今回の投票は“貴重”!? すぐにわかる!参院選2022~すぐわか~(2022年7月6日)

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■今回の投票は“貴重”なのか?
今回の参議院選挙、投票の機会を逃すと 次、国政選挙で投票出来るのは3年後…!
ともささやかれています。衆議院は去年、選挙が終わったばかりで任期はあと3年ちょっと。
そして参議院の選挙は3年ごとなので、次は3年後です。
ただし、衆議院では時の総理が解散に踏み切ることが多く、任期満了を迎えての選挙となったのは1976年の三木内閣しかありません。
なので実際は3年後より早く投票の機会は来るかもしれませんが、直近では間違いなく貴重な機会です。投票しましょう!

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■住民票が実家でも投票可能!
住民票は実家のままだから投票できない…ということはありません。
住民票のある自治体の選挙管理委員会に投票用紙などを請求して送ってもらうことで、今住んでいる場所でも不在者投票ができます。
ただFAXやメールでは受け付けていなく、直接出向くか郵送でのやりとりかになるので時間がかかります。
労力をかけて不在者投票をせっかくしても、本来の投票所に原則7月10日の午後8時までに届けられていなければ開票されません。
公示から2週間ほどの間にすませないといけないので、急いだほうがいいですね。

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■なぜ著名人が多い?
参議院議員って何だか華やか…。
著名なタレントやスポーツ選手が多い!気がしますよね。
参議院選挙では比例区の投票で候補者個人の名前を書くことが可能で、その票は所属する党の票としてカウントされます。
そのため、より多く票を集めたい政党が著名人を擁立する傾向が強いんです。
ちなみに衆議院選挙では比例区で名前を書く投票方法はありません。

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■投票用紙、実は紙じゃない!
皆さんは選挙の時、投票用紙に不思議な感覚を覚えたことはありませんか?
あのスベスベとした質感や心地よい程の書き具合。
実は、一般的な「紙」ではなく「フィルム」の一種なんです。最大の特徴は「折っても自然に戻って来ること」。
折りたたんで投票箱に入れても箱の中で勝手に戻るから開票作業が大幅にスピードアップ!
1986年から一部の自治体で使用されはじめ、2010年には全ての都道府県で使われる様になりました。
もちろん今回の参院選でも使われる予定です!
皆さんもぜひその触り心地や書き具合を確かめに行ってみては?
ちなみに一般販売はしていません。

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■政局のはじまり!?
3年に一度、必ずやってくるのが参議院選挙。
衆議院のような「突然の解散!」はなく、3年ごと半数ずつが入れ替わります。
国会で総理大臣を選ぶ時衆議院での結果が優先されるので、参議院選挙は「政権選択選挙」ではない、と言われてしまいます。
でも、2007年の参議院選挙や2010年の参議院選挙はのちの政権交代につながりました。
「政局は参議院選挙から始まるー」永田町ではそんな言葉もあるんです。

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■無名でもトップ当選?
参議院選挙では、無名でもトップ当選できる仕組みがあるんです。
比例区では、政党名か、候補者名を書けますが、個人名の獲得票数が多い人から当選が決まっていきます。
ただこれとは別に、政党が優先して当選させる人を決められるのが「特定枠」です。
「特定枠」の候補は個人の得票に関係なく、名簿の順に当選が決まります。
元々は2つの県であわせて1人しか当選できない選挙区で出馬できなくなった人を救済する狙いがありました。
当選しやすいものの、選挙カーを使ったり、名前の入ったたすきをかけるなど個人の選挙活動は禁止されていて、顔が見えにくいとも言われています。

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■勝ち?負け?気になる数字
今回の参議院選挙、どうなったら勝った、負けた、と言うのでしょうか。
参議院の定数は248で、半数の124議席に加えて神奈川選挙区の欠員を補う選挙もあるため合わせて125議席を争います。今の政権与党、自民党と公明党が過半数をとるために必要なのは「55」。この数字が一つの勝敗ラインです。
他にも…憲法改正を国民に問うためには、3分の2以上が必要で、与党の他に改正に前向きな政党を加えて「82」議席が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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