![『無症状者の外出容認』検討に…「心配」「緩む」「マスクつけていれば」街の声は様々(2022年8月29日)](http://hiroshi39jp.php.xdomain.jp/wp-content/uploads/2020/08/yt-214324-108023-MegaZone-23-Senaka-Goshi-ni-Sentimental-640x360-1.jpg)
政府は新型コロナウイルスの“無症状者の外出を認めること”について検討しているということです。街の人たちはどう考えているのでしょうか。
8月28日、京都の「嵯峨野トロッコ列車」には、夏休み最後の週末を楽しもうと多くの家族連れなどが訪れていました。
(観光客)
「(列車に)窓がないのでちょっとワクワクしています」
「きょうは東京の方から。風景を見るのが楽しみです」
27日には大阪の夏の風物詩「なにわ淀川花火大会」が3年ぶりに開催されました。
(見物した子どもたち)
「(Qどこが良かった?)花火がきれいなところ」
「初めて見た。(Qどうだった?)すごかった」
28日の大阪の新型コロナの新規感染者数は前週から6000人あまり減ったとはいえ1万1606人。こうした中、医療機関や保健所の負担を軽減するために、新型コロナの感染者の詳細を把握する『全数把握』の見直しが検討されています。
24日、岸田文雄総理は把握の対象について「自治体の判断」とする方針を示しましたが、全数把握の見直しに好意的だった自治体からも「国が一律で判断すべき」など反対の声があがっていました。
(大阪府 吉村洋文知事 8月25日)
「今の段階でいうと、府民の皆さんのデメリットの方が大きいと思います。今のコロナの自宅療養や宿泊療養の支援策はそのまま継続になりますので」
(兵庫県 斎藤元彦知事 8月24日)
「日本全体としてコロナをどうするかというところの全数把握はキーポイントですので、できれば(国で)定めて決めていくほうがいいんじゃないかな」
そして27日、一転して「見直しは全国一律」と岸田総理が表明したのです。政府関係者によりますと、9月中旬にも報告対象を全国一律で重症者リスクのある患者などに限定する方向で調整しているということです。
(岸田文雄総理 8月27日)
「全数届け出の見直しについては、もとより全国一律で導入することを基本として考えております」
さらに今、新たに検討されているというのが『無症状患者の外出容認』です。無症状患者の外出を認めるのは「生活必需品を買いに出かける場合」などで、マスク着用などの感染防止対策を講じることが条件だということです。岸田総理は専門家などと議論したうえで、近く、新たな方針を表明するということですが、無症状者の外出を容認することについて、街の人はどう考えているのでしょうか。
(反対 80代)
「あまり良いことじゃないような気がする。(Q無症状の人が外出するのは反対?)無症状というのはどこまでが無症状で、そうでないかというのがわからない」
(賛成 30代)
「最低限のルールを守っていればいいのかなって思います。私が実際に(コロナに)なって子どもが無症状というか陰性でしたが、自宅にずっといた。元気なのに外に出してあげられなかった」
(どちらでもない 50代)
「これだけ感染者が増えてくると、そういうこともやむを得ないのかなと思いますが、個人的には心配が大きい。(Qどういう心配ですか?)今はまだかかっている人のほうが少ないというか、かかっていない自分としては怖い」
(賛成 10代)
「無症状であればマスクをつけているのであればいいのかなと感じます。(Q感染が広がるのではと不安に思う人もいるみたいですが?)僕はそれより買い物をして経済を回すことの方がいいかなと思います」
(反対 50代)
「許可してしまうと境目がなくなって緩んでしまって、もういいということで出られる方が増えるんじゃないかなと思います。感染者が増えているところですし、あまり政府として『許可』というのはされないほうがいいんじゃないかなと思います」
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