に 何と…]
[そのため…]
[総勢500人もの作業員が
崩れ落ちる土砂の中
ひたすら 排水坑を掘り広げた]
[まさに…]
[そして 冬に近づき
思いがけないところから
事態は 好転!]
[何と 厳冬期に入り
破砕帯の水が 凍り始め…]
凍った!
(トラウデン)そういうことか。
逆に。
[そして…]
[大いに苦しめられた…]
[関電トンネル工事は…]
[ついに そのときを迎える]
[最後の ダイナマイトの
スイッチが 押された]
「これが 通じるってこと」
[ついに トンネルが
黒部峡谷に つながった]
「これ 感動だったろうな」
「そっか。 暗いんだ」
(作業員)うわ~!
(作業員)やったぞ~!
[工期は 大幅に 遅れはしたが
実に…]
(太田垣)万歳! 万歳! 万歳!
(一同)万歳! 万歳! 万歳!
(歓声)
[大仕事をやり遂げた
作業員たち]
[貴重な映像には
不可能と思われた…]
[残されていた]
(風間)今まで 終わることなきって
思ってたけど これ…。
(岸田)ここは まず…。
(風間)怖い!
(岸田)でも…。
(岸田)決めてるわけですから。
(風間)恐ろしい。
[トンネルの開通により…]
[そして 黒部ダムから
10kmほど 離れた場所でも
重要な工事が]
[雪崩などの影響を
受けないよう
世界でも 類を見ない…]
[ダムから 水を通すのに
使われたのは 何と…]
[これを…]
[そして 発電機を置くために
造られた…]
[ここに
当時の関西で 使用する電力の
半分を賄える…]
[黒部ダム…]
[そして 今回 お借りした
大量の映像の中には
ダムの建設作業員たちが
厳しい厳冬期を過ごした
貴重な記録が]
[地下に造られた宿舎は
電気ボイラーなどで
室温20℃に保たれ
マイナス20℃にもなる
厳しい黒部でも
室内は かなり 快適に]
[蒸気釜で炊かれた
温かいご飯が食べられる…]
[理髪店なども 完備]
[もちろん 医務室には
医師が常駐]
[日光浴の代わりになるよう
太陽灯などの設備まで あった]
[さらに…]
(男性)もしもし?
[現在 大活躍している…]
[そう…]
[雪深い…]
[急病人や 負傷者が出た場合は
すぐに…]
[危険を顧みず…]
[当時の生活ぶりを
実際に 建設に携わった
元関西電力社員の 竹村さんに
お聞きした]
(竹村)そして…。
[そして この後…]
(新垣)
《「アロマリッチ」しよ》
《この瞬間が》
好きだ~ 離れられん
《好きな香り ずっと
そのままなのはただひとつ》
やっぱり離れられん
《「アロマリッチ」》ピンクのフローラル出た
♬~ (芦田)泡ボディソープの泡って段々
ヘタるイメージありません?
(中谷)ある!
「hadakara」の泡は
増えるんです
ほんとだ~
《洗い終わりまで ずっと
もこもこ増え続けます!》
すっごい!
<増える泡ボディソープ>
♬~「hadakara」
(凛美)
じゃがりこ、あげりこ! ノートたすかりこ!
(平澤)
じゃがりこ、あげりこ! 部活がんばりこ!
(凛美)
モチベあがりこ!
(2人)
じゃがりこ、あげりこ! かぶりこー!
(福原)じゃがりこ、あげりこ!
(平澤)あっ!
《じゃがりこで、つながりこ
カルビーじゃがりこ!》
[1950年代の…]
[そして…]
[いよいよ スイッチが]
[ついに 動きだした 発電機]
[そして 電気を生み出したことを
知らせる ランプが灯った]
(一同)万歳! 万歳!
