徹子の部屋 夏樹陽子[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

徹子の部屋 夏樹陽子[字]

~愛犬の“子育て”に亡き母を想い~夏樹陽子さんが今日のゲストです。

◇ゲスト
間もなく70歳を迎える夏樹陽子さんがゲスト。
◇番組内容
元モデルということで普段から美容に関して時間を費やしてきたが、その時間を奪う存在が…それは愛犬が産んだ5匹の子犬たち。子育て経験はなかったが愛犬の出産や子育てを手伝ううちに、自分のことは後回しで育ててくれた亡き母に改めて感謝したという。昨年は駐車場で転倒し右手首を骨折するというアクシデントもあったが、「毎日楽しく暮らすことが独身を心配しながら亡くなった両親への供養」と思って日々過ごしていると語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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キーワード出現数ベスト20

  1. 本当
  2. キレイ
  3. 淡谷
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  5. 自分
  6. マカロン
  7. 元気
  8. ワンコ
  9. 時間
  10. 手術
  11. 全部
  12. 大変
  13. ダメ
  14. 気持
  15. 結構
  16. 今日
  17. 仕事
  18. 心配
  19. 美容
  20. 普段

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

(黒柳)ファッションモデルから

女優に転身して45年。

まもなく70歳におなりですが

スリーサイズは
当時のままだそうでございます。

夏樹陽子さん 今日のお客様です。

どうぞ お入りください。

仕事と美容が命でしたが

今年 生活が一変するような事が
起こったそうですよ。

なんでしょうか?
いらっしゃいませ どうも。

しばらくでした。
しばらくでした。

お変わりもなく?
はい 元気です。

本当 全然お変わりもないようでね
何よりです。

そうですね。

でも 生活が一変するような
事件が起こったって…。

そう…。 生活が もう
ガラッと変わりましたね。

ワンコが あの…
マカロンちゃんが。

あっ 犬が!
ワンコが… 私じゃなくて。

この左のマカロンが
産んだんですね。

本当に もう その世話が…。
あっ 大変?

結構大変なんですけども
それを楽しみにしてたので。

あら 可愛いわね。
コロッコロ。 ワッサワッサ…。

いっぱい いるわね。
同じ色に出ましたね。

そうなんです。 これが初めて 外へ
連れていった時なんですけども。

まだ地面には
下ろしちゃいけない時で。

何匹いるんです…?
5匹いる…。

5匹? すごい。

それぞれ もう
性格が違うので

個性が出て
なかなか面白くて。

あら…! 本当に可愛いわね。

そうなんです 目がクリクリして。

お菓子の名前ね カヌレ。

そうなんです。

全部 フランスの
お菓子の名前にしたんですね。

ポムだけは
リンゴなんですけれども。

あと カヌレもお菓子だし

マドレーヌ ミルフィーユ

エクレア… おいしそうな名前。
本当ね おいしそうな名前…。

でも この犬というものが

お宅で… お宅で
出産したんですって?

そうなんです。
ちょっと大変だけども

経験したかったんですね。

私自身が子育ての経験が
ないものですから

マカロンちゃんを通じて

ちょっと 子育ての大変さを
味わおうと思いまして。

今日は全部食べたとか
あっ 今日は残したなとか

いろいろ そういう 日々の事が…。

そう。 ちょっとVTRに
なんか 撮ってあるそうなので

見せていただきます。
はい。

あっ 可愛い! 小さい!
そうなんです。

あのブルーのおリボンの子が
一番最後に生まれた子で。

あっ そう。
ちょっと出遅れてますね。

そうなんです!
出遅れてるんです。

本当に…。
あら 可愛い。

でも ああいう風に
なんか 着けてないと

わからなくなりますよね。
わからなくなるので はい。

ミルクは
3時間おきとかっていうので

あなたが全部おあげになるの?

