きのうから記録的な大雨となっている東北北部。青森県や秋田県で浸水などの大規模な被害が出ています。雨は、このあとも続く見通しで、気象庁は引き続き土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけています。
激しく音を立て、流れる濁流。きのう記録的な大雨が降った青森県。
鰺ヶ沢町ではきのう、24時間の降水量が観測史上最大の198.5ミリを観測しました。平年の1か月を超える雨が1日で降ったことになります。一夜明け…
記者
「鰺ヶ沢町の中心部です。水はひきましたが、泥で道や敷地は茶色いままです」
鰺ヶ沢町では少なくとも445世帯で浸水の被害が出ているということです。
記者
「深浦町北金ヶ沢を通る五能線には大量の水が流れ出し、泥や石が線路上に残っています」
鰺ヶ沢町のとなりに位置する深浦町。きょう正午には降り始めからの雨量が351ミリに達しました。
被害にあった住民 小野イクさん(83)
「水はここまでくらい(入ってきた)。これからどうするかなって不安です、ひとりだもんで」
弘前市のリンゴ園もごらんのようにすっぽりと水に覆われました。
リンゴ農家
「今回で全滅なので、どうにもならない。これからどうしていけばいいのか」
北日本にはきょうもひきつづき前線が停滞していて、秋田県では猛烈な雨が断続的に降り続きました。
午後には、三種町を流れる三種川で氾濫が発生し、町は午後3時、町内の5つの地区に5段階の警戒レベルのうち、危険度が最も高い「レベル5」の「緊急安全確保」を発表しました。
このあとも北日本では雨が続く見通しで、あす午後6時までの24時間に予想される雨量は、多いところで▽東北地方で120ミリ、▽北海道地方で100ミリ、などとなっています。気象庁は引き続き土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけています。
一方、東日本から西日本にかけてはきょうも各地で猛暑となりました。
東京都心は正午ごろに最高気温35.3度を観測し、過去最多となる今年15日目の猛暑日に。栃木・佐野では38.4度、群馬・伊勢崎では38.3度と危険な暑さになりました。
この暑さはあさってごろまで続く見込みで、気象庁は熱中症への注意をよびかけています。
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