塩野義製薬のコロナ経口薬の承認見送り「継続審議」に 厚労省専門部会|TBS NEWS DIG

塩野義製薬が開発している新型コロナの飲み薬について、厚生労働省の専門部会は現時点で承認することを見送り、継続審議とすることを決めました。

塩野義製薬が開発した新型コロナの飲み薬「ゾコーバ」は、ウイルスを減少させ、重症化を防ぐ効果などが期待されています。

この薬について厚労省は20日、専門部会を開き、承認するかどうか審議をしましたが、出席した委員から「有効性を示すデータが不十分」などの意見が上がり、現時点では承認を見送り、継続審議とすることを決めました。

部会では今後、現在、塩野義製薬が行っている臨床研究の最終段階の結果などを待ったうえで、改めて審議をする方針です。

一方で、専門部会はアメリカのバイオテクノロジー企業「ノババックス」社が開発した新型コロナワクチンについて、1回目と2回目の接種をできる年齢を現在の18歳以上から12歳以上に引き下げることを決めました。

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