いえ マカロンが
ひたすらやってました。

お母さんが?
はい。

ずっと… 1カ月近く
おっぱいだけで。

私は せっせ せっせ マカロンに

ごはんをあげるっていうのが
仕事で

あとは 子どもたちの世話は
全部マカロンがやってました。

5匹?
5匹。 1カ月だけは。

すごい!
そのあと 離乳食になるところが

私の仕事が
だんだん増えるんですよね。 はい。

でも もう… あなた いつも
美容の事やなんかは

キレイにやってらっしゃるのに
もう それどころじゃない…。

もう 全部削って 犬の世話に?
時間が減りましたね。

自分自身の事をやってる時間が
減りまして。

まあ でも
なんか 喜びが大きいので

なんか
日々笑顔にさせてくれるので

なんか それも 精神的には
いいかもしれないですね。

犬のごはんとスムージー
っていうのが あるそうなので…。

あれ あなた…
これは なんですか?

右側がスムージーで
私のなんですね。

小さそうに見えるんですけど
底の深いマグカップに。

そうですね お豆みたいな。
そうです。

あれ はと麦とか
いろいろ入ってるんですけどね。

チアシードと。
で 左がマカロンのごはんで

いろいろ カボチャとか
ブロッコリー ニンジンとか…。

相当入ってますね いろんなもの。
はい いろんなもの入ってます。

結構こだわってるので 食べ物に。
あら すごい うん。

栄養が足りるように。
なるほど。

でも あれですね 愛犬の子犬に
全てを学んだって?

あの… マカロン
お母さんできるのかな? って

本当 心配だったんですけども

おっぱいも献身的にやるし。
で 漏れてる子がいると

鼻で こう押して ちゃんと
おっぱいの所へ誘導するし。

で あと ペロペロなめて
全員のケア

キレイにするように
こう なめてますし。

なんていうか…。
自分の食事は後回しなんですよ。

あっ そう!
すごいですよ。

「食べる?」って言ってもね
「今 いらない」っていう感じで。

すごい!
すごいんですね。

よくやるなと思って
本能とはいえね。

でも その時
ご自分のお母様の事を思い出して

ちょっと感謝するっていう。
本当そうですね。 こうやって…

ワンコと比べたら
あれなんですけども

でも 生き物っていう意味ではね
同じなんですけども。

こうやって
私たち きょうだい2人

育ててくれたんだなって
いろいろ感じますね それは。

感謝の気持ちになります。
どういうお母様でしたか?

うーん… あの…
小学校の先生してたので。

あっ そうなの!
それで子どもたちも

本当に可愛がってましたので
あの… うん

自分の事より 周りの人っていう
生き方でしたね。

事あるごとに
やっぱり 思い出すんですよね。

もう いらっしゃらない?
はい。

もう 残念ながら
亡くなりましたけれども… はい。

毎日 ワンコが食べてるところを
こう 眺めてるんですけども

こんな風にして 私たちの事も
見ててくれたんだろうなとか

やはり 思いますね。

愛車は 黄色い
フェラーリだそうでございます。

すみません… おてんばで。

あっ 本当だ! すごい!

はい。
これは 本当 最近ですけども。

まあ YouTube用に撮った
写真ですけれども。

これが もう
25年近くになるんですよね。

あっ そうなの!

洋服のセンスが
全然変わってなくて

進歩がないなって
思うんですけども…。

はい 大事に大事に こうやって…。

本当ね。 お洋服 これ 別の時に…。

あちこちメンテナンスしながら
乗ってます。

でも キレイな色ね 随分ね。
はい。

事故率が少ないそうです 黄色は。
あっ そうなの。

へえー!
目立つ色なので。

でも ユーチューブに
車の映像をお出しになったら

再生回数が
すごく増えたんですって?

そうなんですよ。
最初は美容の事とか

お化粧法とかって
載せてたんですけれども

まあ 「陽子さん
車 そんなに好きなんだったら

車も撮りましょうよ」って
スタッフが言ってくれて。

車で 箱根かなんかを走ったのを
撮ったんですね。

その時は もう
普段の私 そのまんまなんですよ。

「ああ 気持ちいいな!」

「お天気 今日もいいし うーん!
相変わらず いい音だな!」

「格好いい 格好いい!」
なんて言って

そのまんま載せたんですよ。

そしたら それが なんか いいと。
臨場感があって。

素直な感想が聞けて
よかったっていう事で

途端にバーン! って… いわゆる
「バズった」って言うんですか?

