深刻な経済危機に陥っているスリランカで、首相が国の「破産」を宣言したうえで「来年も困難に直面する」と述べ、危機的な状況が長期化する見通しを示しました。
現地メディアによりますと、ウィクラマシンハ首相は5日、議会で演説し、金融支援を得るために続けているIMF(国際通貨基金)との交渉の現状について説明しました。
そのなかで「これまで発展途上国として議論を重ねてきたが、現在は破産した国として交渉に参加しているため、以前よりも困難で複雑になる」と述べました。
さらに「世界的な物価の上昇と通貨の下落によって年末までにインフレ率が60%に達する見通しだ」などとして「来年も困難に直面することになる、これが真実だ」と強調しました。
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