【ラノベ】八尾にはありません!Web版54『今回も、お抱えの俺は呼ばれたわけだ』『大変なんですね』

「親善訪問団ですか?」
「うむ。某も十年前に参加したのだが、今回はバウマイスター伯爵も指名されているのである」
結婚式を挙げてから約二ヶ月後、バウルブルクにある屋敷において、導師から隣国アーカート神聖帝国に送られる親善訪問団の話を聞いていた。

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