節電必須の夏、省エネのコツを教えてもらうため、やってきたのは、空調機メーカーのダイキン。
「こちらがショールームになります」
エアコンの節電のポイントは3つ。
1つめは、なんといっても設定温度です。
【ダイキン工業広報 徳地晃宏さん】
「基本的には28度に設定していただいて、設定温度を下げずにエアコンを使っていただくことが一番節電の効果が高い」
ただ、28度っていうと…、
【坂元キャスターリポート】
「あんまり効いてない暑いのではと思ったが・・・」
【ダイキン工業広報 徳地晃宏さん】
「そういう時は、こういった扇風機、サーキュレーターを使うことで、体感温度が下がったりすることがある。扇風機を置く場所でもっとも効果的なのは、エアコンの対面の壁際です」
扇風機を天井の真ん中に向けるとエアコンの風が部屋を回ることになり、温度のムラをなくすことができるそうです。
続いては湿度を体感できる部屋。
こちらは、室温28度、湿度がおよそ80％です。
【坂元キャスターリポート】
「すごく暑いわけではないけど、じめじめ、もやもや」
節電のポイント2つめは湿度です。
【坂元キャスターリポート】
「だいぶ先ほどよりは…」
【ダイキン工業広報 徳地晃宏さん】
「実はこの部屋、さきほどと部屋の温度は同じなんですよ」
【坂元キャスターリポート】
「同じ28度」
【ダイキン工業広報 徳地晃宏さん】
「違う所は湿度なんですね。さきほどの部屋が約80％、こちらが約50％、30％違う。一般的に湿度が20％高くなると、4度くらい体感温度が上がると言われています。温度を下げずに除湿機能を上手く使うことも必要です」
また、3つめのポイントはフィルター。2週間に一回、こまめに掃除することも節電につながるそう
【ダイキン工業広報 徳地晃宏さん】
「一年間フィルターを清掃しないことによって、電気代が約25％高くなったって実証試験があったりした。確実に節電というところにはフィルター清掃、関係してくる」
電力不足の中で迎える夏、節電しながら快適に過ごす工夫がこれまで以上に必要です。
カンテレ「報道ランナー」2022年6月28日放送
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