出典:EPGの番組情報
THE CONTE【真夏のコントの祭典!東京03&かまいたちMC!15組】[字][多]
[真夏のコントの祭典!東京03&かまいたちMC!サンド・チョコプラ・空気階段・シソンヌ・バイきんぐ・アンガ…一流コント師15組!満島ひかりの声で開幕]
番組内容
日本を代表するコント師たちが集結し、「いま最もテレビでやりたいネタ」を披露!
MCの東京03&かまいたちとコント師たちのディープなコント談義企画でコント誕生秘話が明かされる!
副音声では、本人たちが自分のコントを見ながら解説をするという新たな試みも導入!
また、そんなレジェンドコント師たちと同じステージに、今勢いにのる若手芸人(結成8年目以内)が1組出場!
番組内容2
満島ひかりの声で真夏のコントの祭典が開幕する!
出演者
【MC】
東京03(飯塚悟志、豊本明長、角田晃広)
かまいたち(山内健司、濱家隆一)【出演】
アンガールズ、かもめんたる、空気階段、サンドウィッチマン、ザ・マミィ、しずる、シソンヌ、ゾフィー、チョコレートプラネット、バイきんぐ、ライス、ロッチ(五十音順)
『THE CONTEへの道』優勝芸人1組【ナレーション】
満島ひかり
スタッフ
【チーフプロデューサー】
石川綾一
【総合演出】
日置祐貴
【演出】
角山僚祐
【制作】
フジテレビ バラエティ制作センター
ご案内
【公式HP】https://www.fujitv.co.jp/b_hp/theconte/
【公式Twitter】
https://twitter.com/THECONTE_CX
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/theconte_cx/ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
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- 濱家
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- オーラ
- 仕事
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- 中岡
- コント
- ホント
- 水川
- 無礼講
- 岩崎
- 小峠
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
[コントの祭典の幕開けは
好感度ナンバーワン芸人らしからぬ
常軌を逸した男の話から]
いや~ 気持ちいいな。
キャンプ 最高だな。
いや~ 来て よかった。
あ~ 気持ちいい。
ハァ。
(伊達)変なやつ来た。
えっ 何? これ。
(富澤)いや~ 気持ちいいな!
(伊達)気持ち 悪いよ。
何だ? こいつ。
(富澤)キャンプ 最高だな。
よし ここにしよう。
(伊達)あっ 急にテント張った。
マラソンの折り返し地点
みたいなってる。
えっ 何? これ。
キャンプして… すいません。
(富澤)はい。
(伊達)何されてるのかなと思って。
(富澤)1人キャンプです はい。
そっちは 1人暮らし?
1人暮らしじゃないです。
1人キャンプ。
(富澤)そうなんですか。
(伊達)こっちが正解だと思います。
どうも。
(伊達)おじさん 出てきた。
何泊5日なんですか?
(伊達)何で 5日 決まってんの?
いや 1泊2日です。
だいたい 1泊2日ですね。
へぇ。
(体をたたく音)
(伊達)♬「エンヤー コラヤ
ドッコイシャンシャン コラヤ」
すいません すいません。
(富澤)はい。
何してるんすか?
(富澤)蚊 多くないっすか?
(伊達)蚊 いたんすか?
(富澤)はい。 いっぱい いますよね。
『全員集合!!』みたいになってる…。
(富澤)なってました? ホントっすか?
(体をたたく音)
(伊達)まだ いるの? 蚊。
♬「エンヤ…」
なってるな やっぱり。
もう こうなってるから。
(富澤)なってました?
こうなってる。
『全員集合!!』だから この動き。
何? よく来るんすか?
(富澤)こう見えて
1人キャンプ 初めてなんです。
(伊達)まあ どうも見えないけど。
いいですよね。
大自然の中 誰の気も使わず
1人で キャンプ。
常軌を逸してますよね!
(伊達)そんなことねえだろ。
そう思いながら
キャンプするやつの方が
常軌 逸してるだろ。
こう 何ていうのかな。
都会の喧噪を忘れてさ
めんどくさい人間関係から
解放されてね
うまい空気を こうやって吸って
大自然の中で リフレッシュ。
それが キャンプの醍醐味だよ。
ヘヘヘ…。
ちょっと何言ってるか分からない。
(伊達)何が分かんないの?
分かるでしょ? だいたい。
(富澤)でも 都会にいると
いろんな音が
聞こえてくるじゃないですか。
人の声とか 車の音とか
そういうのが嫌んなっちゃって。
だから それ言ったんだ 俺 今。
(富澤)言いました?
そう。 都会の喧噪忘れて
っつったでしょ それよ。
あっ 何ですか? この声。
(伊達)これは 鳥じゃない?
(富澤)あっ 鳥!
鳥 いっぱい いますもんね。
(伊達)野鳥 いっぱい いるから。
何ですか? この叫び声。
(伊達)叫び声? これ 鹿だね。
鹿? 鹿って鳴くんですか?
(伊達)鹿 鳴くよ。
さっきも でっかい鹿いた。
何ですか? この変な声!
(伊達)もう帰れ お前は。
帰った方がいいかも。
キャンプとか合わないと思うよ。
ヤッホ~!
(伊達)何? うるさいな。 何?
きよ彦 返ってくるな…。
(伊達)山彦だよ。
きよ彦は 着物デザイナーの
おじさんだった。
(富澤)そうでした?
(伊達)そうそう…。
山彦 返ってくるやつね。
適当にやったら? その辺で。
いいですか?
(伊達)うん。 俺 今 肉焼いてる。
荷物 取ってきます。
うまそうだな。 焼けてきたな。
いいね。 あ~ いい焼け方してる。
(富澤)よいしょ よいしょ…。
(伊達)それ 荷物?
(富澤)はい。
へぇ。 それ あれじゃないの?
だいたい 蚊取り線香。
(伊達)蚊取り線香だよね。
すげえ量じゃん 蚊取り線香。
(富澤)虫が苦手なんすよね。
合わないと思うけどね そんなやつ
キャンプね。
これ 一気に たくの?
(富澤)できれば 一気にいきたい。
(伊達)最悪だよ。
人間が どうにかなるよ
こんな量 たいたら。
お肉とか 野菜とか 食事は?
食事は 今日 イノシシでも捕まえて
食べようかな。
(伊達)無理よ そんなの。
そんなん 無理だって。
急に ジビエ食べようとか。
いや キャンプって
食材は 現地調達じゃない?
そんなことない。
それ サバイバルだよ。
(富澤)えっ…。
これしか持ってきてない。
これしか持ってきてないの?
(富澤)はい。
すげえな。
あれだったら 食べる?
いいんですか?
(伊達)いっぱい作ってるから料理。
まあ でも イノシシの口なんだよな。
(伊達)何だ? イノシシの口って。
イノシシ食べたことあんの?
(富澤)ないっす。
じゃあ その口ならねえだろ。
いや すごいっすね 料理。
(伊達)趣味みたいなとこあるから。
(富澤)これ 何すか?
(伊達)これ キノコのアヒージョ。
帰国子女みたいな?
(伊達)帰国子女じゃない。
キノコのアヒージョ。
(富澤)アヒージョ?
そうそう…。
(富澤)これは 何すか?
(伊達)これ サーモンのカルパッチョだね。
(富澤)大洋のパチョレックみたいな。
懐かしいな。
大洋ホエールズから阪神タイガースいったね。
助っ人外国人ね。
同世代か お前。
分かんないっすけど。
(伊達)パチョレックじゃない
これ カルパッチョだから。
(富澤)カルパッチョ。 あとは 何すか?
これ ローストビーフでしょ。
これが チーズフォンデュ。
イノシシの口なんだよな!
(伊達)うるせえな それ。
捕まえてこい だったら イノシシ。
無理だ そんなの お前。
あれだな 箸ねえか?
(富澤)そうっすね。
取ってくるか。
よいしょ。
えっと… あったかな。
えっとね どこいったかな。
うわ! 気持ち悪い。 何だ? お前。
(富澤)はい?
(伊達)出ろ 出ろ 出ろ… お前!
ちょ 出ろ 出ろ。
出ろ 出ろ。
何?
入ったから。
(伊達)「入ったから」?
いやいや あなたが使う
割り箸を取りにいって。
ありがとうございます。
(伊達)うん。 びっくりしたよ。
すいません。
取ってくるわ。
(富澤)はい。
(伊達)よいしょ。
えっと 確か この辺にあったかな。
(富澤)これじゃないすか?
(伊達)これかな?
うわ 気持ち悪い! 何? お前。
ちょ 出ろ 出ろ 出ろ… お前!
ちょ 出ろ 出ろ 出ろって。
気持ち悪い。
何で 入ってくるの?
(富澤)何だろうって思って。
(伊達)何だろうって思ったの?
あなたが使う箸と あと お皿を
取りにいってるの。
あ~! ありがとうございます。
(伊達)いれば いいから ここに。
いれば いいんすか?
(伊達)うん。 ここに いれ。 なっ。
いや 来てんじゃん。
いや 来てるって…。
いれば いいの!
(富澤)どうすれば いい?
いれ! ここに。 いれ! なっ。
お前みたいなやつ いれ ここに。
入ってくんなよ お前。
分かりました。
(伊達)気持ち悪い。 よいしょ。
(尿を出す音)
(伊達)何だ? 何だ? 何?
(尿を出す音)
(尿を出す音)
超うまそうっすね。
(伊達)マジか! おい。
マジでか?
それ 料理の脇で ションベンする?
だって 大自然の中 ションベンするのが
キャンプの醍醐味って言ったじゃない。
(伊達)
言ったことねえわ そんなもん。
誰が ションベンっていう
ワード 出してんだよ。
きったねえ! 何? それ。
わっ ションベン流れてきた!
きったね! きったね! ションベン…
何で お前 入るんだよ!
ちょっと 出ろ 出ろ 出ろ お前!
何で 入ってくんだよ。
ふざけんなよ。
(雷鳴・雨音)
雨 降ってきた ゲリラ豪雨だ。
すげえ 降ってきた。
おい! 何で 入ってんだよ おい!
入るなよ。
(尿を出す音)
(伊達)お前 何で ションベンしてんだ!
出ろ 出ろ 出ろ!
何で ションベンして。
きったね。
何で ションベンするの? テントで。
便所かなと思って。
(伊達)お前のテントの方が
よっぽど便所っぽいだろ これ。
最悪だ。
雨降るし 変なやつ 来るしよ。
じゃ そろそろ 僕 行きます。
(伊達)どこ行くの?