[1961年1月15日]
[かかった工期は 何と…]
[黒部の男たちは…]
[これこそ 研究者 岸田が
奇跡のダムと呼ぶゆえん]
(岸田)そちらに行きましょう。
(風間)お願いします。
[最後に…]
[それは…]
(岸田)お見せしたいと
言ってたとこは ここです。
(岸田)はい。 ここで…。
[2人が やって来たのは
トンネルの出口脇にある…]
[プレートに彫られた
工事で 犠牲になった名前]
[その数…]
(岸田)ということが われわれ…。
やっぱり 最後に出てきた…。
今だったら 「ちゃんと
計算しないから こんなに
犠牲者が出たんじゃないか」って
言われる数字だと思うんですよね。
その犠牲者が出るのを
横で見てた…。
「この記録的な事業に…」
と おっしゃってた。
われわれに…。
それを まず…。
[その中で…]
[群馬県が誇る 世界遺産…]
[もちろん…]
(女性)記憶は あるんですけど。
[そう。
なぜ 選ばれたのか いまいち…]
そうですよね。
そうね。
[しかし 研究歴25年
法政大学教授 榎 一江は言う]
[今の…]
[その歴史は
富岡製糸場から 始まった!?]
[富岡製糸場がなかったら
日本は 植民地になっていた!?]
(榎)やはり この富岡製糸場だと。
[さらに 今回は 一般人が
入ることが 許されない…]
[学者と巡ることで 分かった…]
[その全貌が 明らかに]
[世界遺産
富岡製糸場があるのは
井森さんのお膝元…]
「群馬なんですね」
[その広さは およそ5万平米]
[100棟以上の建造物が
立ち並んでおり
今から 35年前
1987年まで 実際に稼働]
[現在は その一部が
一般に公開されている]
[それでは 早速…]
(榎)えっと…
正面に見えてました これが…。
(榎)という建物になります。
[まず 目に飛び込むのが
富岡製糸場のシンボル
全長104mにも及ぶ
レンガで覆われた 巨大な施設…]
[そもそも 富岡製糸場は
蚕の繭から…]
[東置繭所は そんな…]
[操業していたころは ここに
大量の繭が 保管されていたそう]
(榎)アーチの真ん中の所に
「明治五年」というふうに
書かれていますけれども…。
(榎)そうですね。
[そう。 富岡製糸場は…]
[何と この繭の倉庫は…]
[国宝にも 指定されているのだ]
[しかし
古いとはいえ いったい…]
[ここがなければ…]
[時は 徳川政権を倒し
明治新政府が発足した 1868年]
[世界は…]
[それは…]
[特に アジア諸国は
大国に侵略され続け
次は 日本といわれていた]
[そこで 明治政府は…]
[その人物が…]
[そう。 2024年に
一万円札の肖像になる男]
[海外に輸出できる
産業をつくり…]
[実は 渋沢の…]
[資源が乏しい 日本]
[現在の価値で
600億円もの国費を 注ぎ込み
西洋に 引けを取らない
レンガで覆われた 巨大工場を
造り上げた]
[つまり…]
[続いて 向かったのは
富岡製糸場の心臓部とも
いうべき場所]
(榎)こちらが…。
(榎)この繰糸所も
国宝に指定されています。
[ここは 実際に 繭から
生糸を作る工程を行っていた
繰糸所と呼ばれる場所]
「奇麗に残ってる」
(スタッフ)うわ~!
[所狭しと 立ち並ぶ]
(スタッフ)これも…。
(榎)さすがに これはですね
明治時代の機械ではなくて…。
[実は 富岡製糸場
化学繊維が台頭し
生糸の需要が 減少するまで
何と 100年以上も 稼働]
[そして ここで
働いていた人たちの存在こそが
富岡製糸場を
後世に残さなければならない
最大の理由]
[そう。 西洋列強に負けない
強い日本にするため
富岡製糸場で働いたのは
まだ 若い…]
[彼女たちこそ
男性中心だった世を変えた
日本における…]
[研究者 榎教授いわく
女性が集められたのは…]
[非常に 繊細な技術が 必要で
古来より
主に 女性が行っていた]
[極東と呼ばれ 海外からも
下に見られていた 日本]
[そんな日本の製品を…]
[そのため 富岡製糸場でも…]
[そう…]
[その募集には
今では 考えられない…]
[それを解決したのは
歴史の表舞台には 出てこない…]
[今まで あまり…]
[さらに…]
[日本を救うために 集められた
300人の女性たち]
[その…]
[時は…]
[富岡製糸場 操業に向け
初代工場長として
任命されたのは…]
(尾高)そうだな…。
それは しっかりと記載して
各地に伝達してくれ。
(部下)承知しました。 これで…。
[しかし…]
(男性)うちの…。
[そう。 当時の一般家庭では
女性が 地元を離れ 外に…]
[さらに 技術の習得で招いていた
フランス人技師に関しての
とんでもない噂が 足かせに]
(女性)ねえねえ 聞いた?
