開運!なんでも鑑定団【大発見!?<松尾芭蕉>直筆俳句に衝撃鑑定額!】[字] …の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

開運!なんでも鑑定団【大発見!?<松尾芭蕉>直筆俳句に衝撃鑑定額!】[字]

■<合掌描き>日本画家…美麗大作に驚き値■大発見!?<松尾芭蕉>直筆2俳句…まさかの衝撃鑑定額■特別企画!アノ<高額お宝>依頼人が大集結…再挑戦で超ド級値■

詳細情報
番組内容
依頼人は日本サッカー協会副会長で、WEリーグ副理事長を兼務している。お宝は、代々受け継いできた松尾芭蕉の書。茶封筒にしまわれており、そこには祖父の筆で「真筆にして家宝なり」と書かれていた。果して本物か?
出張鑑定は特別企画「2匹目のどじょう鑑定会」!かつて高額鑑定を勝ち取った依頼人が「2度目の高額鑑定」を求めて再び大集合!
出演者
【MC】今田耕司、福澤朗
【ゲスト】狩野舞子(元バレーボール女子日本代表選手)
【アシスタント】片渕茜(テレビ東京アナウンサー)
【出張鑑定】2匹目のどじょう鑑定大会
【出張リポーター】原口あきまさ
【出張コメンテーター】湯山玲子
【ナレーター】銀河万丈、冨永みーな
鑑定士軍団
中島誠之助(古美術鑑定家)
北原照久(「ブリキのおもちゃ博物館」館長)
安河内眞美(「ギャラリーやすこうち」店主)
増田孝(愛知東邦大学客員教授)
山村浩一(「永善堂画廊」代表取締役社長)
森由美(陶磁研究家)
関連情報
【番組公式ホームページ】
https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/

【見逃し配信】
https://video.tv-tokyo.co.jp/kantei/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – その他
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸

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  1. 万円
  2. お宝
  3. 本人評価額
  4. 芭蕉
  5. 登場
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  9. オープン
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  13. 年前
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  17. バンバン
  18. 鑑定団
  19. 今回
  20. 湯山

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

(3人)こんばんは。
さぁ 「鑑定団」始まりました。

今週もよろしくお願いします。
よろしくどうぞ お願いします。

某局の朝の情報番組
ピンチヒッターで出ましたよね。

行きました 華大の代わりに。

いやぁ 楽しかった。

人の番組 超楽しいですよ。
へぇ~。

金曜日は ゲストを招いての
トークなんですっていうから

めっちゃ楽しかったんですけど

月~木もやってみたかった。

続いては オレオレ詐欺の特集ですとか
やりたかった。

<両親ともに バレーボール選手で

幼い頃から背が高く

小学4年生で
クラブチームに入団しました>

<並外れた体格を誇り

3年生にして なんと
アテネオリンピック日本代表候補に。

しかし当時は
成長痛に悩まされ…>

<バレーボールの名門

<1年生からエースとして
春高バレーで活躍し

卒業後は 久光製薬スプリングスに入団。

開幕からスタメンで
順風満帆でしたが

北京オリンピックを控えた 2008年2月

右アキレス腱を断裂し またもや
オリンピック出場はならず>

<必死のリハビリの末
リーグに復帰したものの…。

2010年 今度は左アキレス腱を断裂。

それでも 「絶対
オリンピックに出る」との

強い気持ちで
復活を果たし

その後は
更なる飛躍を求め

世界最高峰の

< そして迎えた ロンドンオリンピックでは
悲願の代表入り。

ゲームの流れを変える切り札として
大いにチームに貢献>

このサーブ!
崩した!

サービスエース! 眞鍋采配ズバリ!

<日本女子28年ぶりの

<現在は 解説者の傍ら

YouTubeで マイコチャンネルを開設。

利き酒や激辛グルメを食べたりと

体を張った
企画で人気を博しています>

依頼人の登場です。

(片渕)東京都からお越しの

ようこそ 「鑑定団」へ。
よろしくどうぞ お願いします。

あんな ハードなことしてるのに
ムキムキっていうイメージはないですよね。

なんか 上にこう
引き伸びた感じですね。

1年に 伸びてたときって
8センチとか伸びてたので。

え~っ!
毎年 景色が違うみたいな。

最高到達点っていうんですか
何m何cmくらいなんですか?