夜は 近くのホテル予約してる。
(伊達)二度と来るな お前。
[去年のコント王者
空気階段は こう言った]
[そこで 立ち上げました!]
[フジテレビ 夏のお笑い特番
『THE CONTE』]
[空気階段は もちろん
シソンヌ
バイきんぐといった
コント王者から
チョコレートプラネットや
アンガールズなど
日本を代表するコント師が
今 最もテレビでやりたいネタを
披露します]
[そんな コント師のコント師による
コント師のための番組のMCは…]
[コントを
こよなく愛する芸人が
珠玉のネタをお届けする
『THE CONTE』
ぜひ 最後まで
お楽しみください]
(飯塚)さあ 始まりました。
暑い夏を彩る 熱いコントの祭典
『THE CONTE』
MC 東京03です。
(3人)お願いします。
(濱家)
同じく MCのかまいたちです。
よろしくお願いします。
(山内)お願いします。
すごいっすね。
『THE MANZAI』があるから
『THE CONTE』が始まったのかと
思いきや…。
番組 決まったという。
すごいとこまで いってます。
われわれにとっては
うれしいよね。
うれしいですよ。
(濱家)これは でも ホント…。
みたいなとこありますよ。
コントのね。
重い 重い 重い!
よろしくお願いします。
(飯塚)無理 無理 無理…!
コントは 昔からあるから。
違う 違う。 そんなことない。
(角田)違うわ!
全然 いた! いっぱい いた!
今まで いっぱい いた。
(濱家)今日は 副音声で
本人たちのコント解説が
聞けますので
そちらも お楽しみに
ということでございます。
なかなか ない…。
われわれのような
お笑いファンからしてみたら最高。
(濱家)お笑い芸人さんですから。
それでは 参りましょう!
せ~の!
(一同)
『THE CONTE』 スタートです!
[サスペンスと笑いが同居する
独特の世界観に
没入してください]
[昨年のコント王者]
それでは オオヤマ先生 ノムラさん
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
精神科医のオオヤマです。
ノムラさん
本日は よろしくお願いします。
なぜ 私が 警察署なんて
呼ばれたんでしょうか?
30年前に起きた
現金輸送車10億円強奪事件
ご存じですよね?
(鈴木)もちろんです。
昭和の未解決事件ですよね。
あれ 私の家の近くで起きた
事件なんです。
警察の最新の捜査によって
当時 事件現場近くの公園で
1人 遊んでいた
4歳だった ノムラさんが
あの事件の犯人を目撃して
いたんではないかという
結果が出ました。
私がですか?
いや… 何も覚えてませんよ。
だから 私がいるんです。
これから ノムラさんには
催眠によって
事件が起きた 30年前
4歳だったころのノムラさんに
戻ってもらいます。
分かりました。
私にできることは 何でもします。
ありがとうございます。
それでは 肩の力を抜いて
目を閉じてください。
(水川)これから 私が
数字を若くしていくと
それに伴って ノムラさんの年齢も
若返っていきます。
33 32 31 30 29。
ノムラさん 今 何してますか?
私は 今 オフィスで
仕事に追われています。
そうですか。
学生時代に戻していきます。
19 18 17 16。
ノムラ君 今 何してますか?
僕は 今 ちくわを湯船に浮かべて
自由研究をしています。
そうですか。
幼少期に戻していきます。
10 9 8 7 6。
マサオ君 今 何してるかな?
僕は お母さまと
勉強をしています!
そっか。 偉いね。
5…。
(鈴木)ヘリコプター! ヘリコプターだ!
ヘリコプター! ヘリコプター!
ぶ~ん ぶ~ん。
5歳です! マサオです。
ヘリコプター! ぶ~ん ぶ~ん。
5歳です! ぶ~ん ぶ~ん。
(水川)まだ 5歳だから…。
だっこして。
(水川)4 4…!
だっこして! だっこ…。
(手をたたく音)
何か分かりましたか?
(水川)いやいや…。
すごい… 4にいく前に
5が ばっときちゃって。
4に たどりつかなかったので
もう一度 やってみましょう。
肩の力を抜いて
目を閉じてください。
33 32 31 30 29。
ノムラさん 今 何してますか?
オフィスで仕事に追われています。
(水川)そうですか。
19 18 17 16。
マサオ君 今 何してますか?
ちくわを湯船に浮かべて
自由研究をしています。
10 9 8 7 6。
マサオ君 今 何してるかな?
お母さまと勉強をしています!
5…。
(鈴木)ヘリコプター! 5歳です!
ヘリコプター! ヘリコプター!
5歳です マサオです。
ヘリコプター!
(水川)5… 4にするから。
5にするから… 何してるの?
(鈴木)チ○チ○ 見せる。
(水川)チ○チ○ 見せないで。
チ○チ○ 見せない。
チ○チ○ 見せる。
(水川)チ○チ○ 見せないで!
チ○チ○ 見せる。
(水川)マサオ君が
今から出そうとしてる チ○チ○と
出てくる チ○チ○は違うんだよ!
(鈴木)チ○チ○ 見せる。
(手をたたく音)
これは いったい 何の研究ですか。
(水川)5が… 5が すごいです。
もう一度 やってみましょう。
目を閉じて 肩の力を…。
33 32 31 30 29。
ノムラさん 今 何してますか?
オフィスで仕事に追われています。
19 18 17 16。
マサオ君 今 何してますか?
ちくわを湯船に浮かべて
自由研究をしています。
そんなことすんな。
10 9 8 7 6 5 4。
マサオ君 今 何歳?
4歳です! マサオです。
今 ここ どこ?
(鈴木)公園です。
何が見える?
(鈴木)チ○チ○ 見せる。
(水川)チ○チ○ 見せない。
何が見える? 誰かいる?
何かある? 誰かいる?
(鈴木)えっ。
酒屋の おっちゃん!
そんなに かばん持って
どこ行くんだよ!
お~い おっちゃん! お~い!
今すぐ 当時 近くにあった酒屋を
調べてください。
ノムラさん やりました。
ノムラさん…。
(手をたたく音)
(鈴木)だあ~ ぐっ…。
(水川)
ノムラさん 大丈夫ですか?
四十肩なもんで。
肩が ちょっと…。
いい病院 紹介します。
[ここからは コント師たちによる
ちょっとディープなトークを どうぞ]
(飯塚)コントについて ちょっとだけ
トークをさせていただきたいと…。
どっから作ったの? このネタ。
(鈴木)僕の子供が
ちょうど4歳なるんですけど 今年。
(飯塚)あんな感じ?
(鈴木)あんな感じで。
(鈴木)そうです。
すぐ チ○チ○ 見せたりとか…。
子供はね。
(鈴木)それを まねしてて
そこから ちょっと
やってみようということになって。
あれ トランクスの下って
何か はいてる? ちゃんと。
あれは はいてないっす。
(濱家)はきや。
あれ マジで 俺
最前列のお客さんには パカパカして
ホンマ 見えてんちゃうかなと
思った。 大丈夫? あれ。
(水川)最近 すごい そこが
ゆるゆるになってきて
ここ 1カ月ぐらいで 2回…。
いや 違います 違います。
今のは 誤解あります。
暗転中で
まったく何も見えないときに
ちょっと出ちゃったってことは
あるんですけど。
目には映ってないやつです。
(飯塚)あれ 最初に緊張感
だいぶ つくるじゃない。
(水川)そうです だいぶ長いです。
(飯塚)あれ 怖くない?
(水川)めっちゃ 怖いです。
(角田)最初の…。
(角田)
もう終わりですけどっていう。
ねえ。
ありがとうございます。
もしかしたら
何かあったときのために…。
[狂気と魂の叫びが交錯する
カオスな世界へ ようこそ]
[2012年 コント王者]
皆さんのおかげで この部署は
見事 A評価をいただきました。
業績も アップして
これも ひとえに
皆さんの努力のおかげだと
思ってます。 ホントありがとう。
じゃあ 乾杯!
(西村)乾杯!
西村 お疲れな。
(西村)部長 お疲れさまです。
お前も ずいぶん
頑張ってくれたみたいだな。
ありがとうございます。
(小峠)聞いてるぞ。
残業も 自ら進んで やったとか。
それは 当たり前のことを
やっただけです。
その調子で 頑張ってくれよ。
(西村)頑張ります!
足崩せよ。
じゃあ 失礼します。
よし 分かった。 今日は もう
仕事の話はなしだな。
今日は もう 無礼講だ。
(西村)無礼講ですか?
(小峠)そうだよ 俺たちだって
みんなと楽しく飲みたいんだから。
今日は 上司も部下も関係ねえぞ。
今日は もう 無礼講。
ホントですか?
ありがとうございます。
じゃあ 失礼します。
はあ~!! は~!
はっ はっ はっ…!
何やってんだよ!
いやいや 無礼講だって。
(小峠)何で無礼講っていったら
首絞めるんだよ!
すいません。
(小峠)危ねえな お前。
危ねえよ。
(西村)すいませんでした。
そういうのじゃねえからな みんな。
違うぞ 全然。
いいか 無礼講っつうのは
上司 部下の垣根をとっぱらって
みんなで楽しく飲みましょう。
それが 無礼講だよ。
俺 ただ みんなと
楽しく飲みたいだけなんだよ。
だから 今日は 無礼講で。
はあ~!! は~!
(もみ合う声)
腐れ外道が! こら! 外道がよ!
すいません。
ちょっと早かったですか?
もうちょっと時間たってから。
(小峠)ねえよ そんな時間は。
無礼講の途中に
首絞めタイムなんかねえんだよ。
すいません。
お前… 適当 飲め お前 もう。
お前 無礼講じゃなかったら
全然 面白くねえな。
すいません。 僕 こういう
飲みの席 慣れてないものでして。
どれぐらいの距離感で
しゃべっていいか分かんないです。
簡単だよ。
首絞めなきゃ いいんだよ。
お前 いつも 友達と
飲んでるとき 首絞めてんのか?
はい。
(小峠)命削って飲んでんな。
いいか。 俺はな なかなか
こういう機会がないから
お前と楽しく飲みたいんだよ。
お前のこと知りたいし
俺のことも知ってほしいよ。
(西村)もちろんです。
お前 でも 無礼講っつったら
首絞めるだろう。
絞めないです。
(小峠)絞めたじゃねえか。
絞めません。
絶対に 首絞めません。
「絶対に 首絞めません」なんか
当たり前のことだからな!
まだ この国にない説教だぞ これ。
(西村)すいません。
(小峠)大丈夫だな?
大丈夫です。
(小峠)じゃあ 無礼講で。
はあ~!!
(もみ合う声)
毒虫が! こら!
虫けらがよ!
