激レアさんを連れてきた。 若林vs強レア大先輩2時間SP[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

激レアさんを連れてきた。 若林vs強レア大先輩2時間SP[字]

研ナオコ・中尾ミエ・平野レミの激レア人生を徹底研究!テレビ黄金期を彩った70年・80年代の超貴重映像と共に激レア人生を振り返る!

◇番組内容
研ナオコ・中尾ミエ・平野レミ 芸能界のレジェンドが大集結!50年以上芸能界の第一線で活躍し続けるレジェンド3人を大研究!
和田アキ子をいじめから救ったのは実は中尾ミエ!研ナオコ、ブレイクのきっかけは超自虐なCMだった!結婚も10日で決める超時短人生の平野レミ!
テレビ黄金期を彩った70年・80年代の超貴重映像と共に振り返るそれぞれの激レア人生。そこには、半世紀以上も輝き続けられる秘訣があった!
◇出演者
【研究員】若林正恭(オードリー)
【研究助手】弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)
【客員研究員】加藤シゲアキ(NEWS)、近藤春菜(ハリセンボン)、DJ松永(Creepy Nuts)
       上川隆也、岸優太(King & Prince)、ホラン千秋
       ※各回50音順
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/geki_rare/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 近藤
  2. 松永
  3. レミ
  4. 中尾
  5. ハハハハ
  6. 一同
  7. ミエ
  8. 加藤
  9. 平野
  10. ホラン
  11. 最強
  12. 本当
  13. 歌手
  14. スタッフ
  15. 和田
  16. 当時
  17. NG
  18. マネジャー
  19. 仕事
  20. 時短

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

ぶっ飛ばすよ あんた…!

世にも珍しい人生をご紹介!

今夜は 中尾ミエの最強伝説に…。

中尾さん!

歌手 研ナオコ 異色の芸能人生。

10年目の選手よ!

自由奔放!
平野レミの爆笑半生も。

ハハハハ…!

まずは…。

本日の激レアさんは
こちらの方です。

えっ…? うわっ 暗くなった。
(近藤)ええー! すごい演出!

今まで こんなのなかったじゃん。
(加藤)リングインみたいになってるわ。

(松永)うわ ライブじゃん。

(近藤)ええー! ええー!

はい 中尾ミエさんです。

よろしくお願いいたします。
こんばんは。

(近藤)よろしくお願いします!
おはようございます!

おはようございます!
(松永)おはようございます!

どんな激レア体験をされた方だと
思いますか?

(近藤)ハハハハ…!
(中尾)「シメて」…?

なんか こう
舌鋒鋭いイメージはあるから。

それは ありますね 皆さんね。
本日の激レアさんは…。

ええー! シンプル!
(加藤)そんな…!

タイトルが
『刃牙』のタイトルじゃん もう。

この次を
今 発表するんじゃないの?

「真」のね?
(近藤)「真」の?

ちょっと ミエさん こちら…。

ねえ?
いや でも これは

周りから見たらって事じゃ…?

(中尾)いやいや いますよ。
黒柳さんとかさ。

(スタッフの笑い)

すごいカードですね。
黒柳さんと中尾ミエ。

俺 アリーナ席
とっちゃうかもしれない…。

確かに とりたい。
2万7000円。 ハハハハ…!

ペイ・パー・ビュー 絶対買うな 俺。
見る 見る。

芸能界で
口ゲンカと肝っ玉の強さ

そして
修羅場をくぐり抜けた数から

最強説をささやかれるのが…。

芸能生活60年。

生ける伝説のスター
中尾ミエさん。

その年 初めてのシングルで

いきなりの快挙を果たします。

16…。 はいはい はいはい…。
(近藤)もう 誰もが…。

♬~「可愛いベイビー ハイハイ」

(近藤)デビュー曲なんですね。

デビュー曲『可愛いベイビー』が
ミリオンヒット!

(加藤)ああー!

一躍 スターダムへと
上り詰めました。

その後…。

アイドルの先駆けとして

絶大な人気を獲得。

へえー!

更に
明るいキャラクターが注目され

バラエティにも進出。

これを機に新たな才能が開花。

それが…。

例えば 往年の

「覚えてます?」

(松永)信じられん! 信じられん!

流れるようなリズミカル毒舌。

(加藤)「リズミカル毒舌」。

更に 若手歌手の方に対しても…。

(松永)若手に対しても?

(近藤)毒舌!

