検察官の定年を延長する法律の改正案を巡り、検察人事への介入だと問題視する野党はこの後、国会に修正案を提出します。
政府の改正案は、一般職の公務員とともに検察官の定年も現在の63歳から65歳に引き上げることや検事総長など幹部の定年を3年延長できるなどの内容です。野党側は修正案で幹部の定年を延長できるとする部分の削除などを求めています。政府が検察官の定年は延長できないというこれまでの法律の解釈を変えて東京高等検察庁の黒川検事長の定年の延長をすでに決めているため、野党側は「事後的に正当化しようとするものだ」と批判しています。一方で、与党は今週中に衆議院を通過させたい考えで、引き続き審議を進める方針です。
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