お前 だいぶ 酔ってんな。
これ 何飲んでんだよ。
オレンジジュースです。
(小峠)しらふか おい!
しらふで上司の首いったか。
すいません。
ホットコーヒーください。
ドリンクバー行け! おい。
そのラインアップ
ドリンクバー行ってこい。
行け! あっちの席で飲め。
ええっ!?
(小峠)当たり前だよ。
一番向こうのテーブルの角に
ささりながら 飲め
お前みたいなもんは。
行け! おら。
すいませんでした。
(小峠)ったくよ。
まさか この部署にな
パーフェクトサイコパスがいたとはな。
でもさ 俺は みんなと楽しく
飲みたいだけなんだ。
だから もう この席
この席だけは 無礼講で。
≪(西村)うわ~!!
地獄耳が こら!
(もみ合う声)
目たばこ! 目たばこ まずい!
わ~!
あ~!
帰るぞ。 お会計だ。
(西村)部長!
もう一軒 行きましょうよ!
(小峠)行くかよ。
はちゃめちゃでしたね。
(飯塚)はちゃめちゃだよ。
表情だけで もう。
(山内)何で あんな悲しそうな顔。
(濱家)無礼講って
言ったじゃないですかの顔が もう。
[2016年 コント王者の名に
ふさわしい
五感を揺さぶるステージで
衝撃を走らせます]
(雨音)
それにしても
立派なソファですね。
(田所)ああ そのソファも
イタリアから取り寄せているからね。
お屋敷も大きいし
外に とめてあるベンツも
大変 立派だ。
君は 新聞記者だ。
そんな話をしにきたんじゃ
ないんだろう。
ええ。
10年前に この屋敷で起きた
メイドの失踪事件について
調べています。
(田所)
もう 10年か。 いいだろう。
全て話してやろう。
(関町)お願いします。
まず 君は 今
メイドは失踪だと言ったが
あれは 殺人だ。
(雷鳴)
そんなバカな。 あれは警察も
失踪だと発表しています。
何かの間違いでは?
(田所)間違いじゃない。
なぜなら 私は 真犯人を
知っているからだ。
(雷鳴)
そんな なぜ あなたが
真犯人を知ってるんですか?
簡単な話だ。
私が その殺害現場を
目撃してしまったからだ。
(雷鳴)
そんな 誰なんですか?
真犯人は いったい誰なんですか!?
(田所)うん うん…。
ちょっと ごめんね。 うん ごめん。
さっきから 君が私の話を聞いて
リアクションをとってくれて
驚いてくれるのは
すごく うれしいし
話しがいがある
っていうものなんだけどさ
君が衝撃を受けるたびに
落ちている雷が
全て 外に とめてある
私のベンツに落ちているんだよ。
最初の1発は 偶然かなと思ってね
何も言わなかったんだけど
2発 3発になると
もう 我慢ができなくてね。
(関町)すいません。
申し訳ないんだけど
また 晴れてる日に話をしようか。
いや でも…。
(田所)「いや でも…」って。
君みたいな凡人には
分かんないかもしんないけどね
あれ 4, 000万するんだよ。
(雷鳴)
おい!
(関町)4, 000万もするんだと思って。
駄目だって言ったじゃないか!
衝撃受けないでよ ちょっと。
すいません。 ホントに すいません!
(雷鳴)
(田所)
何だ 何だ 何だ? それは。 何?
見てください。
こんなところに ほくろが。
知らないよ そんなもんさ。
(関町)なかったんです 前は。
君さ 衝撃の沸点が低くないか?
(関町)すいません。
頼むよ ちょっと 落ち着いて。
(関町)分かりました。
一回 冷静になろう。
落ち着けば 大丈夫だから。
気を静めて。
(関町)すいません。
(雷鳴)
(田所)どういうことなんだ? 何?
あらためて このソファ イタリアから
取り寄せてるんだと思ったら…。
何で 今 くるんだよ それが!
さっき 驚いてよ それ。
(関町)さっきは
何とも思わなかったんですけど。
何でだよ もう。
弟から電話です。
もう 嫌な予感しかしないよ これ。
切りましょう。
切ります 切ります。
悪いね。
(関町)大丈夫です。
切りました。
(田所)何? 弟がいんの?
はい。 七つ子なんです。
七つ子!?
(雷鳴)
(雷鳴)
これ 私でも なるんだね。
(関町)びっくりした。
これ 私でも なるんだってことで
2発目が落ちた。
そういうことだった…!
(田所)だから 2発よ。
うわ びっくりした。
そういうことか。
すごいね。 この部屋で驚くと
雷が落ちるシステムなんだ これ。
なるほどね。
(田所)なるほど じゃあ
なおさら ちょっと
別な日にしてもらってもいいかな。
(関町)ちょっと待ってください。
ここまで来たんです。
真犯人の名前だけでも
教えてください。
真犯人は いったい誰なんですか?
教えてください!
分かった。 教えてやろう。
真犯人は…。
君の父親だ。
へぇ。
(田所)それ そんななんだ!
(雷鳴)
(田所)あああ…。
いや でも ホントに ライスは…。
(濱家)そうですよね。
(飯塚)出す設定 出す設定。
(濱家)あと 僕 個人的に
ずっと思ってることなんすけど
ライスの…。
めっちゃ似てないっすか?
10年前に この屋敷で起きた
メイドの失踪事件について
調べています。
工藤 新一っぽいなって
思ってました。
そう。
[あなたも きっと
会ったことがある
意識が高すぎる男の
強烈な個性が爆発]
(ドアベルの音)
(岩崎)ち~っす。
いらっしゃいませ。
お好きな席 どうぞ。
俺 いつも ここの席だから。
誰? っていうか 誰?
あの… すいません。
新しいバイトの者なんですけれども。
あれ マスターは?
(槙尾)今 たばこを買いにいってて。
(岩崎)そうなんだ。
じゃあ 待ってます。
(槙尾)あっ そうっすか。
あのさ
最近 一番 感動したことは?
ちょうだい。
(槙尾)はい? 感動したこと。
遅い。
話 どんどん変わっていくよ。
無駄な時間 大っ嫌いなんだよね。
だって 無駄な時間ってさ
無駄じゃん。
はい。 マスター呼びにいった方が
いいですかね?
あ~ いい いい。
俺 もう待つことに決断したから。
その上で待ってるっていうのは
全然 無駄な時間じゃないのよ。
それに 俺 もし
マスター呼んできてほしかったら
呼んできてって言うはずじゃん。
俺の性格上。
そこまで先回りして考えないと
気ぃ使ってることになんないよ。
駄目だよ バイトだからって
思考停止してたら。
はい。
(岩崎)脳が太るぞ。
はい。
(岩崎)でもさ
君 ここで 俺に出会えた
ってことは 何か持ってるよ。
運みたいなものを。
それを持って生まれた その運に
感謝した方が いいんじゃない?
はあ。
(岩崎)で ゆくゆくは
俺に感謝さしてごらん。
ここで 君と出会えたことを
俺に感謝させる。
それが 君のいったんの
ゴールにしよう。 ねっ。
約束。
(槙尾)はい。
いったん 寝ま~す。
寝袋ない?
(槙尾)えっ 寝袋ですか?
寝袋 たぶん ないっすね。
(岩崎)だろうね。 あえて聞いた。
何でだと思う?
遅い!
人がやらないこと
やってみたかった。
だってさ 喫茶店で寝袋ない?
って聞く人間
世の中に 何人いる?
(槙尾)はあ。
そっち側に飛び込んでみたんだよ。
それ聞くってさ
ほぼほぼ 暴力じゃん。
(槙尾)いや 暴力とまでは
いかないと思いますけど。
(岩崎)暴力とまでは いかない?
(槙尾)はい。
優しいね。
(槙尾)ありがとうございます。
そうやってさ 自分の発言で
びっくりさせるようなこと
自分から発信していかないと。
脳は 太るよ。
なるほど。
(岩崎)「なるほど」やめねえか?
なるほどって相づち嫌いなんだよ。
(槙尾)すいません。
なるほどって もう自分関係ないっす
って言ってるのと一緒だからね。
はい。
(岩崎)脳はね 楽したがりなんだ。
新しいの出てきたね。 えっ。
脳は 楽したがり?
あのね… もう 座って。
個人レッスンみたいになってて
嫌なんだけどさ これ。
何で そんな ラッキーなの?
俺の話 聞きたい人間
日本に 何人いると思ってる。
(槙尾)ありがとうございます。
(岩崎)関わっちゃったから もう。
すっごい 肥満脳よ。
分かってる? こん中。
おデブちゃん かってんの。
何にも決断できないっしょ。
これじゃ。
駄目だよ
ムキムキにしてかないと。
俺なんか 回転寿司行ったら
自動ドア くぐった瞬間に
その日の6皿
全部 決まってるからね。
(岩崎)どうしたら
その脳みそ おデブちゃん
ムキムキにできると思う?
どうする?
ヒントあげよう。
ヒント ヒント。
脳っていうのはね
すごく寂しがり屋。
仲間が必要なの 成長する
一緒に成長する 誰か。
誰にする?
その仲間 君が選んで。
友達?
(岩崎)「友達」?
いやいや 違う 心臓。
全然 違った。
脳で考えて
心 ハートで行動に移す。
これのみよ。
脳ムキムキにするのは。
まさに 肉体と精神。
すしでいったら ネタとシャリ。
って 今日 たとえに
すし多くねえか?
さっき 回転寿司のが
ありましたね。
何でだろう?
すし食いてえのかな。
食やいいじゃんって話だし
面白え。
アハハ…!
話戻るけどさ この喫茶店さ
実際 寝れる喫茶店にしちゃう
っての どう?
寝袋 並べてさ。
(槙尾)ここをですか?
(岩崎)寝袋作ってるメーカーとかに
サンプルもらって
気に入った人に…
ちょ ごめん。
もしもし コウタ君?
あのさ コウタ君ってさ
寝袋作ってなかったっけ?
あっ そう。
じゃあ もう しょうがない。
俺 自分で 作ろうかな。
ちょ… 病気が出たじゃねえ。
お前 この野郎! お前。
あったま きた!
もう ぜってえ 作る!
ぜってえ 作ったらあ!
覚悟しとけよ お前。
送りつけるかんな。 はい。
うわ 楽しい。 俺 最近さ
実は 全然 わくわくすること
なかったのよ。
寝袋に出合えて よかった。
君と出会えてなかったら
寝袋にも出合えてなかったよね。
出会いに感謝。 やったな。
最初の約束 守ったじゃん お前。
ハハハ…。
こっから すげえよ。
お前 伸びるぞ。 頑張れよ。
俺 この店出るとき
いっつも駆け足なんだけど。
ここ最近で 一番感動した!