私は 3m5で

バスケットボールのリングです。
はぁ~!

アタックとかね
手とか大丈夫なんですか?

カチカチにならないんですか?
でも やっぱりあの…。

打つほうの手って
すごい ごつくなるので

左と右で全然。
違うんですか?

厚みとかが違ったり太さも。
ホンマや 厚っ!

太さも ちょっと違ったり厚みも。

あっ ホントだ。
厚みあるわ。

そうなんですよ。
バレーボールあるあるかもしれない。

お宝なんですけども
拝見しましょう オープン。

ありゃ。 これなんですか?

(狩野)中国製の
壺だと思うんですけど。

明っていう字が入っているので
明の時代なのかなと。

その時代のものだとすると
かなり見た目も

そんなに欠けたりしてないですし
なんか色合いとかも

意外ときれいだなというふうに
思いました。

珍しいですよね。
珍しい。

これ どういう
いわれがあるんですか?

(狩野)母親が
祖母から受け継いだのが

もう50年以上前なので。

祖母自体は おばさまから
なんか譲り受けたみたいで。

かなり譲り受けて
受けての今なので。

まさかなんか うちにそんなものが
あると思わなかったので。

かなり ビックリしたのと。

ものすごく いいものだったら
どうされます?

お風呂のリフォームをしたいです。
実家の?

はい。 広いお風呂大好きです。

そうか 家ではいつも
体育座りっぽく入ってる。

そうです 足伸ばせなくて
足抱えて入ってます。

本人評価額です。
おいくらでしょうか?

500万で。
500万。
はい。

これはいけますね リフォームね。
500万あれば。

まいりましょう。
オープン ザ プライス!

1万円!

ちょっと リフォームには足らないか。
全然 足らない。

近代の中国で作られた偽物ですね。

描かれている文様がね

清王朝時代に入って
開発された

黒地素三彩っていう技法なんです。

ヨーロッパ人が たいへんに好んで
ブラックホーソンって言ったんです。

ホーソンっていうのは
サンザシの花のことでね

そこに描かれている
白い梅が

サンザシに似てるんですよ。

それで
みんな集めたがった。

首のところの大明萬暦年製
って書いてありますよね。

これは 400年以上前の

中国 明王朝
後期の年号なんです。

技法と年号が
合わないんですよね。

年号さえ入れなければ 単なる
工芸品でよかったんですけど。

年号を入れたので
偽物になってしまった。

普段使いになさるのに
よろしいんじゃないですかね。

うちに そんな高価なもの
あるわけないよねとは

思ってたんですけど。
考えてみたら怪しいですよね。

(狩野)そうですよね。
わざわざ書かなくてもね。

デザインはね かっこいいですから。
デザインはいいですよ。

ぜひ ちょっと
ご家族で楽しんでください。

はい ありがとうございます。
どうも ありがとうございました。

どうも ありがとうございました。

<続いては 大阪府 大阪市から。

早速 ご自宅にお伺いすると
お仕事の真っ最中。

次なる依頼人は イラストレーターの…>

<始めたのは二十歳の頃。

これまで 大阪城のキャラクター
太閤秀吉のほか

幼稚園や飲食店の
看板などを手がけてきました。

なかでも人気なのが

依頼主の愛してやまない
犬や猫などのペットの顔に

別の衣装を
着せてあげるというもので

貴族風や着流し姿など

どのようなオーダーにも
応えることができるそうです>

< これからも頑張ってください。

ところで…>

<旅館 よし川は
明治の初めに創業。

純和風の大きな旅館で

新歌舞伎座や大阪球場などに
近かったことから

いつも多くの観光客で
にぎわっていました>

< しかし 祖父 勝男さん
父 和男さんが

相次いで他界したため…>

<今回のお宝は その大広間に
飾られていたそうです>

<現在 お宝は
吉川さんのご自宅で

保管しているのですが…>

< ずいぶん立派な箱ですね!>

私…。

< え~!
有名な日本画家の大作を

そんなふうに使っているなんて>

もし価値のわかる方で

大事にしてくださる方が
いてはるなら

売りたいと思っています。
鑑定 よろしくお願いします。

<果たして どんな絵か?

