23日に東京都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は2万1770人でした。
23日時点の重症者用の病床使用率は、前の日から0.8ポイント下がって34.0％、全体の病床使用率は0.7ポイント下がって59.0％です。
都の担当者は「お盆休みが明け、日常生活が戻り始める今週の感染動向を注視する」としています。
小池都知事は今後、重症者を出さないために医療提供体制をさらに強化すると話し、都民には「ワクチン・換気・マスク」をキーワードに感染防止対策のより一層の徹底を呼び掛けています。
一方で感染の急拡大で医療提供体制が逼迫（ひっぱく）し、検査が受けづらい状況が続いています。
東京・北区は独自に22日から区の歯科医師会が医師会館の駐車場に高齢者向けの無料PCR検査場を設置しています。
歯科医師が常駐し、検査をサポートするという区では初の取り組みです。
担当者は「診療を受けられないまま重症化することを防止し、迅速に必要な医療につなげたい」としています。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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