面白かったな。
(濱家)おもろかったっすね。
何か分かんないけど…。
(飯塚)いるよね。
しゃべるときの 椅子に
こう 膝ついてる感じとか
あぐらかく感じとか あれが もう
見たことあるわっていう。
続いては 事前に行われた
オーディションライブで優勝し
『THE CONTE』への出演権を
手に入れた 若手コント師です。
(市川)やめろ お前 リュック…
デューク やめろ。
ライブシーンでウケる笑いなんだ。
[『THE CONTE』出演をかけて
20組の若手コント師が
しのぎを削りました]
俺を着てる状態なのは分かる?
全然 分かんないです。
気持ち悪っ! 気持ち悪い!
[出場…]
[各…]
[およそ…]
ゼンモンキー!
(むらまつ)
頑張りたいと思います。
[もちろん 今回の出演者の中で
最年少]
[ライブを見届けた
200人が選んだコントとは]
ヤザキさん
どうも お疲れさまです。
(ヤザキ)
荻野店長 店舗 調子どう?
そうですね。
一応 アウトドアブームらしいんですけど
うちは ちょっと さっぱりで。
(ヤザキ)大丈夫。 君も頑張れば
私みたいに
本社 行けるようになるよ。
ありがとうございます。
うれしいです。
そうだ。 今 誰もいないから
接客の練習でもしてみようか。
私 相手に そのテント
おすすめしてみなさい。
これですか?
(ヤザキ)用意スタート。 やって。
こちらの商品
非常に おすすめの商品でして
ちょっと小さいように
見えるかもしれないんですけど
中に入ると 意外と広いぞっていう
商品になってまして。
デザイン性も その…
抜群っていうので。
はい。 なっております。
(ヤザキ)入っちゃおっかな~。
入られますか?
お客さんも いないんでね。
大丈夫ですか?
(むらまつ)どこだよ…。
(荻野)むらまつ君 どうしたの?
(むらまつ)店長 聞いてください。
ヤザキさんが どこにも いなくて。
(荻野)ヤザキさんだったら…。
あいつ
全然 仕事できないんですよ。
ここだけの話ですけど
この ダッサいテントも
あいつが企画したらしいですよ。
(荻野)ここだけの話なら
ここでしない方が
いいかもしれない。
こんなの売れるわけないでしょ。
(荻野)ホント言わない方がいい。
逃げよう むらまつ君。
(むらまつ)見つけたら教えて…。
分かった。
(むらまつ)お願いします。
テントには
防音機能も必要だね!
すいません! うちの部下が
申し訳ございません!
若くて結構だ。
(荻野)ホントですか。
≪(むらまつ)どこだよ ヤザキ!
もう少し 楽しませてもらおう。
どういうことですか?
ヤザキさん どういうことですか?
(むらまつ)ああ もう!
あいつが これ コピーしろって
言ったのに!
あの くそ上司!
何か この前 店長が
言ってたとおりのやつですね。
はい?
(むらまつ)あいつは
ずうたいだけで 中身空っぽの
ひげ ロン毛だって。 ホントっすね。
(ヤザキ)中身空っぽの…。
ひげ ロン毛です。
(荻野)ごめんなさい!
≪(むらまつ)
ひげ ロン毛 どこ消えたんだよ。
ひげ ロン毛 帰ります。
(荻野)ちょっと待ってください。
駄目 駄目…。
(むらまつ)マジで もう
どこ行ったんだよ もう…
我慢の限界なんだよ!
もう いい。
緊急用らしいけど
直接 電話してやる。
(むらまつ)あれ?
テント?
(ヤザキ)そうだよ。 おら~!!
仕事ができなくて
悪かったね~!
(むらまつ)助けて~!
うわ~う。
助けにきたぞ!
(ヤザキ)おら~!
3人 入っても大丈夫。
やっぱり 最高のテントだ~!
(濱家)いや すごいっすね。
すごい。 あれは 最後
絶対 盛り上がるよね。
めちゃくちゃ盛り上がる終わり方。
すごかったね。
食われると思ってないで
見てるから。
びっくりしちゃった。
お~!!って…。
面白かったよ!
そこで タカハシさん モリモトさん…。
(松尾)人が多いな~。
[のどかな日常に 突如 現れた
1人の男は
少年に 何を教えるのか]
(村上)ああ… 全然 駄目だ。
やっぱり 僕
野球 向いてないのかな。
≪(KAZMA)そんなことはないよ。
んっ?
あっ… おじさん 誰?
カワモト コウスケ。
(村上)カワモト コウスケ?
まあ 君の年じゃ知らないか。
こう見えてもね
昔は プロで活躍していたんだ。
(村上)すごい人なんだね。
まあ ステロイドのやり過ぎで
首になっちまったけどな。
駄目な人でもあるんだ。
そんなことより
君は野球に向いてないことないぞ。
投げ方を知らないだけだ。
(村上)投げ方?
おじさんに ちょっと
フォームを見してみなさい。
うん。
(KAZMA)う~ん…。
少し悪い言い方をすると
全身 バラバラだ。
全然 駄目ってことだね。
(KAZMA)ピッチングっていうのは
上半身で投げるんじゃない。
下半身の力を利用するんだ。
(村上)下半身?
ちょっと エッチな言い方をすると
しもの力だ。
やめてよ。
まずね 軸足に重心を置くだろ?
で 体重移動させるんだ。
でも 骨盤は まだ開かないぞ。
骨盤は開かないで 骨盤…
で けんこう… やるんだ。
途中から
ちょっと分からなかった。
何で?
(村上)分からなかった。
もう一回 いくよ。
重心を置くだろ?
それで 体重移動をするだろ?
で まだ 骨盤は開かないで
で 肩甲骨… 投げ…。
(村上)分からない。
ごめん 分からない。
(KAZMA)あっ 見てもらった方が
早いかもね。 うんうん…。
(KAZMA)いくよ。
(掃除機の作動音)
やっぱり
ステロイドって駄目なんだ。
[ポップからシュールまで
変幻自在な彼らが
こよい 見せるのは
最も挑戦的なコント]
≪(悲鳴)
え~ 皆さん。
お忙しい中 お集まりいただき
感謝いたします。
私 私立探偵をやっております
ザイゼン キョウタロウと申します。
こんな時間に
みんな集めたってことは
犯人 分かったってことですよね。
早く教えてくださいよ。
まあ 松尾さん
そう慌てないでください。
まずは 事件当時のことを
振り返ってみましょう。
被害者である
ヤマモト キョウコさんは
職場仲間である
タナカさんと一緒に
この宿に 泊まりに来ていました。
宿に着いたのが 午後の6時。
その後 温泉に入り
1人で 部屋に帰ると言って
ヤマモトさんが温泉を出たのが
午後の8時。
その後 行方が分からなくなり
3時間後
ここの 従業員しか入れない
地下の倉庫で
殺されているのが
発見されました。
午後8時の3時間後に
発見されたということは
発見された時間は 午後の11時。
問題は この3時間。
3時間の間に
ここにいる皆さんの中に
アリバイがない人がいなかったか
ということです。
皆さんには 先ほど 事情聴取に
協力していただきました。
その結果
皆さんに アリバイはありました。
しかし ナカヤマさん
ウエダさん タケシタさん
この3人のアリバイは
私は 怪しいと にらんでいます。
怪しい?
いや アリバイあるんですよね?
じゃあ シロじゃん。
しかし ナカヤマさんは
こちらのハシモトさんと
事件当時
一緒に過ごされていました。
なので アリバイは
あると言っていいでしょう。
「あると言っていいでしょう」
(長田)さらに イシカワさん
ミナミさん タジマさん
この3人は 事件当時
部屋で 一緒に飲んでいたと
言っています。
なので アリバイは
あると言っていいでしょう。
「言っていいでしょう」
(長田)しかし この3人は
事件当時 隣の部屋から
悲鳴が聞こえたと供述しています。
悲鳴?
(長田)その部屋にいたのが
ハヤシさんと
クロダさんだったのです。
ハヤシさんとクロダさんは
事件当時
7階の自動販売機に行きました。
そこで サトウさん イシザキさん
スズキさんと 出会いました。
そして スズキさんは
部屋に戻ると言い
エレベーターに乗りました。
そこで
タカハシさん モリモトさん…。
人が多いな~。
人が多いな。
もう 覚えられないな。
今 誰が
どういう状況なんだろうな。
全然 分かんねえな。
ムラセさん
イシザキさん ヌマカワさん。
さらに ドライブに行っていた
キムラさん
ナカイさん カトリさん
クサナギさん イナガキさん。
(松尾)え~! SMAPいるのか!?
(長田)アリバイがあると
言っていいでしょう。
「言っていいでしょう」って
何なんすか それ 言い方。
つまり 怪しいのは
今 名前が呼ばれなかった方以外。
つまり 松尾さん
ヤマダさん イシグロさん
シロタさん
ウエハラさん シラキさん…。
部屋ぱんぱんじゃん ここ 人で。
イイダさんが
怪しいということになります。
(松尾)よく覚えてんな この人。
しかし 犯行現場に行く
近道があったのです。
この近道を使えば
ここにいる皆さんに犯行が可能
ということが 分かりました。
今までの話 何だったんだよ。
(長田)しかし…。
(松尾)「しかし」
(長田)近道を使うには
東の橋を使わないといけません。
東の橋を使うには
西の扉から出て 北の階段を下りて
東南の通路を渡り…。
もう… 分かんない 分かんない。
どこにあるか 全然 分かんない。
(長田)それができた人物で
なおかつ 怪しい人物に
アリバイが
あったか なかったかを
このメモ帳に
まとめてきましたので
見ていただきたいと思います。
(松尾)最初から見せてくださいよ。
まず…。
分かりづれ~。
めちゃくちゃ分かりづれえ。
(松尾)ない人だけでいいんですよ。
わざわざ アリバイとか
言わなくていいんで もう。
シロかクロかで
はっきり分けたいと思います。
まず…。
怪しいとか 怪しくないとか。
(松尾)そんな人 いました?
そんな雰囲気が醸し出されてると
断言してもいいでしょう。
何を ふわふわ ふわふわ
言ってんだ この人は。
(長田)ここまで調べて
分かったことがあります。
何ですか?
(長田)犯人は…。
この中にいます!
(松尾)もう 帰っていいですか?
