列車内に防犯カメラ設置を義務化検討 国交省 京王線刺傷事件受け

東京の京王線で起きた刺傷事件を受け、国土交通省は再発防止策として、今後、列車内に防犯カメラの設置を義務づけることについて検討すると発表しました。

 斉藤大臣は、京王線事件の際に乗務員が車内の状況を直ちに把握できなかったことを踏まえ、今後、新しく製造する列車内に防犯カメラの設置を義務づけるため、基準の見直しや費用負担について検討を始めると発表しました。

 また、列車内の非常通報装置や非常用ドアコックの取り扱い表示についても、ピクトグラムを利用するなど分かりやすい共通の表示ができるよう検討するとしました。

 そのほか、危険物の持ち込み防止のため、不審者に対し個別に手荷物検査を実施することについて、乗客の理解と協力を求めるとしています。(03日14:41)

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