「悪魔の詩」著者 男に刺される 預言者ムハンマドを題材 アメリカ・NY州

イスラム教の預言者ムハンマドを題材にした小説「悪魔の詩」の著者が、アメリカ・ニューヨーク州で男に刺された。

ニューヨーク州西部で12日、イギリス人作家、サルマン・ラシュディ氏(75)が講演する直前、刃物を持った男に首と腹を刺された。

警察は、その場で24歳のヘイディ・マタール容疑者を取り押さえ、ラシュディ氏は病院に搬送された。

アメリカメディアによると、ラシュディ氏は、肝臓に損傷を受けているほか、片目を失明するおそれがあるという。

ラシュディ氏は、預言者ムハンマドを題材にした1988年の小説「悪魔の詩」の著者で、当時のイランの最高指導者ホメイニ師が、内容について「冒涜(ぼうとく)的だ」として死刑宣告を出していた。

FNNプライムオンライン
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