[東京03と かまいたちが
チョコプラのコントを
掘り下げます]
(飯塚)長田君 大変でしたね。
ただただ 緊張しかしてません。
よく選んだよね あれ。
めっちゃ練習しました。
過去一 練習したと思います。
きっちり
ここで この人の名前って。
ただ さっき ちょっと…。
(長田)小山を
飛ばした気がするんです。
「小山 俺 言ってた?」
って言われて。
(飯塚)
そんな大事じゃないだろ 別に。
それも あんま よくないなと
思ったんです やっぱり。
でも あってもいいじゃないっすか
保険として。
なのに これ なしでいく…。
何か できた…
カッコイイかなって。
間違いなく でも あれですね
ハッシュタグ 白木黒で
トレンド 入るんじゃないですか?
あれ 面白いよね。
さあ 続いては いよいよ
東京03さんのコントです。
あっ そうですか。
[人間の悲哀を
ここまで おかしく描けるのは
この3人だけ]
どうっすか?
(角田)う~ん…。
まあ 悪くはない。
悪くはないんだけど
企画っていうのは発想力だから
その人なりの。
(豊本)頑張ります。
(角田)うん。
頑張って どうこうなるもんでも
ないっすけどね 発想なんて。
まあ 確かにな。
(飯塚)えっ 角田さんって
昔から そういう 面白い発想の
持ち主だったんすか?
えっ?
(飯塚)だって すごいじゃないすか。
アイデアマンっていうか
頭の回転も速いイメージあるし。
そうか?
(飯塚)そうですよ。
いいから 仕事しろ 仕事。
(飯塚)別に 仕事はしてますけど。
(角田)お前 それ
さっきから 何 読んでんだよ。
これ なぞなぞの本です。
今度の週末 子供向けに
なぞなぞイベントやるんすけど
それ用です。
(角田)あ~ そうか。
あっ やってみます?
いいっすか? 出して。
いきますよ。
(角田)おうおう…。
「タロウ君が 桜の木の下で
ハナコさんに告白したら
振られてしまいました」
「しかし 次の日
杉の木の下で 告白し直したら
何と成功しました。
それは いったい なぜでしょう」
はあはあ… なるほどな。
はいはい はいはい。
(飯塚)でも 絶対 得意でしょうね
角田さんね。
まあまあ…。
(飯塚)こういうのね。 ねっ?
えっと…
桜の木の下が 振られたんだっけ?
で 杉の木の下が 成功?
(飯塚)そうです。
はいはい なるほどね。
うんうん…。
得意でしょうね。
(角田)いや まあまあ… まあな。
得意でしょうね。
(角田)まあまあ… うん。
いいっすか?
(飯塚)はっ?
答え いいっすか?
(飯塚)えっ 聞いてたの?
(豊本)仕事やってたんすけど
ちょっと聞こえちゃって。
(飯塚)あ~ そう。 いいよ。
木が変わったから。
(飯塚)ってことは?
気が変わった。
(飯塚)正解!
よっしゃ!
(飯塚)すごいな お前。
得意なの? こういうの。
(豊本)ぴんときちゃいました。
頭の回転 速いんじゃないの?
(豊本)分かんないっすけどね。
どうです?
(角田)うん… いや まあ。
えっと…。
(角田のせきばらい)
杉の… 杉の木の下が 成功?
(飯塚)そうです。
ねっ? はいはいはい。
杉… 成功。
杉の木の下… 杉。
杉… 杉…。
すき… 好き?
あっ 違いますよ。
それじゃないです。
それ 結構 序盤で
みんな 考えつくやつです。
ああ そう。
答え教えて。
もう いいわ 答え。
仕事もあるし。
(飯塚)自分で考えてくださいよ。
いけますよ
アイデアマンなんですから。
アイデアマンでしょ?
(角田)お~ お~ お~!
(飯塚)発想力…。
(角田)おい おい おい!
お~い!
(飯塚)いけます。
ちょっと いいな もう。
(飯塚)じゃ ヒント ヒント…。
ヒント。 ヒントいきますよ。
(角田)うんうん…。
桜の木の下だと
振られちゃったんですけど
杉の木の下は 成功なんですよ。
これ 何が変わってます?
だいぶ ヒントですよ。
(角田)いや…。
何が変わったか分かるでしょ?
(角田)分かんないの。
教えてくれよ もういいから 答え。
(飯塚)木… 木が変わったでしょ?
それは 分かってるわ。
(飯塚)これ 答え 答え 答え…。
答え?
(飯塚)木が変わったってことは
気が変わったんです。
だから 成功したんです。
あ~! ハッ… そっちか。
そっち? そっち?
駄じゃれ方向ね。
(飯塚)駄じゃれ方向?
方向?
(角田)そういう… そっちか。
ありがと… もういいわ。
ありがと ありがと。 ありがとね。
(飯塚)じゃ 次の問題です。
(角田)もういい もういい…。
次は 僕も
結構 簡単に答えられたんで
大丈夫です。
なおさら いけます。
いけます。 アイデアマン…。
(角田の叫び声)
(飯塚)回転 速いでしょ?
(角田の叫び声)
回転 速い…。
(角田の叫び声)
うるさいな。 大丈夫っすか?
(角田)いいよ…。
いけます。 「財布が…」
(角田)えっ 何? 始まってんの?
「財布が太ると現れる動物は
何でしょう」
財布が太ると…。
えっ 動物 現れんの?
(飯塚)はい。
(角田)財布 太ると?
(飯塚)はい。 いけますよ これは。
(飯塚)これ 結構 簡単…。
(角田)考えてるから 今。 ねっ?
豊本 豊本。
これ いけるよな?
ごめんなさい。
聞いてませんでした。
こっち やってたんで。
(飯塚)あ~ ごめん。
あの… 集中したいんで。
(飯塚)
あっ そりゃそうだ。 ごめんね。
えっと… 財布が太るんだよね?
(飯塚)はい。
財布が太る。
太るだから… え~ 太る…。
デブ。
デブ… デブさいふ。
デブざいふ。
エグザイ… EXILE!?
あっ 違います。
動物じゃないでしょ。
動物だろ。 群れだろ。
「群れ」って言わない。
あれ 「群れ」って言わない。
答え教えて。
(飯塚)いや… 考えてください。
な~んで すぐ聞くんですか。
アイデアマン…。
もう やめろって お前は!
もういいって!
(飯塚)ヒント ヒント ヒント。
言い方 聞いててください。
財布が ふ… とると
現れる動物は 何でしょう。
財布が ふ… とると 現れる動物。
いいっすか? 答え。
(飯塚)集中してたんじゃないの?
やってたんすけど
ふいに聞こえちゃって。
ふいに?
あっ そう。 いいよ。
「ふ… とる」で
「ふ」を取るから サイ。
正解。 すごいね~。
でも これ 簡単だよね。
(豊本)これ 簡単ですよ。
答え教えろよ!
イライラすんの やめてください。
(角田)いいから 答え教えろって!
いけますって。
聞いててください。
財布が ふ… とると 現れる動物。
絶対 分かる 絶対 分かる。
財布が ふ… とると。
(角田)いいから!
財布から
「ふ」を取ればいいんだから。
答え 答え 今の。
何で分かんないんすか。
平常心じゃないから~!
平常心じゃないから 今!
すごいよ プレッシャーが!
分かんないよ! 分かんない!
全然 回ってない 頭 全然!
びた~ 止まって!
びた~!
あ~!
アイデアマンに
なぞなぞなんか出しちゃ駄目!
じゃ 次の問題です。
(角田)もういい… もういいだろ!
今 平常心でしょ?
全部 吐き出して
平常心なんだから いけますよ。
もともと 頭の回転 速いでしょ?
(角田)もともとは 速い。
(飯塚)発想力も豊かでしょ?
(角田)豊か。
(飯塚)アイデアマンでしょ?
(角田)アイデアマ~ン。
いける?
(飯塚)いけます。
よし 分かった。 いこう!
いじわる問題です。
(角田)いじわる問題…。
いじわるは… いじわる怖い!
いじわる怖い!
いじわる怖いよ!
(飯塚)うるさいですよ。
大の大人が オフィスで
「いじわる怖い!」じゃないんです。
怖いよ だって いじわるは~。
大丈夫。
もともと 頭の回転 速いでしょ。
発想力 豊か。 アイデアマン。
(角田)アイデアマ~ン。
(飯塚)その言い方 何すか?
何すか? その言い方。
「アイデアマ~ン」
絶対 それだけど。
いきますよ。
(角田)いく?
いけます 絶対。
(角田)よしよし… 分かった。
(飯塚)「八百屋さんが
車で配達の途中
急カーブで落としてしまったものは
何でしょう」
いけます。 絶対いける。
(角田)いける?
(飯塚)平常心で。
(角田)そうだ 平常心。
(飯塚)リラックス リラックス。
(角田)そうね。 平常心。
平常心。
(角田)平常心。
平常心の八百屋さんが…。
違う違う。
変わってる 変わってる…。
変わってる。
八百屋さんのメンタルは知らない。
(角田)えっ 何… えっ?
(飯塚)普通の八百屋さんが
配達の途中
急カーブで落としたものは?
あ~ そうか。 急カーブで…。
(豊本)いいっすか?
答え… いいっすか?
マジで? すごいね。
スピード。
(飯塚)正解!
仕事してろ お前は!
仕事 どうしたんだ お前。 なあ。
何 なぞなぞ参加してんだよ お前。
しかも ひきょうな参加の仕方
しやがってよ!
ひきょう?
(角田)ひきょうだろ! えっ!?
分かったときは
「聞こえちゃいました」
分かんないときは
「聞いてませんでした」
ひきょうだろうがよ!
ノンプレッシャーでよ!
でも ホントに聞いてなかった…。
(角田)聞いてた。 ずっと聞いてた。
なぞなぞだけ聞いてたんだ お前は
バカ野郎。
でも ホントに聞いて…。
(角田)聞いてたんだよ。
なぞなぞを背中で聞いてたんだ。
バカ。
ふざけんなよ この野郎 お前。
冗談じゃねえぞ お前。
そんなんで 俺の株が下がって
お前の株が上がって。
やってらん…。
カブ? 急カーブ…。
あっ!
(飯塚)あっ 違う。
そもそもね なぞなぞを みんなで
出し合ったりとかしてるときの…。
(山内)分かる。
いや~ 分かる。
(濱家)めっちゃ分かる。
(山内)最後の あの部分なんすね。
分かるときだけ出てきてみたいな。
[真夏のコントの祭典
『THE CONTE』]
[まだまだ
豪華なコント師たちが登場]
[最後まで
た~っぷり お楽しみください]
[副音声もありますよ]
[欲望と理性の間で 揺れ動く
激しい心の葛藤に ご注目]
(コカド)え~ 腹踊りすんの。
あ~ そう。
結婚式の2次会いうたら
腹踊りやろ。 お前 何すんの?
