【ITパスポート】第10回:コネクテッドカー(ストラテジ分野)

———-説明———-
この動画では、コネクテッドカーとその過去問題を解説します。

———-目次———-
0:00 イントロ
0:03 自己紹介
0:15 コネクテッドカーとは
0:19 英略語
0:37 車載センサ
1:05 IoT
1:32 車のIoT
2:12 試験ではこう出る!
2:29 過去問題(令和3年度 問6)
3:38 まとめ
3:54 エンディング

———-本文———-
■コネクテッドカーとは
コネクテッドカー(Connected Car)とは、インターネットにつながった車のこと。

■英略語
「Connected」は日本語で「接続された」という意味だ。でも、最近では「Connected」は「インターネットに接続された」という意味も持つようになっている。だからコネクテッドカーは和訳すると「インターネットに接続された車」となるよ。

■車載センサ
車には、たくさんのセンサが積まれていて、安全に走ることができるように設計されている。これらセンサのことを、車に積まれたセンサ、という意味で「車載センサ」と言うんだ。車載センサの例としては、車の現在位置を取得するため「GPSセンサ」、前を走る車を認識する「画像認識センサ」、タイヤの空気圧を取得する「空気圧センサ」などがあるよ。

■IoT
従来の車も、これらたくさんの車載センサを使って安全に走るように作られてきたんだ。
ただし、今までの車は、車載センサで取得した情報を外部に送信することはできなかった。

変化の兆しを見せたのは、IoTという言葉が注目を集めた頃。IoTとは、モノがインターネットにつながることだ。IoTによって、家電やセンサといったあらゆる「モノ」がインターネットとつながるようになっていったんだ。

■車のIoT
その後、IoTの波は、自動車業界にもやってきた。自動車もIoTの1つとして、インターネットにつながり、車載センサの情報を、外部にあるサーバとやりとりできるようになったんだ。このようにインターネットにつながった車をコネクテッドカーというんだ。
最近では、自動車メーカが車載センサのデータを活用した様々なサービスを発表しているよ。例えば、車載センサのデータから部品の故障などを事前に検知して、車を整備する時期を知らせてくれるサービス。さらに、運転手のブレーキやアクセルの踏み方などから保険料を決める「テレマティクス保険」という商品まで生まれているんだ。

■試験ではこう出る!
コネクテッドカーの問題は超簡単!
コネクテッドとは、「インターネットに接続された」という意味!
これだけ覚えておけばコネクテッドカーの問題は簡単に得点できる!
コネクテッドカーは出題されたら絶対に落としてはならない用語だよ!

■過去問題
令和3年度 問6

インターネットに接続できる機能が搭載されており、車載センサで計測した情報をサーバへ送信し、そのサーバから運転に関する情報のフィードバックを受けて運転の支援などに活用することができる自動車を表す用語として、最も適切なものはどれか。

ア.カーシェアリング
イ.カーナビゲーションシステム
ウ.コネクテッドカー
エ.電気自動車

アのカーシェアリングとは、複数の会員が自動車を共同利用するサービスなので、誤り。

イのカーナビゲーションシステムとは、自動車の現在地と目的地までの道のりを地図上に表示するシステムだから、こちらも誤り。

ウのコネクテッドカーが正解だ。設問に「インターネットに接続できる」と「自動車」という2つのキーワードがあるよね。だから、この問題はコネクテッドカーの説明だと簡単にわかる。

エの電気自動車とは、電気モーターを動力源として走る車のことなので、誤り。

■まとめ
・コネクテッドカーとは、インターネットにつながった車
・コネクテッドとは、「インターネットに接続された」という意味
・コネクテッドカーは、データを外部のサーバと双方向にやりとりできる

———-高橋京介プロフィール———-
・米サンノゼ州立大学卒業
・元メルカリiOSエンジニア
・著書
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