下院議長としては25年ぶりに、アメリカのペロシ氏が2日夜、台湾に到着した。
中国国防省は、中国軍が軍事行動を展開して抵抗すると強く反発している。
アメリカで大統領継承順位2位のペロシ下院議長は2日夜、台湾の台北松山空港に到着した。
ペロシ氏は、台湾の民主主義を支援するというアメリカの揺るぎない関与を示すものだとの声明を発表した。
ペロシ氏が向かう場所に大勢の市民が集まったり、超高層ビルに感謝のメッセージが表示されたりした。
ペロシ氏は、日本時間3日昼前に、蔡英文総統と会談し、夕方、台湾を離れる予定。
一方、台湾の対岸にある中国・福建省の海岸では、中国の戦車部隊が海水浴客の間を走行したり、道路や貨物列車などにもおびただしい数の軍用車両が集結したりしている様子が見られた。
住民「もうかつての中国ではない。アメリカからの口出しは無用だ」、「ペロシが台湾に行くなら砲弾を持って戦う」
中国軍は、台湾周辺で実弾による軍事演習を行うと発表し、中国外務省は「断固反対して、厳しく非難する」との声明を出し、深夜にアメリカ駐中国大使を呼び出して抗議した。
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