きょうも厳しい暑さで、東京電力管内では電力需給が厳しくなる見通しだとして、政府は「電力需給ひっ迫注意報」を継続します。
萩生田経済産業大臣
「熱中症には十分注意しつつ、できる限りの節電をお願いしたいと思います」
萩生田大臣はこのように述べ、きょうも節電するよう呼びかけました。
政府はきのう、東京電力管内で初めて「電力需給ひっ迫注意報」を出しましたが、きょうも電力供給の余力を示す予備率が夕方の時間帯を中心に5%を下回ると予想されていて、注意報を継続しています。
東京電力管内のきょう午前10時から11時の電気の使用率は94%で、午後4時から5時は97%と最も高くなる予測です。政府は冷房などを使用した上で、不要な照明は消すなど無理のない範囲での節電を呼びかけています。
また、あすも北海道・東北・東京電力の管内では予備率が5%を下回ると見られ、3社は「需給ひっ迫準備情報」を出して引き続きの節電を呼びかけています。
一方、政府は電力会社がすすめている節電プログラムに参加する家庭に2000円相当のポイントを付与する制度を8月中に始める考えを示しました。
関西電力は、福井県おおい町で定期検査中の大飯原発4号機について、配管の不具合が見つかったため、発電や送電の再開を来月下旬に遅らせると発表しました。
この影響で、沖縄をのぞく西日本エリアでは、電力供給の余力を示す来月の「予備率」が3.0%に低下する見込みで、安定供給に最低限必要な数字とされる3%ちょうどとなり、電力需給への影響が懸念されます。
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