女子大生殺害“ワイヤー付けた刃物”自作か 死亡男性の隣人は「壁叩かれる」警察相談(2021年5月4日)

今年4月に大阪府大東市のマンションで女子大学生が殺害された事件で、現場から自作の刃物が見つかり、真下の部屋で死亡した会社員の男性の指紋が検出されていたことがわかりました。

 4月28日、大阪府大東市のマンションで大学4年生の女性(21)が全身を切りつけられるなどして殺害されました。同じ時間帯、真下の部屋で火災が起き、この部屋に住む会社員の男性が死亡していて、警察は会社員がはしごを使って女子大学生の部屋に侵入して、殺害した後に自分の部屋に戻って火をつけたとみて捜査しています。

 現場検証の結果、被害者の部屋からはバールや包丁のほか、長さ60cmほどの木製の手すりの先端にワイヤーで包丁をくくりつけた自作の刃物が見つかり、ここから会社員の指紋が検出されたということです。また、バールにはひもがくくりつけられていて、体に巻き付けた状態ではしごを登った可能性もあるということです。

 さらに、2階のベランダからは、はしごを掛ける際に使ったとみられる先端にY字型のフックが付いた棒が見つかったということです。

 事件が起きたマンションでは、死亡した会社員の隣の部屋の住人から「部屋の壁を叩かれる」という相談が交番に寄せられていた他、会社員の親族は「会社員は生活音に敏感になっていた」と話しているということで、警察が事件との関連を調べています。

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