俺 マジックしよう思うてんねん。
あっ ちょっと やってや。
みんなにさ やってもらって
練習してんねん。
ああ… 試しでな。
(コカド)そうそう そうそう。
ほんで ペンあるやろ? はい。
これな。 よしよし よしよし…。
(中岡)何か書くやつやな?
ほんで これな 目隠し。
目隠しすんねん。
こうやって するやろ?
ほんで 1枚に 好きな数字 書いて
書いたら裏向けて。
(中岡)分かった 分かった。
ホンマに見えてへん?
(コカド)うん。
ホンマに見えてへんな?
(コカド)見えてへんって。
書いた? まだ?
(中岡)ちょっと迷ってんねん 今。
どうしようかな。
(コカド)いや 好きな数字やで?
(中岡)どうしようかな。
(コカド)迷わんでええよ。
ぱっと書いたら ええやん。
(中岡)うん。
まあ ええか。 ええか。
(コカド)書いた?
1桁でいい?
(コカド)何でもいい 何でもいい。
ホンマに見えてへん?
(コカド)見えてへんって。
はい 書きました。
(コカド)ほんなら もう1枚に
好きな食べ物を書いて
書いたら 裏向けて。
(中岡)あっ ホンマに?
やっぱ やめとこうかな。
(コカド)何を時間かかってんの。
好きな食べ物 書くだけやで。
(中岡)迷ってんねん。
(コカド)迷わんでええよ
好きな食べ物やから。
はいはい… はい。
はい 書きました。
(コカド)取るで? いい?
(中岡)はい。 はいはい… はい。
あのさ… お金 取った?
何で?
財布から1万円 取ったよな。
(中岡)何で?
(コカド)これ
普通に マジックグッズやから
ずっと 透けて見えてたやんか。
(中岡)見えてたん?
よう お前
親友から1万円 取るな。
何してんの。
(中岡)見えてた? 見えてたん?
お前 見えてへん言うたよな。
お前 見えてへんって言うたよな。
(コカド)マジックやから言うよ。
見えてへんって言うたから
俺 信じたやん。
だからって 1万円…。
(中岡)見えてたんやろ?
見えてたんやろって!
お前 見えてへんって言うたよな!
お前 見えてへんって
言うたよなって!
言うたよなって!
(コカド)お前がキレてんの?
見えてへんって言うたよな!
認めたな!
(コカド)認めたって何なん?
お前 嘘ついたんやな 俺に!
俺に 嘘ついたんやな!
何で お前がキレてんの?
違うやん。
俺 もう 帰るわ!
(コカド)帰んの? 帰んの?
どういうこと? えっ?
親友から1万円 取ったやつが
キレて帰ったん? 今。
どういう状況? これ。
(コカド)何? この感じ。
これ あれやな。
よう考えたら
お互いさ チャラやな。
チャラ?
(中岡)うん。 チャラ。
俺は お前の1万円を
取ってしまったやろ?
お前は 俺に 取り返しのつかへん
嘘をついてしまったやろ?
これ もう チャラやな。
(コカド)全然 チャラちゃうで。
取り返しのつかない
嘘ついたん? 俺。
俺 1万円 取って
まあまあ… 窃盗罪やわな。
お前は
嘘ついて人をだます 詐欺罪。
詐欺罪なんの?
マジックしただけで?
これ 罪と罪やわな。
(コカド)違うよ 俺の方。
どっちが重いとかいったら
平行線になるからな。
そんなことないよ。
何を言うてんの?
(中岡)価値観やねん。
価値観の違いやねん。
俺が 一番 大事にしてんのは
信頼やねん。
お前が 一番 大事にしてんのは
お金やねん。
違う違う 違う違う… 違うよ。
(中岡)これ どっちがどっちって
平行線やん。
(コカド)平行線ちゃうねん。
お前 信頼も失ってるからな
ほんで。
平行線や… チャラや チャラ。
(コカド)取りあえずさ
1万円 返してくれへん?
ええの? 1万円 返してええの?
俺が 1万円 返したら
俺の罪はなくなんで。
でも 嘘ついたのは残るからな。
お前だけ悪者なんねんで。
俺だけ悪者なることある?
この状況で。
この状況で
俺だけが悪者なることある?
嘘ついたからやな。
(コカド)マジックやねん これ。
お前な 嘘のことを
マジックと言うのならば
ここに入ってた1万円が
俺のポケットに移動したこと
これも マジックやから。
(コカド)犯罪やな それ。 犯罪。
マジックやからな。
(コカド)何が マジックなん?
♬「チャッチャラ~」や。
(コカド)はっ?
チャッチャラ… チャッチャラ?
あっ チャラや。
(コカド)返せや。 何やねん お前。
最低やな。
(中岡)もう 帰るわ。
(コカド)帰るなって。
何で帰んねん。 謝れや。
その紙 見とけや。
紙って どういうこと?
何やねん。
「5」 「ラーメン」
どういうこと?
あっ… あっ!
「5メン」 お~!
許さへんで。
アイスクリーム めっちゃシミました
「うっ」ってなってキリキリって感じですね
これはいかんなって
「シュミテクトのコンプリートワン」
シミるのを防ぐ ムシ歯と歯周病の予防
ホワイトニングまで出来る 至れり尽くせり
(サザエ)夏はシーフードでございます!
♬~
♬~
(男性)うめえ。
♬~ 夏はシーフード
<うふふ!>
[人生を変えたい男の
哀愁を帯びた嘆きに
耳を傾けてください]
(チャイム)
(アナウンス)スカイ航空…。
(田中)え~っと ニューデリー行き
ニューデリー行き。
あっ ここか。
お~ 君。 これこれ。
(田中)あっ すいません!
ありがとうございます!
コーイ バート ナヒーン。
(田中)はい?
あっ ごめん ごめん。
ヒンドゥー語で
「どういたしまして」
(田中)ああ… あ~。
(田中)失礼します。
(山根)君 君。 インドでね
こういうガイド本ってね
役に立たないよ。
そうなんすか?
僕 インド 初めて行くんで。
あ~ 人生観を変えに。
えっ 何で分かったんですか?
(山根)いやいや 分かるよ。
こんな 人生
うまくいってなさそうな人が
インド行く理由なんてさ。
人生 うまくいってなさそう…。
やっぱ 初対面でも
そういうの
伝わってしまうんですね。
ネガティブだな~。
(田中)はい。 ネガティブで いつも
小さいことに うじうじ悩んでて。
でも そんな自分を変えたくて
仕事も辞めて
インドに行くんです。
それだったら 絶対
ガンジス川 行った方がいいよ。
(田中)あのガンジス川ですか?
(山根)うん。
いや 俺も もともと
すごいネガティブだったんだよ。
で ガンジス川に
沐浴をやりに行ったんだけど
実際 見るとさ
そういうガイド本で見るより
めちゃくちゃ汚くてさ
俺 入るの ちゅうちょしてたわけ。
そしたらさ 後ろからさ
インド人たちがさ
せっかく来たなら入れよ
みたいな感じで
背中 ど~んって押されて
俺 どぼって入っちゃってさ。
そしたら
めちゃくちゃ気持ち良くてさ。
そのとき 気付いたのよ。
(田中)何にですか?
今まで 小さいことを
うじうじ 気にするばかりに
こんな気持ちいいことを
逃し続けてきてたんだってね。
えっ?
♬(音楽)
えっ… どうしたの?
僕 今 人生観
変わったかもしれないです。
今の話で?
(田中)はい。
小さいことに
うじうじ悩んでた自分が
広大なガンジス川に
とけていくような
そういう感覚に包まれました。
それだよ それ。 よかったじゃん。
ありがとうございます。
コーイ バート ナヒーン。
(田中)失礼します 失礼します。
(山根)ちょっと ちょっと… 君。
他には 自分のどういうところ
変えたいの? 教えてよ。
趣味とか生きがい そういうのも
見つかればなとか思ってます。
分かる 分かる。 俺も そうだった。
ちょっと この写真 見てよ。
これ
俺がインドで出会った 子供たち。
すごい いい笑顔ですね。
でもね 彼らね 住む家もなくて
物乞いして生活してる
子供たちなんだよ。
(田中)そうなんですか。
でも 彼らを見て
分かったんだよね。
人間 笑って生きることが
一番 美しいんだってね。
(田中)えっ?
♬(音楽)
あれ もしかして…。
(田中)人生観 変わりました。
えっ? また?
趣味とか生きがいが欲しいとか
言ってた自分が
情けなく感じてきました。
それだよ それ。 よかったじゃん。
僕の人生観を 行きの空港で
変えないでください!
(山根)えっ 何で?
僕は インドに行って
人生観を変えたいんですよ。
国のネタバレ やめてください!
どこで変わったっていいじゃん。
(田中)よくないですよ。
僕 人生観 変わるまで
日本に帰ってこないつもりで
仕事も辞めてきたのに
これなら 普通に 午後から
出社できたじゃないっすか。
こんなんだったら 今から 行き先
ハワイに変えて 豪遊しようかな。
それだったら インドに行って
修行したり瞑想する方が
有意義だって。
何でですか?
遊びの楽しさっていうのは
一瞬で消えるけど
魂を磨くことっていうのは
来世にまでつながっていくんだよ。
えっ…。
♬(音楽)
ま… また?
(田中)もう やめて!
成田空港で どんどん
完璧な人間になっていく!
何で 君 そんな変わっちゃうのよ。
僕 おそらく 人生観
変わりやすい体質なんですよ。
インドに行かなくても。
成田で十分。
下手したら HISでも
変われる人間なんですよ。
僕 もう インドに行くのやめます。
今からキャンセルしたんじゃ
お金も戻ってこないよ。
それでもいい。
わざわざ 遠くに行かなくても
答えは 意外に
近くにあるもんなんだな。
えっ… 答えが近くにある?
♬(音楽)
(山根)えっ 自分の言葉で?
セルフで変えちゃった!
1回 変えたら 人生観のスイッチ
がばがばになってる!
でもね 君 やっぱり
インドには行った方がいいよ。
かのガンジーは
こういうこと言ってたんだ。
ちょっと やめて!
ガンジーって
もう 変わりそうじゃん!
名前だけしか言ってない まだ。
ガンジーって
スーパー パワーワードだから!
今の俺には 刺激が強すぎる!
(山根)大丈夫。 ガンジーがね…。
(田中)ガンジーは ちょっと…。
(山根)ガンジーがね…。
あ~。
♬(音楽)
名前だけで?
