イギリスのジョンソン首相が辞意を表明するとのニュース、その後、動きはありますでしょうか。
ジョンソン首相は既に、エリザベス女王に電話をしたということです。辞意を伝えたものと見られます。
ジョンソン首相、次の党首が決まるまで首相としての職務は継続するとの意向と伝えらえましたが、保守党内からは、現在副首相の地位にあるラーブ法相を直ちに臨時の首相にして、これまでにジョンソン首相に反発して政府の役職を辞任したおよそ50人の政務官らを戻して、政府を機能させていくべきだ、との声も出ています。
Q.きのうまでは続投の意思を強く表明していましたが、辞任圧力に耐えられなくなったということでしょうか
確かにジョンソン氏はきのうまでは、2019年に総選挙で保守党を圧勝に導いたことを盾に「この政権は国民の負託を受けている」「物価高やロシアによるウクライナ侵攻の中で政権を投げ出すことはできない」と続投の意思を強く示していました。
ただ、昨夜からけさにかけてジョンソン首相に近いとされてきた閣僚たちや、新たに任命した財務相からも辞任を促されるなど追い詰められ、党内の離反が、政権をまともに運営できないレベルに達したと判断したものと見られます。
保守党の多くの議員がこの二日間で一斉にジョンソン首相に背を向けたのは、与党の院内幹事長代理のセクハラ疑惑について当初、官邸側が事実と異なる説明をしていたことが明らかになったのをきっかけにこれまで蓄積していた不満や不信感が噴出したことによりますが、労働党など野党からは、ジョンソン首相の振る舞いは今に始まったことではない。今更、批判を口にしても保守党には何の一貫性もない、と攻撃しています。
ジョンソン首相の辞任で、保守党は新たな党首選びに入ります。最低でも数週間かかると見られます。
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