スタジオで拝見しましょう>

依頼人の登場です。

(片渕)大阪府からお越しの
吉川佳子さんです。

ようこそ 「鑑定団」へ。
よろしくどうぞ お願いします。

あのイラスト 喜ばれますね。
はい。
ねぇ。

どんな動物でもいけるんですか?

ワンちゃん
猫ちゃんにかかわらず。

イグアナも来ました。
イグアナ!

鑑定してほしいくらいですよ。
ご自身の描く絵?

だいたい いくらくらいやったら
買ってくれはるのかな。

さあ それでは
お宝拝見しましょう。

お宝 オープン!

うわっ。
ほぉ~。

さあ これは
どなたの作品でしょうか?

中村貞以の屏風です。
きれいな屏風。

確かにこれ 旅館のね
広いところには似合いますよね。

大広間にね。
等身大くらいの感じやもんね。

大きい画面に ポンって
こんだけの構図で

入れ込みはるのが
やっぱし繊細やけど すごい大胆。

おじいさん どうやって
手に入れたって聞いてますか?

旅館を 大広間増築するとき
祖父が買い求めたんやと思います。

何か ここにインパクトのあるもんを
飾りたいなっていって。

祖母から聞いてたんは
手が ご不自由で

こうやって これで
絵を描いてはった…。

こう描かれる方じゃないんですね。
両手で挟む感じで?

挟むで こう。
祖父が言うてました。

<月見草咲く薄暮の芝生に

舞妓が素足で降り立っている。

ひやりとした感触まで
伝わってくるかのようだ。

この絵を前にした
文豪 川端康成は

しばらく動けなかったという>

<中村貞以は

気品に満ちた美人画を生み出した
日本画家である。

ただし その両手は
常に手袋に包まれて>

<不幸は
2歳の時 突然襲ってきた。

火傷により
両手の指の自由を失ってしまう。

もとより本人に
その時の記憶はない>

< しかし
小学校の習字の授業で

筆を両手の掌で挟んで持ち
字を書くと

うまいと褒められた。

また 絵も上手に描けたことから

母の勧めで
近所の浮世絵師に弟子入りした。

19歳の時 大阪画壇の巨匠
北野恒富の門下となり

美人画を描き始めると
すぐさま頭角を現し

23歳にして
日本美術院試作展に入選。

一躍
その名が知られることとなった。

その後も 上品で
りんとした美人画を次々と発表。

構図の見事さは かの横山大観も
絶賛したほどであった。

しかし
指が不自由でありながら

なぜ
これだけの絵が描けたのか?>

<弟子の松岡政信さんは

貞以の描き方について
こう語っている>

長い距離を引く
というようなことは

できないものですから
こういうふうに こう

つながっていくというような
形ですね。

私たちには できません。
細い線は描けないんですね。

先生でないと
できない技術であったと。

<想像を絶する苦闘の末に
たどり着いた

貞以の合掌描きである。

まさに祈りにも似た
この描法から生まれた線は

やわらかく それでいて力強い>

線もさることながら
その色彩において

貞以は黒の使い方が抜群であった。

女性の髪や衣装だけでなく

さまざまな箇所に
効果的に用いることで

重厚にして 雅な趣を
生み出している>

<貞以は こう語っている>

< そんな貞以が
繰り返し描いたのが

愛娘 青子である。

女性の中に聖なるものを
求めた貞以にとって

父として 純粋な愛情を注ぐ娘は

最高のモデルであったに違いない>

< その成長の過程は
逐一 作品化され

初々しい少女の清純さが

細やかな描写で
とらえられている>

<祇園の舞妓も 好んで描いた。

伝統の中に生き

底知れぬ美しさを秘める
その姿に

魅力を感じていたのであろう。

その一つ 『待つ宵』では

2人の舞妓が 卓球に興じている。

舞妓を 生身の人間として
生き生きと動的に描いており

他の画家の舞妓図とは
全く 趣が異なる。

貞以は 意外な瞬間にこそ

人間的な美しさを
見ていたのであった>

<改めて 依頼品を見てみよう。

中村貞以の 二曲一双屏風である。

金地を背景に
舞扇を手にした舞妓と

三味線を弾く舞妓が
向かい合うように 描かれている。

簡潔な構図だが
花街の洗練された奥深い美が

見事に表現されており

2人の舞妓のりんとした表情
上品で豪華な衣装は

いかにも貞以らしい>

祈りにも似た絵ですよ あれね。

気持ちは なんか
入るようなね 描いてて。

お着物なんて合掌描きで どれほど
時間かかるんだろうって感じ。

めっちゃ細かいですね。
(吉川さん)そうでしょ?