今の言葉で言うと。
すごい うん。

だけど あの…
女優のお仕事の時には

メイクをして 衣装をちゃんと着て
お芝居も いろいろ考えて

いろいろ考える事があって 初めて
ドラマとか出るわけですけども

なんにも考えないで
ただ 好きな車に乗って

「はあ 気持ちいい! 楽しい!」

「この音がたまらない!」とか
言ってて

そんなに何十万回も
見ていただけるなんて

不思議なような なんか…

これでいいのかしらって
ちょっと

そんな気持ちになりましたよね。
なるほどね。

でも
フェラーリにお乗りになるのは

健康チェックなんですって?
…もあります。

あれに乗ると
自分の今の運動神経度合いが

よくわかるんです。
あっ そう。

というのは 車高が低いので
乗り降りする時に

幅 広い所なら
ドアをバーンって開けて

思いっきり足を伸ばして
乗れるんですけど

狭い所だと
体がやわらかくないと…。

そう。 細くなって。
そう… こうやって。

開脚もできないと
できないですし

結構
健康チェックになってますね。

なるほどね。
はい。

ちょっと そのフェラーリの

乗り降りのVTRっていうのが
あるので

ちょっと 見せていただきます。

体の硬さ具合が なんか…。
おおー!

元気がいい。
はい。

「こうね 開脚ができないと
ここで…」

「よっこらしょなんて
言っちゃいけないですね」

「ここに 手 つけばね
簡単に出られるんですよ」

「みんな苦労するんですよ」

「ドアの開けるとこ
“どこ? どこ? どこ?”って

みんな探すんですけど

こう 手 入れると
ここに引き手があって」

「ここなんですよ。
みんな探すんですよ」

(スタッフ)「そうですね」
(夏樹)「“どこ? どこ?”」

「降りた時は ヒールで…
ピンヒールで降りる」

「運転する時は フラットな
ドライブシューズに替える」

「これがオシャレの極意」

すごい! フフフフ…!
こんな感じで もう

普段のまんま
おしゃべりしてるんですよね。

パソコンには疎いけども

恐れずにやってよかったって
感じがするんですって?

機械 弱いんですよ。
車も弱いんですけれども

パソコンもうまくできないし

iPadとかも
できなかったんですけれども

自分で進んで…。

これをやらないと 今の時代に
ついていけないと思いまして。

ちょっと
毎週日曜日 教えていただいて。

あっ すごい。
やれるようになって。

コロナになって お買い物も
あんまり行けなくなったので

インターネットで注文しますよね。
そうね。

で 毎日 何か届きます。 何かしら。

面白いものがあるでしょ?
いろいろありますね。

うちのワンコのグッズも
ありますし。

何か これをやると ちょっと
目が すっきり見えるとか

手のケアにいいとか
いろんなものを…。

ここのラインが
キレイに見えるとか

そういう化粧品も

ピッピッピッピッてして
注文して。

宝物を持ってきてくださったって
それは…。

これね 淡谷のり子さんが

私にくださった
ワンピースなんです。

まあ ボレロが
付いてるんですけれども。

たまたま 同じ事務所だった事が
3~4年間かな?

あったんですね。

その時に ご一緒に お食事したり
新幹線に ご一緒して

アイスクリームかなんか 一緒に
いただいたりとかした時に

いろんなお話 してて。

淡谷さん
いつも可愛いお洋服を着て…

ピンク系とか花柄とか。
そう 普段からね。

大きい花柄じゃない 可愛い
こういう花柄が多くて。

「あなたに似合うかもしれない」
って言って

これを 「どうぞ」って
くださったんです。

そうなの。
「うわー!」。

好きな色だし 優しいピンクで。
可愛いわね。

はい。
で すごく やっぱり

裏地に凝ってらっしゃるんですよ。
ええ。

これ 裾もね 見えないのに
こんな可愛いレースが…。

あら 本当だ。 薄いピンクの。
はい。

なんかの時に チラッと
こう見えるから 素敵なんです。

淡谷さん すごい。
…なってたり

あと お袖がね

チラッと
これが見えるんですけども。

本当だ。
少し見えるだけの所に

こういう風にして
凝って やってらして

うわー! こだわりがあるんだな
と思って…。

オシャレ。
大事にさせていただいて…。

どんなもの…? 生地は。
あっ… なんでしょうね?