(女性)あらっ 何て 野蛮なの!
[何と 初めて見る外国人への
恐怖心からか
ワインを飲む姿が 生き血を
すすっているように見えた]
《日本は…》
(ゆう)お父さん。
[尾高に 手を差し伸べた人物]
[それは まだ 14歳だった…]
(女性)あなた…。
でも…。
[募集よりも若い 14歳]
[しかも 工場長の娘である自分が
働くことで
安心してもらおうと
考えたというのだ]
何でも…。
(女性)頑張ってきな。
(ゆう)はい!
(女性)いってらっしゃい。
[家を出て 働く]
[この ゆうの勇気ある行動に
共感した女性たちが
徐々に増え ついに…]
[ここに 日本を救う…]
[そして 日本人女性が持つ
繊細な指先で…]
[操業の翌年 1873年に行われた
ウィーン万博には
日本を代表する商品として 出品]
[と呼ばれ
世界最高峰の生糸として 何と…]
[そして
富岡製糸場で働いた 女性たちは
その後…]
(榎)というような状況になります。
[弱小国家だった日本が
起こした…]
[それこそが 富岡製糸場が…]
何か ホントに…。
そうですよね。
そこから 衝撃 受けてますよ。
めちゃくちゃですよね。
あれ…。
これ 怖がられるから
白にしろって。
[さらに…]
[昭和の…]
[で描かれた 戦前の…]
[強いられたというイメージ]
[しかし 研究者 榎教授は言う]
[富岡製糸場は…]
[そこで 今回…]
(榎)見られないんですが…。
[女性労働者たちの…]
[実は 富岡製糸場
老朽化が進み 危険な場所も多く
敷地の…]
[その中にある
大正時代に建てられた 女子寮を
特別に 見せてもらえることに]
[中に入り…]
(榎)これ 料理教室として
使われていた場所になります。
(榎)そうなんです。 いわゆる…。
[富岡製糸場で
働いていたのは…]
[働いてばかりだと
結婚したときに 困ると…]
[学校のような施設まで
造っていたというのだ]
(榎)幾つもあって…。
(スタッフ)あっ! すごい。
[ここで 研究者が…]
(榎)これ…。
(榎)そうですね。 これ…。
(榎)工場なので…。
(榎)当時…。
[そう。 富岡製糸場では
当時としては 考えられない…]
[さらに…]
[富岡製糸場…]
(榎)こちらですけれども。
(スタッフ)診療所と書いてありますが。
(榎)富岡製糸場には
開業の 最初の段階から
働いてる人たちが
医療を受けられるような そういう
診療施設というものがありました。
(スタッフ)無料なんですか。
[医師の数も限られ 庶民は…]
[フランス人医師が常駐し…]
[続いて やって来たのは…]
[建設されたのは…]
[操業停止の 1987年まで
使われていた 巨大な寮]
[女性たちの部屋は 相部屋だが
広さは 何と…]
[ここで 数人程度が
一緒に暮らしていたといい
それぞれが…]
[趣味のものなどを
飾ることができた]
そうですよね。
てことは 中島さんの…。
そうですよね。
いまだに 中島さんは…。
誰が…。
(川島)すごい。
うわ~! なるほど。
こんな…。
『都市伝説』じゃないんですよ。
(榎)そうですね。 何十時間も…。
(榎)そういう意味では…。
(榎)例えば…。
(榎)あと 画期的なのは
やっぱり…。
(榎)今では
当たり前ですけれども…。
だいたい…。
江戸時代 いわれてますよね。
[そして 廊下にも
女性たちの生活を
楽にしようとする
1940年当時の
最先端の ある設備が]
(榎)何か 分かりますか?