もう なんか すっごいでしょ?

こうてくださいよ。
えっ!

今田さん 買ってください。
(笑い声)

もう うちの家 誰が住んでるか
わからなくなりますわ。

屏風あるわ ロボットおるわ。
そうね。

本物やったとしたら 売るの
ちょっと もったいない

っていうのは ないですか?
ないです。

即決。
どうしても売りたい。

はい。
偽物やったらロフトに逆戻りですね。

やめてください。
(笑い声)

本人評価額です。
おいくらでしょうか?

100 100で200万。

100 100の200? まいりましょう。
オープン ザ プライス!

本物か! 偽物か!

きた!

400万!
400万!

すごい。
(片渕)すごい 400万!

ありがとうございます~。

中村貞以の 『双頬』。

49歳のときの作品。

合掌描きという両手を合わせて
筆を挟んで描く。

そこから
生まれてくる線っていうのは

非常に細くて強くて鋭い。

三味線を持つ
舞妓さんなんですけれども

まだ ちょっとあどけないような
顔をしてて。

ただ 着ている着物が
鹿の子の総絞りという

これ非常に高価な着物。

で 左の舞妓さんの帯というのが
刺繍ですよね。

< これは一度
成功したからといって

再び うまくいくとは
限らないことのたとえである。

しかし 今宵 かつて 高額鑑定を
買ち取った依頼人が

<迎え撃つ鑑定士は…>

<早速 いってみよう>

(拍手)

< まずは6年前に登場した
著述家の

どうもどうも
ようこそ 来ていただきました。

もう… まぶしい!
このまま オープン ザ プライスって

言いたいくらいの。

< お宝は…>

<50年ほど前 母がデパートで
1万5, 000円で買ったもの。

本人評価額 15万円に対し
鑑定額は…。

60万円!>

あら!
あら!
すげえ!

すごいです。
あら すごい。
60万!

<雪景色の増上寺を描いた
巴水のなかでも 人気作でした>

反響ありました?
ありました。

うちの母の友達が。

大騒ぎ! お母さんが
いちばん大騒ぎしてる。

もう お茶会して
振る舞っちゃって なんか。

これだ みたいな。
湯山さん自身は

あまり そういう…。

古着!

珍しい宝と書くんです
珍宝館と言いまして。

結構 海外で
ちょこちょこ… 買って。

珍宝がですね。

< お宝は フランスの画家…>

<10年前 母がデパートで
5万円ほどで買ったもの>

いい構図ですよね
色の配色っていうか

ブルーと赤の ホント
デザイナーっぽい絵ですよ。

あぁ 確かに シンプルな。
シンプルな そう。

あ~。

< これなら 2匹目のどじょうを
狙えるはずと

自分は とても気に入っているが

母は台所に飾り
ぞんざいに扱っている>

そこの上にね
バンバンなんだか 次の…。

ポストイットがバンバン バンバン
重なって…。

<本人評価額は

最低でも このくらいはするはずと
10万円。

母は 全然興味がないようなので

もし よい物なら
湯山珍宝館にドーンと飾りたい。

果たして 結果は!?>

鑑定額は こちら!
(2人)ジャカジャン。

25万円!
あっ ウソ。

<見事
2匹目のどじょうをゲット!>

やった~。
フランスを代表する洋画家

ベルナール・カトランのリトグラフです。

花の画家として知られる
カトランですけど

色の使い方が すごくうまい方。

寒色と暖色の花の色を並べて

下の花瓶も濃紺の色と白って
真逆の色を対比させてる

このあたりの色の住み分けが
おもしろいなと思います。

近くで見ると
すごく平面的に見える。

だけど 引きで見てみると

ちゃんと画面に
奥行きが生まれていて

表現力の高さが
見てとれると思います。

ぜひ 大切にしてください。

さぁ 湯山さんには
このあと…。

よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。

<5年前に登場した金城さんは

熱烈なおもちゃコレクターで

集めたその数 3, 000点。

自宅は
コレクションで埋め尽くされており

いまだ

俺が言うのも なんやけど
結婚せんと あの部屋は

ちょっと心配になってくるよな。
あららら…。

母親が言うには
おもちゃを全部売って

もう結婚してくれと
孤独死になるぞと…。

< お宝は ブリキの鉄人28号でした。

骨董市で見つけたもの。

30万円に

その時 身に着けていた
中古のロレックスの腕時計をプラスして

手に入れました。

本人評価額 100万円に対し
鑑定額は…>

えっ!?
やった!

