18日、アメリカ・アリゾナ州の集合住宅で火事があり、中に3人の子どもが取り残されました。警察と近所の人たちが協力し、子どもたちを救出する様子をカメラがとらえていました。
18日、アメリカ・アリゾナ州にある集合住宅で火事があり、カメラをつけた警察官が現場に向かいます。
住人
「子どもがいる」
警察
「子どもが？」
急いで確認へ向かう警察官。石を投げ、2階の窓を割ったそのとき、子どもの泣き声が聞こえました。警察は、「窓の方においで！」と、中の子どもに呼びかけます。
建物からは激しい炎と煙が上がります。応援を待っていたそのとき、近くにいた市民が壁を乗り越え、窓のそばへ。自らの危険も顧みず、素手で窓を取り外しました。
そして、頭から部屋へと突っ込むと、中からおむつ1枚の赤ちゃんを救出。警察官へと引き渡します。
警察官に抱きかかえられ、とりあえず避難。しかし、これで終わりではありませんでした。
同じ頃、先ほどの2階の窓では――
警察
「おいで！おいで！」
部屋の中には、まだ2人の子どもが取り残されていたのです。
すぐに2歳の子と6歳の子も救出。近所の人たちの協力で、3人の子どもたちはみな、軽傷だったということです。
（2022年2月22日放送「news every.」より）
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