アメリカ南部テキサス州の知事は11日、新型コロナウイルスのワクチン接種の義務化を禁ずる命令を出しました。
IT大手フェイスブックなどは既に、従業員への接種を義務づけていて、今後、対応を迫られそうです。
テキサス州のアボット知事は11日、新型コロナウイルスのワクチン接種について、「接種は強く推奨するが強制されるものではない」として、州内の全ての民間企業や個人に対し、義務化を禁ずる行政命令を出しました。
バイデン大統領は先月、従業員100人以上の企業に接種を義務づけるよう求めていますが、命令書では「政権は多くの民間企業をいじめ、従業員を混乱させている」と批判しています。
テキサス州に支社のあるフェイスブックやグーグルは、オフィスの再開にあたり従業員への接種を求めていて、連邦政府と州政府の方針が異なる中、対応を迫られそうです。
(2021年10月13日放送)
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