入玉宣言法について
対局手数が500手(500手を超えると引き分け)に達していない時点において、宣言しようとする者が、次の各条件を満たしたときに、自分の手番で着手せずに宣言を行うと持将棋または勝ちとなる。宣言をしようとする場合、宣言する旨告げ、対局時計を止める。
条件は4つ
①宣言する者の玉が入玉している(敵陣3段目以内に入っている)。
②「宣言する者の敵陣にいる駒」と「宣言する者の持ち駒」を対象に前述の点数計算を行ったとき、宣言する者が先手の場合24点以上ある。
③宣言する者の敵陣3段目以内にいる駒は、玉を除いて10枚以上である。
④宣言する者の玉に王手がかかっていない。
宣言をして上記の条件を満たしていた場合、宣言した者の持ち駒と敵陣にある駒の点数が24点以上30点以下であれば持将棋(引き分け)、31点以上であれば宣言した者が勝ちとなる。条件を一つでも満たしていない場合は宣言した者の負けとなる。
なお上述の27点法(持将棋なしに決着を付けられる)に対応する宣言法である、点数を「先手は28点以上、後手は27点以上で宣言でき、宣言した側の勝ち」というルールを採用する例もある
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