やわらかい…
ジョーゼットまでは…

でも ジョーゼットかな?
でも ジョーゼットみたいね。

はい やわらかいです。
シルエットが すごくキレイ…。

まあ とにかく 全部
オーダーだったんですってね。

そうです。 全てオーダーで。

それで エステにも
あの方 行ってらしたんでしょ?

ねえ。
すごい…。

エステも行ってらっしゃって
お肌 いつもツルツルでした。

あと 手もキレイで。
そうね。

ぽっちゃりして あと
マニキュアも いつもキレイに。

そうでしたよね。
爪も いつもキレイにされて。

舞台にいらっしゃる時に 私が
ちょっと インタビューしたらね

「お金は全部 フランスの美容に
使ってしまったわよ」とかってね。

「マッサージも
フランスの全部やったから

もう なんにも残ってないわよ」
とかって…。

本当ですね。 いつも だから
本当に おキレイでした。

本当に そうでした。
やっぱり… 私 その時にね

やっぱり やった方がいいのかな
って思いました。

ちょっと
背筋が しゃんとなりましたね。

そうですよね。

だって 本当に 20の…
二十歳ぐらいの頃から

やってらっしゃるわけでしょ?
ずっと。

そうですよね。 そういう事を
してはいけないような時代にね…。

そうですよ。 戦争中だってね。
そうですよね。

でも まあ
そういう姿勢というか…。

あなた おやりになったんでしょ?
はい。

この2月に
『TARKIE THE STORY』っていって

水の江瀧子さんのミュージカルが
あったんですね。

それに 同じ時代を生きた
芯のしっかりした女性という事で

淡谷のり子さんが
出てらして。

ぜひ この淡谷さんを
この舞台に

出したいんだという事で。
そう 芝居でね。

で 「夏樹さん
その淡谷さんの役

やってくれない?」
って言われて

なんかのご縁かしら?
と思いまして。

一生懸命 研究して。

そういえば 淡谷さん
普段は こんな感じだったけど

こんなだなとか メイクは こう…

「目がね そんなに大きくないから」
っておっしゃって

こう アイラインをされて。

昔の写真を拝見して
それを見ながらメイクもして

あと 歌のポーズは こう
斜めに こうだわとかって

いろいろ研究をして。
あっ そう。

はい。 やらせていただきました。
面白かったですよね。

まもなく
70におなりになるんでしょ?

でね
ちょうど70の時の淡谷さんが

『徹子の部屋』に
来てくださってるんです。

そうだったんですか?
ちょっといいですか?

