福岡市の商業施設で去年、女性が殺害された事件。容疑者として逮捕され、鹿児島家裁が検察官送致していた15歳の少年が28日、殺人の罪などで起訴されました。
起訴状によりますと、15歳の少年は去年8月、福岡市の商業施設で当時21歳だった女性客を施設内で盗んだ包丁で刺し、殺害したなどの罪に問われています。
少年は先月、殺人などの非行内容で送致され、鹿児島家庭裁判所が「少年院で問題行動を改善させることは著しく困難」などと指摘し、成人同様の刑事裁判を受けさせるべきとして検察官送致していました。
事件は福岡地検に移され、28日刑事責任能力が問えると判断されました。
少年は今後、福岡地裁で公判前整理手続きなどを経て、裁判員裁判を受ける見通しです。
被害女性の遺族は、被害者参加制度を使って法廷で意見陳述する意向だということです。
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