【東京オリ・パラ汚職】KADOKAWA角川歴彦会長逮捕  “賄賂”の認識か

東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、東京地検特捜部は、出版大手「KADOKAWA」の角川歴彦会長を贈賄の疑いで逮捕しました。「KADOKAWA」本社前から中継です。

「KADOKAWA」本社への家宅捜索と元専務らの逮捕からおよそ1週間、事件は、会長の逮捕へと発展しました。先週に続き、多くの報道陣が再び集まっています。

贈賄の疑いで逮捕されたのは、出版大手「KADOKAWA」の会長・角川歴彦容疑者です。特捜部は、組織委員会・元理事の高橋治之容疑者におよそ6900万円の賄賂を渡した疑いで、先週、「KADOKAWA」の元専務・芳原世幸容疑者ら2人を逮捕していましたが、14日、新たに会長の角川容疑者を逮捕しました。

角川容疑者は、芳原容疑者らが逮捕される前日の先週5日(月)、報道機関の取材に対し、次のように答えていました。

──賄賂を渡したという認識は?

角川歴彦容疑者「全くありません、全くありません。僕はそんな心が卑しく今まで50年も経営したことはないんですよ」

角川容疑者はこのように、賄賂の認識について強く否定していました。

ただ、特捜部は、芳原容疑者らだけでなく、会長である角川容疑者についても高橋容疑者への金銭の提供が賄賂に当たると認識していたとみて、調べを進めています。
(2022年9月14日放送「news every.」より)

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