(スタッフ)すいません。
(榎)そうなんですね。
[壁に付けられた扉。
これは いったい!?]
[それでは トラウデンさん
お答えください]
えっ?
何でしょうか?
廊下を…。
なるほど なるほど。
[正解は…]
(榎)開けてみましょうか。
(榎)ダストシュートです。
集合住宅で こういったものが
導入された…
比較的 早い段階で
この寄宿舎にも
これが導入されていると。
「ごみ 入れたら 下の…」
「下に行くっていう」
[弱小国 日本から
世界的大ヒット
トミオカシルクを生み出すという
奇跡を起こした
富岡製糸場の女性たち]
[しかし その裏には
ほとんどの人が知らない
女性たちを支えた…]
[そう語るのは…]
(鈴木)してきた工場なんですが
当時…。
(鈴木)設備されてきました。
[そう。
富岡製糸場の躍進には…]
[使用していた 富岡製糸場]
(鈴木)これが…。
[当初は 最新鋭の機械だったが
実は その工程の多くは…]
[世界と戦い続けるため…]
[そのときに 導入された機械が
今も 研究施設に
保管されている]
[その機械が こちら]
[その名も…]
えっ? うーわっ!
[富岡製糸場を…]
♬~
(缶を開ける音)カシュッ
<ちょうどよい。ここちよい。
サントリー 「ほろよい」>
♬~
(本木)<闇と闘うには>
(上白石)<光が必要だ>
<照らせ> <希望の光>
[その機械をつくったのは…]
[養蚕農家出身で 生糸を愛し
製造する機械の開発に
生涯を捧げた 技術者]
[時は 1903年]
[大阪で 様々な最新機械が
発表された博覧会が 催された]
[時代は 徐々に…]
[どの製糸会社も
新時代の機械を 必要にしていた]
[そこで発表された…]
[しかし 御法川は こう言った]
[それは この機械が作る
生糸を見れば 一目瞭然だった]
(鈴木)1本の糸の中で…。
(鈴木)作ることができたんですね。
[その工程で
どうしても 生まれてしまう…]
[御法川の機械が作る 生糸は…]
[それは…]
[従業員を 女性にした
富岡製糸場の企業理念と
一致]
[そして…]
[時代は
ストッキングに使える…]
[御法川がつくった機械が
生み出す生糸に
全世界が 注目したのだ]
(鈴木)単なる…。
(鈴木)そういう生き方が…。
[さらに 富岡製糸場には…]
[研究者 鈴木教授いわく
日本が開発した…]
[というべきものが
実は 富岡製糸場で
開発されていたというのだ]
[やって来たのは
富岡製糸場の中心部 現在…]
[この先にあるという]
(鈴木)これですね。
(スタッフ)うわっ!
(スタッフ)すごいっすね。
[一見 電車のような
巨大なバスのようにも 見えるが
この一つ一つが 機械]
[この機械から…]
♬「髪顔体 髪顔体 バラバラ洗いは面倒だ」
(いちろう)よっ!
♬「髪顔体 これ1本で」
ラクラクだ~! イェイ!
<髪顔体 これ1本>
<「メンズビオレONE」>
保湿ケアも これ1本!
(橋爪)おぉ~
♬~
≪(シャッター音)
おぅ!
♬「髪顔体 髪顔体 バラバラ洗いは面倒だ」
(いちろう)よっ!
♬「髪顔体 これ1本で」
ラクラクだ~! イェイ!
<髪顔体 これ1本>
<「メンズビオレONE」>
保湿ケアも これ1本!
[立ち入り禁止エリアに
あった…]
[いったい…]
[何をするためのものなのか?]
(鈴木)これは…。
[ヨーロッパと違い…]
[生糸の原料…]
(スタッフ)あっ! すごい。
(鈴木)こうなっていて 中が
コンベヤーになってるんですね。
(鈴木)往復させて 下から
あったかい空気が 上がってきて
その上を こう 繭が 行ったり
来たりすることで 乾燥する。
[この 熱で ゆっくり
乾燥させるという技術は
現在では…]
[弱小国を 世界と
肩を並べる国にするため…]
[富岡製糸場]
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