< あっと驚く 400万円>

すばらしい!
ちょっと待って…。

幻中の幻なんです。

<雑誌の懸賞で
当選者のみに配られた

25体限定の大珍品でした>

反響
すごくあったんじゃないですか?

すごいありましたよ。

そうです そうですって。
えぇ!? と思って…。

芸能人かと思うくらい。
みたいな感じで。

えぇ!

会話をしてると なんか
ちょっとずつずれてって…。

それで フラれて…。

湯山さん どうですか?
こういう金城さんみたいな男性。

< お宝は こちら>

<自分が集めているおもちゃの
大半はキャラクターものなので

車には まったく詳しくない。

去年 フリマアプリで見つけ

軽い気持ちで
5万円で買ったのだが…>

ちょっと こう
軽くふいてみたら…。

あぁ なるほど。

バックミラーがついてるんですね。
あぁ ホントや!

こんなん
見たことないですもんね。

<更に 古いおもちゃの
命ともいうべき箱も

とても状態がよいので

2匹目のどじょうを狙える
掘り出し物かもしれないと

期待している。

しかも フリクションの動力で
今でもちゃんと動く>

あっ…。

あぁ!
おぉ 動きますね。

昔こうやって
こういうおもちゃ あった!

<本人評価額は
期待を込めて 20万円。

今回 2匹目のどじょうをゲットし

その勢いで
なんとか婚活を成功させたい。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン こい!
40万円!

< やった~>

やりましたね。
やりました!

販売していたのは
ラインマーという会社なんですけど

作られたのは 日本なんです。

1956年 戦後の金属玩具

ブリキのおもちゃの
傑作の一つですよね。

パーツが すごいんですよ。

エンブレムにしても アンテナにしても

ホワイトリボンのタイヤ ハンドル

それから バックミラー

トランクに
スペアタイヤが入っているんですけど

その形状をですね ホントに
上手に再現しているわけです。

箱も オリジナルです。

いや でも…。

いや ホントに。
ねぇ。

はい!

あぁ!

<5年前に登場した竹中さんは

鉄工所を経営する傍ら

休みになると 骨董市に出かけ

ありとあらゆるものを収集>

一貫性は たしかにないですね。
そうや。

自分の人生も一緒や。
一貫性がない!

30年前から鉄工所ってことは
その前は何されてたんですか?

あぁ その前はね

うどん屋さん。
全然違う!

< お宝は
勾玉17点 管玉11点でした。

骨董市で
6万5, 000円で買ったもの>

翡翠は なんか高いって…。
高い イメージありますね。

あるからね。
どの辺が翡翠ですか?

これでいうと…。
あぁ どれが翡翠になるんかな?

いや…。

<本人評価額 50万円に対し
鑑定額は…>

<201万5, 000円>

<本物の翡翠も含まれた
貴重な品々でした>

反響
すごかったんじゃないですか?

うわっ!
奥さんの反応とか いかがでした?

言うてくれるんですわ。
あら!

あら!
うわ立派!

後ろ ちょっと
くるっと向いてください。

ほら すごい。
可愛らしいね。

< お宝は…>

<去年 骨董市で雑器として
1, 000円で売られていたもの。

しかし 長年の経験から ピンときて
自分なりに鑑定したところ

江戸時代初期の古唐津と確信。

なので
これも大幅アップ 間違いなし>

まぁ 古そうやから。
おぉ!

湯山さん いかがですか?

すごく モダンに思えるんで…。

<本人評価額は
買ったときの 500倍 50万円。

知り合いのベテランの骨董商に
この茶碗を見せたところ

いい買い物したね と
言ってくれた。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン! ほい!

<残念!
どじょうは いなかった…>

おいくらで
買われたんでしたっけ?