ガンジー すげえ。
すんごい変わってる。
世界が輝いて見えてきた。
♬(音楽)
ガンジー 長え!
人間として 完全体になっていく。
(山根)ホント 君 すごいね。
でも こういう人間がいるんだと
思ったら
俺の人生観も
また ちょっと変わったよ。
ホント どうも ありがとね!
コーイ バート ナヒーン。
(飯塚)ロッチとアンガールズです。
ワタナベ 二大巨頭は。
アンガールズは
ロッチのこと どう思ってんの?
ずっと 同じ事務所で。
同期みたいな感じで。
ロッチのコントとかは
ず~っと 袖で見てました。
教わってはない。
教わってはないよ。
コント つくってるイメージです。
全然 そんなイメージなかった。
(山内)同居じゃないっすよね?
(濱家)え~ そうなんすか!
ジャンガジャンガとかで
ばっといったときだから
ジャンガジャンガの
ショートコントが すぐ…。
コカドを信じてるから
家賃 いらないから
ショートコント いいのあったら
ちょうだいっつって
言ってたんだけど…。
違うみたいな。
(コカド)めっちゃ厳しいから。
毎日
1個 書いてくれてたんすけど。
全然 採用されなかった。
前の僕のコンビと アンガールズで
2組でライブやって
そのとき 4人で
ジャンガジャンガをやってたよね。
で コカドのところが
休んでるから…。
(一同)えっ?
(田中)ホントは…。
(濱家)共作やったん?
(田中)共作。
どっちのものっていうの
ない状態やったのに
アンガールズさんが
持っていったってことですか?
使わないから。
(飯塚)知らなかった!
やのに その後
お前のジャンガジャンガ あかんって
むちゃくちゃですよ
やってること。
でも 一緒にやってたときってね
もう1人 コカドの元相方…。
木田君っていう子がね
僕の友達でもあるんすけど
いてるんすよ。
木田君が ギター弾きながら
ジャンガジャンガを
ギターのメロディーでやってた。
♬「ジャンガジャンガ
ジャンガジャンガ」
(山根)音はね。
(田中)だから…。
木田君のものだったんだ。
で 解散してるし 2人で…。
そもそもね。 やってみて
ギターの音も ギター弾けないから
口で言おうと。
で ブリッジのところも…。
でも これ
毎回 こうやるの しんどいから
広げようっつったら…。
(山根)それが はまったよね。
それが はまった。
最後 スパイス 俺が掛けてるから。
(濱家)これは
聞かな 知らないことでしたね。
すごい誕生秘話。
つくった木田君と 僕
この前 久しぶりに飲んだんすよ。
だいぶ酔っぱらって
空になったビール持ちながら…。
根に持ってます やっぱり。
根に持ってますよ 木田さんは。
ハモみたいなやつ。
ハモだ ハモだ ハモだ。
[夜の公園で分かった 男にとって
一番 大事なものとは?]
[次世代のコント職人]
ユウコちゃん
今日は 本当にありがとう。
えっ こんな所で?
もう~ ユウコちゃんったら。
(キスをする音)
(林田)あっ…。
あの~ お取り込み中 すいません。
ちょっと
今 お時間よろしいですか?
お取り込み中 すいません。
ちょっと
今 お時間よろしいですか?
すいません。 ちょっと
今 お時間よろしいですか?
お時間よろしいわけなくない?
僕 今 ディープキスしてんだよ。
すいません。
フレンチ程度かなって思ったんで。
深さの問題じゃないから。
でも ホントに大事な話なんです。
それは 果たして
僕らのディープキスより大事な話かね?
実は 今
あっちで事故がありまして
車の中に ワンちゃんが
閉じ込められてるんです。
よかったら
一緒に助けてあげてください!
ディープキスしてる場合じゃ
ないじゃない!
すぐ行こう!
ユウコちゃん 待ってて!
ありがとうございま~す!
ユウコちゃん お待たせ。
ああ。 ワンちゃん
ほぼ 僕一人で救出したよ。
えっ? さっきの続き?
もう ユウコちゃんったら。
(キスをする音)
あの…
再び お取り込み中 すいません。
ちょっと
今 お時間よろしいですか?
あ~ すいません。 ちょっと
今 お時間よろしいですか?
あっちで ヤンキーに おじさんが
カツアゲされてるんです!
ディープキスしてる場合じゃ
ないじゃない!
すぐ行く!
(林田)ありがとうございま~す!
ユウコちゃん お待たせ。
ああ。 ヤンキー 僕 見たら
尻尾 巻いて逃げてったよ。
えっ?
そんな強い貴士さんが好き?
もう ユウコちゃんったら。
(キスをする音)
(林田)あ~ すいません。
また 事件が起きてしまいました。
この街の治安は どうなってんだ!
んっ!? あと お前は何だ!?
さっきから 私ばっかりやらせて!
伝達だけに特化した細長眼鏡は
この街から去れ!
でも… でも あの…
これも大事な話なんです。
実は あっちに
コンタクト落とした人がいます!
ディープキス 続行!
(林田)ちょっと…。
ディープキス
続行しないでくださいよ。
(酒井)えっ?
何で 人助けをしないのって?
人助けをしない貴士さんなんて
嫌い?
分かったよ。 行ってくるよ。
(林田)ありがとうございます。
こちらになりますんで。
(酒井)お前は もういいよ。
どうせ 来たって 腕組んで
突っ立って見てるだけだろ!
ここで待ってろ!
(林田)ちょっと…。
あっ… 彼女さん 何度も何度も
さっきから すいません。
えっ 何ですか? えっ?
ちょっと待ってください。
えっ 嘘… あっ…。
(キスをする音)
(酒井)ユウコちゃん コンタク…。
おい! 何してんだ!
離れろ! 離れろ!
(林田)違うんです 違うんです。
2人のキス見てたら ちょっと
ムラムラしちゃってたっていうか。
しかも
彼女の方から誘ってきました。
それ ホントかよ!?
(林田)そうです。
ユウコちゃん
何で こんなやつとキスしたの?
ねえ 何で? 教えてよ。
教えてよ!
これ 僕 分かります!
これ
ユウコさんとあなたがキスして
その後に ユウコさんと僕が
キスしたんですよ。
それって つまり
間接キスの関係になるんですね。
お前は この街から出てけ!
[きめ細やかな演技が 織りなす
中毒性の高い笑いは もはや芸術]
すいません。
(じろう)あ~ いらっしゃい。
あの…
1人なんですけど大丈夫ですか?
(じろう)どうぞ。
飲み物 どうする?
じゃあ ビール下さい。
(じろう)は~い。
あっ すいません。 注文って
今 もう 大丈夫ですかね?
あ~ どうぞ。
(長谷川)じゃあ お願いします。
(じろう)は~い。
あっ マイタケの… これ 天ぷら。
(じろう)マイタケ天。 は~い。
イワシもいいですね。
(じろう)イワシは どうする?
まあ お刺し身も おいしいけど
今は… 天ぷらかな。
(長谷川)じゃあ 天ぷらで。
(じろう)は~い。
あと アナゴ。 アナゴいいっすね。
(じろう)アナゴ 好き?
アナゴは 今だったら
やっぱり… 天ぷらかな。
(長谷川)じゃあ 天ぷらで。
(じろう)は~い。
あっ 今日ね 東京湾で
いいの揚がったって。
何だっけ あれ。
何だっけ あの2文字のやつ。
あの… ハモみたいなやつ。
ハモだ ハモだ ハモだ。
(長谷川)ハモなんすね。
あんまり 一番最初に当たること
ないんすけど それだったんすね。
ハモ おいしいよ。
いいの入ってるよ。
食べたことないんですけど
どうやって食べるのが普通ですか?
まあ そうなると… 天ぷらかな。
(長谷川)じゃあ 天ぷらで。
は~い。
(長谷川)エビ。 エビいいですね。
エビ 好き? エビ天。
はい。
(じろう)は~い。
ホタテもいいじゃないっすか。
(じろう)ホタテ 好き?
ホタテはね
お刺し身 バター焼き
色々できるけど どうする?
(長谷川)どっちもいいですね。
おなか どれぐらいすいてる感じ?
結構すいてるんですよ。
(じろう)そっか。 そうなると…。
天ぷらかな。
(長谷川)じゃあ 天ぷらで。
は~い。
こんなもんすかね。
(じろう)今日ね 夏野菜
いいの入ってるよ。
(長谷川)夏野菜ですか。 何が?
ミョウガ オクラ 変わり種だと
ズッキーニなんかも入ってる。
(長谷川)いいですね。
(じろう)見繕って
ちゃちゃっと盛っちゃおうか?
あっ 3ついけたりします?
じゃあ 串焼きなんかいけますか?
串 やってないのよ。
(長谷川)じゃあ 何だったら…。
天ぷらかな。
(長谷川)じゃあ 天ぷらで。
は~い。
少々~。
(じろう)お兄ちゃん。
(長谷川)はい。
(じろう)今 見たら
注文 全部 天ぷらだけど いいの?
えっ 天ぷら… えっ?
全部ですか?
俺も 厨房 入って
びっくりしてさ。
気付いてなかった すいません。
じゃあ バランス良く
俺 やろうか?
お任せしちゃっていいですか?
お願いします。
は~い。 少々~。
あっ もしもし。 先ほどは
どうもお世話になりました。 はい。
あっ そう言っていただけると。
ありがとうございます。 はい。
じゃあ 後日 また。
はい。 ええ。
来週の… はい。
かしこまりました。
では よろしくお願いいたします。
はい。 失礼いたします。
ありがとうございます。
はい… あっ そうですね。
じゃあ ちょっと厳しいですか?
やっぱり。 なるほど…。
ちょっと待ってくださいね
今… はい。 はい。 ええ。
大丈夫ですよ 来週でしたら。
月曜日にしましょうか。
分かりました。
はい 失礼いたします。
はい。 はい~。
こんな時間まで仕事の電話?
(長谷川)そうなんですよ。
営業なもんで。
(じろう)あ~ 大変だね。
(長谷川)
そんな 大したことないんすけど。
これ あれ エビの天ぷら。
エビの天ぷら。
ありがとうございます。
これが ほんで イワシの天ぷら。
(長谷川)あっ イワシの天ぷら。
あっ おいしいです。
営業って 何 売ってるの?