見ていただいて。
あらあら! はい ぜひ。

「私はね
あんまり 女性の年の事を

はっきり申し上げない方が
いいと思うけど

このぐらい素敵な
70歳の方だったらね

もう
申し上げちゃった方がいいと…」

「いや もっとだと思ってると
困りますからね」

「はっきりしておかないと この際」
「あっ もっとだと?」

「年の… 年代の美しさってものが
あるでしょ」

「それを失わないでいきたいと…。
若くなりたいと思ったって

絶対 これは
若くなれるもんじゃないでしょ」

「淡谷さんがね 私の母とね
親しくしてくだすってて

うち いらして ちょうどね
お仕事にいらっしゃるんでね

顔… お化粧してらっしゃるの
見てたのね」

「私 こうやって… まだ若い時で
こうやって見てたらさ

こう “目の所在
はっきりさせなけりゃ”とか…」

「その時にね 忘れられないの
“目の所在”っていうのが」

「そうでしょ? 目の場所をね
ちゃんとしとかないと

どこに目があるのか
わかんないでしょうが」

「でも そうやって
ご自分で投資して

これだけ若く… 70でも
それだけね みずみずしく

元気でいられるんだったら
やっぱり やった方がいい…」

「まず 歌を歌わなきゃ
なりませんでしょ」

「で ステージに出て
小汚いババアだったらね

もう いいですよね。
結構ですよね」

「だから やっぱり
夢を持っていただきたいし」

「で どのぐらい歌えるか
今ね 興味持ってる 自分で」

「どのぐらい歌えるもんかなと
思ってるんです」

いやあ すごい。
すごい。

うん すごい。 ずっと歌い続けて
いらっしゃいましたもんね。

そうですね。 ずっと
歌っていらっしゃいましたよね。

素敵なドレスで。
そうそう そうそうそう…。

その ミュージカルの中でもね

「このドレスが
私の戦闘服なんです」って言う

シーンがあるんですよ。
そう 戦争中もね

その格好してらしたんですもんね。
そうですよね。

「パーマネントはダメだ」とかね
周りの女性が言うんですよ。

「そのドレスは なんですか!
非国民!」とか言うんですよ。

でも 「私の戦闘服です」って
毅然として おっしゃって。

すごいなって。
そのせりふが言えたので…。

よかった?
はい。 よかったです。

本当ね。
淡谷さんにね

見ていただきたかったですけどね。
本当ですよね うん。

いやあ それは残念でしたけども。

どこかで
見てくださってるかなと…。

そうでしょう きっとね。

でも 去年 なんか
あなた 右手首を

骨折なすったんですって?
はい。

で 「どうして?」って言われると
ちょっと恥ずかしいんですけども

たまたま
友達と車でおしゃべりしてて

「あなた… 陽子さん 土用…
鰻の日よ」なんて言われて

あっ 鰻! と思って。
大好きなんです。

で 鰻! になっちゃったんです
頭が。

で まだ あと スーパーって
30分 時間あるから

じゃあ 帰りに寄ってと思ったら…
駐車場 止めました。

で 後ろから
お買い物の袋を取りました。

そしたら もう 暗いので
後ろの… タイヤ止め?

ああー!
あります 出っ張ってるのが。

あれで足 引っかけて
すっ飛んじゃったんですね。

で バターン! って倒れて
ここ打って

あっ 痛… と思って
あっ まあ 大丈夫だ 命はある。

元気だと思って
起きようとしたら

右手がない感覚だったんですよ。
うん!

えっ? と思って 見たら
ブランってなってたんですよ。

イヤだ…! うん!

こう折れて
横に思い切りずれてたんですね。

あら!
これ 完全に折れてるわと思って。

で 痛いのを通り越すと
しびれてるんですね。

だから そのまま もう
タクシーに乗って 救急ですよ。

もう 鰻は…。

鰻どころの騒ぎじゃ
なくなっちゃった。

これは その当日ですね。
で 実は もう

「手術しなきゃダメです」って…。
大変ですね。

4日後に手術の日が
決まったんですけど

その前日に
コンサートが控えてたんです。

でも 私 マイクは いつも
右で持つから持てないけど

左で持てばいいやと思って。
うん。

で これは なんとか
隠す方法はないかなって思って。

で ちょっと いろいろ工夫して

ショールがあったので
このスパンコールの…。

あっ 全然わかんない。
はい! これを… そうだ!

肩から留めて こうして
ここも留めちゃえば

わかんないわと思って。
で 左でマイクを持って。

足じゃなくてよかったと
思いました。

で このまま出て 普通に歌って

どなたも気が付かなかった。

よかったですよね。
はい。

そうですか。
でもね 気を付けないと。

次の日 手術したんですよね。
うん?

次の日に もう 手術だったので。
あら。

で ちょうど1年です。
ちょうど1年経ちます。

1年前?
はい。

ここにプレートが
入ってるんです まだ。

あっ まだ入ってるの?
まだ入ってるんです。 はい。

もう 取らないでおこうかなと
思ってるんですけどもね。

そのぐらいでも やっぱり
そういうもの入れないと

ダメなの?
ダメだったんですね その時はね。

じゃあ よっぽど…
相当ひどい折れ方だったのね。

なんか 橈骨骨折っていうもの
だったんですけどね。

橈骨?
はい。 橈骨っていう手首の…。

でも リハビリに やっぱり
時間かかりましたし

せっせ せっせ…。
ああ そういうのね

ちょっと やったりして。
はい。

でも 手術の1カ月後ですか?
ドラマの撮影があったんで。

はい。 そうなんです。

しかも それ 登山の…
山登りの映画?

山登りで。 鹿島槍ヶ岳っていって。

百名山の中の1つで。
あら イヤだ!

二千八百何…。
2889メートル うん。

すごい所へ登りました。

で 上で… ちょうど これ
頂上ですね。

雲海ですね 下は。
うん 本当 雲海。

間違いなく登りました。

で ストックをついて
登らなきゃいけないんですけども

やっぱり
結構負担がくるんですね。

そうでしょう。 これ うまく
右手は隠してらっしゃるの?