1, 000円です。

古唐津ではございません。

おそらくは 近代以降の
萩焼の茶碗だろう と。

古い唐津焼っていうのは

土がですね 一見 こう ザラッと
荒く見えるんだけれども

その実は すごく硬く キュッと
焼きしまってるというところが

特徴なんです。
かなり強い貫入が

わ~っと
入っているんですけれども

これも 唐津のくすりの様子とは
違います。

ご自身で使っていただくには
いいかと思いますが…。

<4年前に登場した
田口さんは

つくば市で
ハワイアンレストランを経営>

< お宝は…>

< お金に困った 見た目が
とても怪しい骨董商から

夫が 700万円で買ったもの>

ご主人は 今日 来てないの?
今日は来てないんですよ。

何をしてんですか? ご主人は。
(笑い声)

電話は もう バンバンありました。

電話は バンバンあった?
まだか? 出番はまだか? と。

<本人評価額 2000万円に対し
鑑定額は…>

< なんと 7000万円>

ホントですか!?

このような名作がね
美術館のような施設じゃなく

一般のご家庭にある ということは
奇跡ですね。

中島先生をうならせるほど…。

次の日から もう それを
見にくるお客さんが…。

ここにはないんです って言ったら
そうですか… みたいな。

<今回のお宝は…>

前回の…
あの板谷波山 ありましたよね?

えっ!

<縦20センチ 横15センチ。

海辺にたたずむ
11羽のカモメが描かれた

とても小さな絵だが

夫に買った金額を聞くと
なんと 100万円だった>

優しい絵だな とは
思うんですけどね。

でも…。

< しかし 前回のこともあるので
これもひょっとすると

とんでもない
名品なのかもしれない。

本人評価額は とりあえず
夫の目を信じ 100万円。

もし これが 真っ赤な偽物なら

今後は その怪しい骨董商との
つきあいは

考え直してもらいたい。
このあと…>

<去年 夫が
見た目の怪しい骨董商から

100万円で買った 香月泰男の油絵。
果たして 結果は!?>

ジャカジャン! ほい!

< これは すごい!>

香月泰男の作品 本物です。
(原口)すごい!

戦後 シベリアに
抑留されていた時代があって

そのときの体験というのは
ホントに過酷なもので

それを後に描いた
シベリアシリーズと呼ばれる作品は

あまりにも有名なんです。
この依頼品ですけれども

1973年 フランスは ニースの
海辺の風景を描いた作品です。

茶褐色の色と墨の黒っていうのを
織り交ぜた

香月の特徴的な色使い。
下地に方解末という

日本画の顔料が
混ぜられてるんですね。

その 下地の仕事が
あることによって

この ザラッとした質感が
生まれていて

作品の風合いっていうのを

際立たせているのかな
というふうに思います。

ぜひ これからも
大切にしてください。

<5年前に登場した 長江さんは
理容師として働く傍ら

インターネットオークションで
数多くの骨董を収集>

< お宝は

< これも ネットオークションで
手に入れたもので

落札額は 80万円。

本人評価額 160万円に対し
鑑定額は…>

<250万円!>

おめでとうございます!

<観音菩薩を浮き彫りにした
朝雲の傑作でした>

いや~ うれしかったでしょう
長江さん あのときは。

< お宝は こちら>

(原口)本邦初公開!?
はい。

< もちろん これも
ネットオークションで見つけたもの>

おいくらで?

助かったです。
助かった~ いうて。

ハハハハ!

< どこが
気に入っているかというと…>

本体は もちろんですが

帆がね 鳳凰が両側へ寶を。

仁清らしい色絵をね 施してね

天下無二の作品だと思うんですが。
ねぇ。 湯山さん いかがですか?

すごい いいですよね なんか。

ちょっとグッチみたいだよね。
そう 欲しい。

(原口)欲しい。

<本人評価額は
自信満々の1, 200万円。

国宝に指定されている
仁清の作にも

まったく引けを取らない。

テレビをご覧の皆さんも
驚いているはず。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン こい!

15万円!

