アメリカのバイデン大統領は中国の習近平国家主席と電話で会談し、台湾を巡る一方的な現状変更に強く反対すると改めて強調しました。
ホワイトハウスによりますと、バイデン政権発足後、5回目となる今回の会談は約2時間20分にわたって行われ、バイデン大統領は台湾を巡る「1つの中国」政策に変更はないと改めて表明しました。
その一方で、習主席に対して一方的な現状変更や台湾海峡の平和と安定を損なう行動への強い反対の意思を伝えたということです。
台湾問題の他にも、両国が協力できる分野として挙げている気候変動などでも意見が交わされ、意思疎通を維持していくことを確認しました。
ただ、アメリカのペロシ下院議長が8月に台湾を訪問する計画が浮上したことで、両国の緊張感は一層高まっていて、新たな火種となりつつあります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
powered by Auto Youtube Summarize