はい。 一応
サポーターしてましたけれども

手袋で ほとんど わかんないので。
ふーん。

どなたも気付かないと思います。
キレイね でもね。

これ 朝日ですね。
うん 朝日。

朝の3時ぐらいかな? 出発して
この頂上まで行って。

で こう… 朝日を拝んで

ここで撮影するわけですけど。

でも いい… 仕事と言いながらも。
はい。

なかなか こういう事でもないと
行けないので はい。

いい経験 させていただきました。
でも なんか 足 踏み外したら

大変なとこもあったんですって?
そうなんですよ。

で 1人でも
そういう けがでもしたり

事故があると もう
その撮影自体が中止になるし

皆さんに迷惑かけるので

本当に一歩一歩 もう
気を付けながら…

十分 気を付けながら。

で 山登りって 登ったら 絶対
下りなきゃいけないですよね。

で 皆さん 「ヘリコプターでも
乗ったの?」なんて

言われたんだけど 「いやいやいや

歩いて下りましたよ」
っていう事で…。

で 下りの方が なんか
気を付けないと

ズルッといっちゃうので

もう 一歩一歩
本当に一歩一歩 踏みしめながら。

いやあ 下りた時は感動でしたね。

でも あれですね。 お医者様の
オーケーは出たにしても

手も やっぱり心配だったでしょ?

ちょっとね やっぱり
下りて 痛かったですね。

だから 冷やして…
本当 冷やして。

で すぐに
この辺のマッサージしたりとか

結構 あの… ケアしました。

やっぱり 気を付けないとね。
いろんな事ありますものね。

いろんな事あります。
気を付けます。

女優生活45周年記念
特別ディナーショーっていうのが

あるそうで。
すごいですね 45周年。

もう…。 で 古希にもなりますし
まあ お友達と

地味にお誕生会でもしようかなと
思ったんですけど

あまりにも世の中が
いろんな事があって

自分が元気に こうやって
いつまでいられるんだろうって

そんな不安を抱くような日々に
なってしまったので

やれる時にやった方がいいな
って思いまして

思い切って やろう! って決めて。

で 「45周年記念ディナーショー」!

ちょっと もう 華やかに
やりましょうって決めまして

やる事になったんです はい。

大阪 名古屋でも予定してらした?
そうなんです はい。

もう 3カ所で思い切って
やりましょうと思いました。

前から歌は お歌いになる…?
そうなんですね。

まあ 学生の頃も
音楽部 入ってましたし

歌 歌ったりしてたので
もう ずっと その…。

最初 デビューが
東映株式会社だったんですね。

で 大体 東映さんは
ゴルフ場経営とか

いろんなホテルの経営とか
あったので

そこのオープニングっていうと
呼ばれて

歌え! っていう感じで
歌わされたんですね。

でも それが 結果的には
今につながってるので

やっておいてよかったなって。
よかったですよね。

でも お母様は独り身のあなたを
とても心配しながら

亡くなったんだけど
そういう事をやりながら

楽しむのが
供養と思ってらっしゃる?

母は もう 「お母さんの事は
なんにも心配しなくていいから

お父さんに会えるんだから」
という事でね。

「あなたは もう 日々 楽しんで
幸せに元気でやればいいから」

っていう風に
言ってくれてたので。

「ただ あんた 1人だからね」って。
誰もいなかったので お相手が。

「まあ 大丈夫でしょう」
みたいな事を

言ってましたけれども
ちょっと その辺が まあ…

どういう風に思ってるかな? と
思いますけども。

でも ニコニコと
私が幸せに暮らしている事が

まあ 母にとっては
一番の供養というか

幸せになるんじゃないかなと
思って。

そうですよね。
うん。 どこかで…。

そんな 犬の事でも どんな事でも
毎日が充実していればね。

そうなんです。 いつも笑顔でね
いられるっていう事が

幸せだと思います。
そうですよね。

ありがとうございます。
元気いただきました。

本当。 でもね そういう風に
してらっしゃるのが

一番 お母様の供養だ
っていう事でね 何より。

ありがとうございます。

『徹子の部屋』は

Source: https://dnptxt.com/feed

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