< う~ん 残念>

仁清の作品ではございません。
違う。

江戸時代の前期に
京焼で活躍した作り手です。

造形の確かさであるとか
あと色使いのセンスだとか

技術的にも
すごい高い水準にある。

これですけれども 色の使い方とか
絵の描き方なんかが

実は パッと見
すごい華やかなんですけれども

すごく単調なんですよ 実は。

仁清の印が
あるということですけれども

仁清写しが
京焼の伝統なんですよね。

でも 別に それ
偽物っていうことではなくて

京焼の置物として飾って
楽しんでいただければと思います。

<続いては 東京都
文京区にある日本サッカーミュージアムから。

2003年に開館した こちらでは

100年を超える
日本サッカーの軌跡を伝える

貴重な品々が一堂に会しています。

中には 2011 FIFA女子ワールドカップで
澤穂希選手が着ていたユニフォームや

以前 この番組に登場した
決勝戦でゴールを決めたシューズ。

更には 優勝トロフィーも。

見ているだけで
あの熱戦が よみがえります>

すごい決勝だったよ あれは。

< と 神妙な面持ちで
トロフィーを見つめる男性が…>

あっ お待ちしてました。

< ご丁寧に
ありがとうございます。

次なる依頼人>

私 今ですね
日本サッカー協会の他にもですね…。

ですので
ときどきですね ここへ来て

この

<現在 特に力を入れているのが

去年開幕した WEリーグ。

なでしこリーグの上位にあたる

日本初の女子プロサッカーリーグです>

これから先の
女子サッカーの発展を考えると…。

WEリーグのWEというのは…。

っていう意味合いでつけてます。

この番組でも おなじみって言って
いいのかわからないですけど

播戸竜二さんも
理事になってもらっています。

すごく
盛り上げるのが うまいので…。

<播戸さんともども
頑張ってください!

ところで…>

代々伝わるといってもですね
実は私が

で これ…。

この封筒がですね
まあ こんなものなんですけど…。

< どれどれ? 確かに

「真筆にして家宝なり」と
書かれています。

祖父から受け継いだ
父 英一さんも

これを信じて
大切にしていたのですが…>

<英一さんは
真贋を気にかけながら 去年他界。

そこで 今回
「鑑定団」で白黒はっきりさせて

墓前に報告したいそうです>

この間の
播戸くんの結果みたいなことに

ならないことを祈ります。

鑑定よろしくお願いいたします。

<果たして そのお宝とは!?
スタジオで拝見しましょう>

依頼人の登場です!

(片渕)東京都からお越しの

ようこそ 「鑑定団」へ。
よろしくどうぞ お願いします。

プロチームは あったんですよね
でも前からは?

いや 去年の9月から
初めてプロになりました。

あっ そうなんですか。
はい。 まだシーズン 半分始まった

ばっかりなんで この3月
ちょうど始まりましたけど

ここから後半が始まるとこなんで
ぜひ 皆さんも見ていただければ。

スター選手ですよ スター選手。
スター選手ね。

確かに あのときは わかりました
澤さんであったりとか…。

まあ 丸山さんは ちょっと
違う道に入っていきましたけど。

今日は まあ そういった意味でも
その日本サッカー協会の方には

頑張って
いただきたいんですけども。

サッカー関係の方 ここで活躍した方
いないんじゃないですかね。

播戸さんもね ちょっと
残念な結果になっちゃって。

いや でも今回のお宝
ちょっと期待したいですね。

さあ それでは拝見しましょうか。
お宝 オープン!