(長谷川)ざっくり言うと
コピー機ですとか そういった物を
扱ってるんですけど。
うち コピー機いらねえもんな。
そういう意味で
言ったんじゃないんで…。
これ マイタケの天ぷら。
(長谷川)ありがとうございます。
(じろう)で これ サービス。
アスパラの天ぷら。
(長谷川)
あっ 天ぷら。 いただきます。
あ~ おいしいな。
お兄ちゃん サイン 1枚いい?
サインですか?
(じろう)うん。
あの人だろ? あの…。
禁煙パイポのCM…。
あ~ 違います 違います。
「私は これで会社を辞めました」
じゃないんです。 すいません。
(じろう)いや
本人 来たと思ってさ。
あれ 30年以上前なんで… はい。
(じろう)そっか。 そうだよな。
いや ごめん。
不慣れなことするもんじゃねえな。
初めて 芸能人 来たと思ってさ。
(長谷川)あ~ すいません。
でも せっかくだから しといてよ。
名前 書いといて。
はい。
はい お待たせしました。
大好物 これもエビ天だ。
ありがとうございます。
(じろう)で これは…。
天ぷら。
(長谷川)天ぷらですね。
ありがとうございます。
(じろう)ゆっくり食べてって。
いや ちょちょちょっ… 大将。
(じろう)はい。
ビール まだですか?
(じろう)今 あがるから。
(長谷川)は~い。
(濱家)いかがでした? シソンヌ。
(飯塚)面白いですね。
(山内)「少々~」
(濱家)独特なね。
[この後は
いよいよ かまいたち]
[どんなドラマが生まれるのか]
続いては ついにですね
かまいたちのコントでございます。
いや~ ここまで引っ張られると
嫌ですね。
[緊張と緩和が織りなす笑いは
コント名人の域]
≪(ノック)
(山内)はい。
≪(濱家)失礼します。
≪(ドアの開閉音)
君か。 どうした?
この半年間 あなたの身の回りを
徹底的に
調べさせていただきました。
麻薬密売組織に 警察内部の情報を
リークしていたのは 山内署長
あなただったんですね。
何の話だ?
忙しいんだ 出てってくれ。
(濱家)
とぼけるのは やめてください。
その資料 見れば
全て分かるはずだ。
これは…。
だったら どうするというんだね。
警察の上層部
そして マスコミ各社に
あなたを告発します。
そんなことをすれば
君の首も飛ぶぞ。
考え直すなら 今のうちだ。
考え直すつもりはありません。
(山内)そうか。 じゃあ 君には
首になってもらうしかないな。
ご家族には悪いが
懲戒解雇という形でね。
それでもいいのかね。
君には その覚悟があるのかね!
全て 覚悟の上です。
嘘やんか~。
首になんかせえへんやんか~。
やめてくれるかな~と思って
言いました。
ちょっと 話 しよっか。
お互い 何か 譲れるとこって
あると思うねん。
お茶 飲む?
お茶 飲んで 話そう。
炭酸もあるよ。
若いから炭酸の方がええか。
炭酸 飲みながら…。
(濱家)失礼します。
待ちたまえ。
君に 1つ教えといてやろう。
私を捕まえたとこで
何も変わらん。
君が相手にしようとしてる組織は
それほど巨大だ。
こんなもの
マスコミに持ち込んだとこで
もみ消されて終わりだぞ。
それでも
私は あなたを告発します。
殺されるかもしれんぞ。
死んでもいいのか!?
全て 覚悟の上です!
嘘やんか~。
もみ消されへんやんか~。
致命的やんか これ。
これ どっから?
すっごい前から
俺のこと疑ってるやん。
え~! 懐かしい!
う~わ… あった これ。
ちょっと 座って 話 しよっか。
ソファ座り。
これ 座ったことないやろ? 自分。
座り心地 めっちゃええで これ。
ほんで ここ 寝れんねんで。
疑ってるやろ。
ちょっと 見本 見せたろか。
これ こうやって座ったと思いきや
寝れんねん。
これ 寝心地いいねんで 意外に。
こうやって寝たらええやん。
(濱家)失礼します。
待ちたまえ。
調子に乗るなよ 若造が。
私が 今 組織に電話をしたら
君のご家族は どうなるかな。
脅しということですか?
(山内)いや…。
ただ 偶然 事故に遭う可能性は
否定できんぞ。
警察という職業を選んだ時点で
全て 覚悟の上です。
ご立派だ。
もしもし 私だ。
WIFI作戦
今すぐ実行に移してくれ。
ああ そうだ。 やつの…。
嘘やんか~。
どこにも かけてへんやんか。
1人で しゃべってたやんか。
ツー ツーっていうてるやろ?
何? WIFI作戦って。
Wi-Fiやん。
どんな作戦やねん。
Wi-Fi作戦って
どんな作戦やねん!
おい!
お前のせいで お前のせいで
変なこと言うてもうてるやんけ。
ちょっと 話 しようや。
やめてえや。
ただでさえな ここに
しこりができてんねん 最近。
ストレスで しこりができてんの。
告発します。
(山内)だから 見てよ ここ。
分かれへん? なあ。
(濱家)告発します。
もう だから 告発は分かったから
ちょっと 一回 聞いて!
脱いだ方が分かるかな?
(濱家)告発します。
ここや。 ここがな 昔…。
ほんで 何? このパンツ。
これな 嫁に 買うてきて言うたら
こんなん買うてきてん。
ここに マッチ棒 ささっとんねん。
なっ?
「何やねん そのパンツ!」
言うたら
嫁が 「火 付けましょか」言うから
「やかましいわ!」言うて
家ん中 もう どか~んや!
告発します。
(山内)やめてよ。
全然 話 聞いてくれへんやん。
いや ホンマやで。 分からへん?
寝っ転がった方が 分かるかな。
ここがな… 分かる? ここ。
ここの しこり…。
(濱家)失礼します。
待ちたまえ。
どうやら 君には
何を言っても無駄なようだな。
(濱家)尊敬していた署長が
こんなことになるなんて残念です。
(山内)誰だ お前は。
組織の人間か?
やめろ。
俺は まだ 何もしゃべってない。
やめろ… やめろ!
嘘やんか。
もう 1人でやってるやんか。
(濱家)「Wi-Fiやん」の後の
「お前のせいで」みたいなんは…。
何か もう
楽しなって ノッてるやん。
ということで 『THE CONTE』
全組のコント終わりました。
(濱家)もう 終わりですか。
(飯塚)あっという間。
楽しかったしね。
結構な組数いたんですけど
全組 違うし 面白いから
あっという間に
時間が過ぎました。
(飯塚)この『THE CONTE』ね
毎年 夏に恒例になってほしい。
(濱家)最高ですね
そんなんなったら。
ゼンモンキーみたいなね
若手が どんと出てきて
爆笑 かっさらっていく
っていうのもあるから。
この番組が見つけたって
言いたいですね。
(飯塚)いいですね いいですね。
ず~っと マウントとれるもんね。
カッコ悪いです
そんなマウントのとり方。
来年の夏に
また お会いしましょう。
ありがとうございました。
さようなら~。
(濱家)続いての『THE CONTE』は
この方です。
[悩める民を救おうとする
男の言葉は
コントを超えて もはや真実]
そうです。
私には オーラが見えるんです。
あなたのオーラは
奇麗なオレンジ。
もう 安心してください。
さようなら。
先生。
どうしたんですか?
そんなグレーのオーラで。
何か悩みでも?
先生。 私は 先生の弟子として
長年 修業を続けてきました。
しかし… しかし どうしても
オーラが見えないのです。
なるほど。
そういうことでしたか。
いいですか?
しっかりと鍛錬を続けていけば
必ず見えるようになる。
それが オーラです。
(サイトウ)しかし もう 限界です。
だから 決めたんです。
死のうって。
(上田)おい ちょっと 君!
何をバカなまねを! やめなさい!
今まで ありがとうございました。
私には 才能がなかった。
オーラが見えないなら
死んだ方が ましだ! あ~!
私も見えてない!
私も オーラ 見えてない!
見えてるぶってただけ!
オーラ 見えてない!
先生 そんな嘘はやめてください。
(上田)嘘じゃない!
普通に 目も悪いから
眼鏡のあなたより
何も見えてない!
だって おかしいじゃないですか。
先生 さっき おっしゃいましたよね
私のオーラは グレーだって。
あれ 適当!
怒ってる人は 赤。
悲しそうな人は 青。
太ってる人は オレンジ。
茶髪は 茶色。
あとは 全部 グレー。
全部 適当なんですよ!
そんなバカな話
誰が信じるんですか!
(上田)信じてたんだよ。
いいかい? 占いというのはね
当たりと外れがあるんだよ。
だから 外れたら誰も信じない。
でも オーラは どうだい?
「あなた 赤です」と言われたら
「あっ そうですか」としか
言いようがないんだよ。
最強のスピリチュアルなんだよ
オーラは。
でも 先生は
オーラが見えるからこそ
これまで
多くの人の悩みを解決してきた。
違いますか?
(上田)違います!
ただ ちょっと
アドバイスがうまいだけ。
オーラ 関係ない。
でも 先生は 私の悩みを
すぐに見抜いた。 違いますか?
(上田)違います!
ただ ちょっと
付き合いが長いだけ。
オーラ 関係ない!
じゃあ 全部 嘘だったんですか?
(上田)嘘だよ! 嘘 嘘!
私は あなたをだましてたの!
ねっ?
許せない。
(上田)おい~!
そうなっちゃうの?
(サイトウ)ふざけるな。 何が目的だ!
どうして オーラが見えるだなんて
くだらねえ嘘をついたんだよ!
じゃ 聞くけどさ
オーラ見えない
知らないおじさんに
大事な相談とかした?
はっ?
未来が見えるから 恋愛相談する。
守護霊が見えるから
人生相談する。
不思議なもんだよね。
人間ってさ うさんくさくないと
お金 払って
大事な相談とかしないんだぜ!
相談したかい!?
何も見えないんだよ!?
普通のおじさんが
こんな所 座って
「相談 乗りますよ」って言われたら
相談するかい!?
私 普段
ポロシャツにチノパンだぜ!
しないだろ?
だから 私は 仕方なく
オーラを
ちょい足ししたんだよ。
すいません。
もう こんなことしません。
今度からは 「オーラ見えません。
でも 相談 乗ります」って言います。
それは それで
どうかと思いますけど。
お客さんだ。 いらっしゃいませ。
あの… オーラは見えません。
でも すごく
アドバイスは うまいんですよ。
よかったら… いやいや
そんな怖い顔しないでくださいよ。
(サイトウ)あっ… 先生。
(上田)何?
誰と しゃべってるんですか?
そこ 誰もいませんけど。
(上田)えっ!?
あっ! 何か見えちゃってる!
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