うわっ!
松尾芭蕉の真筆の書だと。

それで家族会議で
あるわけないじゃん と。

まさに そうなんです。
それ なっちゃいますね。

悲しいかな
一字も読めないんです。

最後にですね
サインみたいのがあって

ネットで調べたら
「はせを」って

なんか ひらがなで
3文字らしいんですけど

確かに他のと見ると
似てはいるなとは思います。

筆使いは なんかこう

素人で こんな偽物作ろうと思うて
できるかなというような。

松尾芭蕉っぽいね 筆の動きが。

(片渕)ありますか オーラが。
なんか ありますけどね。

封筒が実はあってですね
そこに これ入ってたんですね。

坂上竹煙っていう
江戸時代の

俳人の方がいて

その方から
私の先祖が

入手したもんだ
ってことが
書いてあるんです。

その方は実在して

江戸のそれなりに名が通った
俳人だということも

わかったんです。

全然 関連がなくはないのかなと。

もしかしたら…。
もしかしたらと。

もし ホンモンやったらトロフィーの横に
こう置いときましょう。

そうね あのミュージアムに置いても
いいんじゃないですか。

そうですけど ちょっと意味が
わからないような気もします。

<松尾芭蕉は
俳諧の17文字に

わび さび
かるみの
味を加えて

文学に昇華した
ことから

俳聖と称される。

しかし 芥川龍之介は
芭蕉をこう評した>

< いったい
なぜか>

<俳人として名をあげるべく

江戸に向かったのは 29歳のとき>

<昨日
河豚汁を食べ

あたりはせぬかと
心配していたが

何ともなくて
やれやれだ。

それまでの伝統的な俳諧とは
一線を画す

軽妙しゃだつな句を
披露すると 程なく…>

< しかし 37歳のとき 突如
深川の閑疎な庵に隠棲。

その理由は 定かではないが
世俗を断ち

新境地を切り開くためと
考えられている。

この頃 門弟から芭蕉の株を
贈られたことから

庵を芭蕉庵と命名し

自らも芭蕉と名乗るようになった。

芭蕉の句が 大きな変化を
遂げたのは41歳のとき。

伊賀・大和・美濃・尾張を巡る

野ざらし紀行が
きっかけであった>

<目の前の出来事を
そのまま平易な言葉で詠んでも

俳諧として成立すること

また そのほうがかえって

読み手の想像をかきたてることに
気づいたのであった。

そして旅から
戻り
詠んだのが

「古池や」の
句であった。

古来 和歌の世界では蛙は
鳴き声をめでるものであったが

芭蕉は あえて蛙が
飛び込む音に着目したのである。

それこそが 芭蕉独特の

文学的虚構と考えられている。

なぜなら 蛙は水の中に入る際

そのほとんどが
音を立てないからである。

ところが この
句においては

誰もが
心の中で
その音を聞き

古池の
静けさを

しみじみと
感じるので
ある。

その見事さに驚嘆した芥川は

畏怖するように逆説的な意味で

大山師と呼んだのであった。

更に こうも書き残している>

<晩年 芭蕉は頻繁に各地を旅し

句作を重ねたため

漂泊の俳人とも呼ばれた>

<生涯に
詠んだ句は

およそ900句。
その多くが

今なおあまねく
日本人の
心に

しみいっている。

改めて 依頼品を見てみよう。

松尾芭蕉の自筆の句である>

<大根の収穫で
大忙しの畑のそばで

小さな子どもが
仕事の邪魔にならないよう

馬の鞍壺に乗せられている
情景を詠んでいる>

<入り江に停泊中の
船の帆が外され

遠くから眺めると 帆柱だけが
にょきにょきとしていて

寒々しいという意味である。

最後に 「はせを」とあるが

これは当時の仮名表記で
「ばしょう」と読む>

句が2つあって なおかつ

芭蕉って書いてあるっていうのは
初めて知りました。

句もなんかいい句じゃないですか。
いい句ですよ。

旅してる風景を
パッと見て書いたような。

いやぁ ちょっと
期待値が上がりますね。

ご本人の評価額です。
おいくらでしょう。

200万円で。
200万円。

まいりましょう。
オープン ザ プライス!

だめか。
残念でした。

だめだったか。
ありゃりゃ…。

偽物でございます。
ニセモン。

鞍壺の鞍という字が
いやに大きいんだけれども

後ろにいくにしたがって
ずっと小さくなってしまうと。

全体のバランスの取り方も
あまり上手じゃない。

にょきにょきと
という

繰り返しの記号の
ところを見ると

非常に筆が
やわらかい
感じがするんですけど

芭蕉の線っていうのは
締まった線を書きますので

こういう書ではないと。

亡くなったあと
1800年代から俳聖として

祀り上げられてたんですね。

芭蕉の筆跡というのは
誰もが欲しがったわけです。

そういう
需要というものがあって

たくさん作られたんじゃないかと。

200年くらいは経ってる。
今の作り物とは違いますので

江戸期における
芭蕉の評価というものを

知るための材料として
大事にすべきものであります。

いかがですか?
父が やっぱり本物かどうか

知りたいって言ってたので

それが かなえられたので
本当にそれは ありがたいです。

すっきりされましたか。
この番組としては

サッカー関係の方 ぜひリベンジで
お待ちしております。

よろしくお願いします。
どうも ありがとうございました。

< お宝鑑定希望の方

お宝を売りたい方は

お宝の写真とエピソードを添えて

ご覧のあて先まで

どしどし ご応募ください。

お待ちしています。

詳しくは番組ホームページを
ご覧ください>

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