(近藤)言い返せないよな。

容赦なく ガッツリめの洗礼。

強いなあ。
(近藤)泣いただろうな。

歯に衣着せぬ物言いは

いつしか
ミエさんの代名詞となり

「芸能界一
口ゲンカが強いのでは?」と

恐れられていたとか。

当時の様子を
長年 番組で共演してきた

森山良子さんに伺うと…。

メンバーがすごいな 今日。

「正直な人だと思いました」

「なんか 化粧前とかで
おしゃべりしてても

“誰それとケンカしてる”
とかね」

「“誰それとは仲が悪い”とか
割と こう…」

「すげーと思ってました。
ただ単に」

正直すぎるが故 修羅場になる事も
多かったそうで…。

「演出家にブチギレた事が
ありましたね」

ブチギレてるじゃないですか。

「“私 イヤなのよ!
こういうやり方!”って言ったら

その演出家さん…」

「ただ 語気が ちょっと荒いだけ」

今夜は ハングリー精神に燃えた
極貧少女時代から

今じゃ考えられない
数々の最強伝説をご紹介。

ええー!
(中尾)頭 きちゃって

引っ込んで
ちょっと マネジャーにさ…。

ボコボコにしたみたい…。

(一同 笑い)

更に 76歳を迎えた今もなお

最強は継続中。

(近藤)うわっ 強っ!
めっちゃきついやつね。

(近藤)えっ!?
うわー!

という事で 今夜は
中尾さん数々の伝説と

今こそが最強といわれる

驚きの生活ぶりを見ていきます。

(松永)ここから?

へえー! 画力があったな。
(近藤)すごいキャップの…。

あんな事 言ってたんだ。
そうなんですよ ミエさん。

(一同 笑い)

「1個もないのよね」っつって…。

ボソッと かまやつさんが…。

(加藤)いや 本当…。

まあ このように 今では
最強の存在として君臨する

ミエさんですが

そうなんですか?
そうなんですよ。

では なぜ およそ60年もの間
第一線を走り続けられたのか?

そこには こんな思いが
あったんです。 こちら。

家族のため?
そうなんです。

そう ミエさんが
芸能界に入った理由は ただ一つ

「家族を救うため」。

その思いに目覚めた

ハングリーすぎる少女時代から
見ていきます。

さあ こんな風に
まとめてみました。 ジャーン!

そうなんです。
手作りでやってます。

手作りでやらせていただいてます
すみません はい。

さあ まず…。

大丈夫?
「怪童」って言っちゃって。

大丈夫です 大丈夫です。
伝説ですから。

伝説はね
怪しいところから始まる。

妖怪みたいな扱い
してないですか?

ちゃんと 目 見て言える?
妖怪じゃないですよ はい。

どんな事をしたのか?
こちら ご覧ください。

どういう事?
(松永)何? 何? 何? 何? これ。

侵入できるんだ まず。

ライブやっちゃうんだ 小学生が。
ライブやってる… 小学生で。

まず 前提をお話しします。

ミエさんはですね
芸能界で歌を歌う気なんて

もともと
サラサラありませんでした。

では なぜ 歌を歌い始めたのか?
ちゃんと理由がございます。

それが こちらです。

へえ~。 そこから。

ですので ミエさんはですね

そんな一心で
こんな行動に出ます。 こちら。

(一同)へえー!

するとですね 速攻
伝説を残してしまうんです。

こちら。

すごいな!
格好いい!

スタートがすごいね。
すごい!

(中尾)でも 昔はね あの…
全てのラジオ局で

当時 ジャズの「のど自慢」
っていうのがあったの。

ジャズの?
(中尾)うん。

ジャズだけの「のど自慢」
っていうのが…。

これの大会はジャズですか?
(中尾)ジャズ。

ジャズ? 小学生で!?
(中尾)そう。

すごっ!
(中尾)だから…。

おキレイですよ。

(中尾)それだけで あなた 優勝よ。

(一同 笑い)

さすが!

だから もう
「のど自慢」荒らしさ。

各局の。
(近藤)ええー!

「可愛いし 英語で」っつって。

フルスイングじゃないですか。

ハハハハ…!
(松永)すげえ!

この優勝を機にですね

もしかしたら 自分の歌は

武器になるんじゃないかと

小学生にして
薄々感付いたミエさんはですね

ここから驚きの行動に出ます。

ある日 知り合いの方から

「歌を歌う仕事をしないか?」と
誘われた小学生のミエさん。

誘われるよね そりゃ。
早速 その場所に行ってみると

なんと
そこは米軍キャンプでした。

門に書かれているのは

「立入禁止」。

けれども ミエさんの歌に
聴き惚れていた その知り合いが

強引に話を通し

なんと 特例で
侵入する事に成功しました。

へえー!
相手はですね

日本語も日本の歌もわからない
アメリカ人。

小学生のミエさんの歌が

到底 伝わるはずもありません。

とはいえ
ここで引き下がっては

家族を助けられないという事で

ここで ミエさんの

負けてられるかスピリッツが
発動します!

いつになくアナログだな。
ゴールデンになって 更に。

(一同 笑い)
(近藤)確かに。

さあ ここでですね

以前 お母様が聴いていた
本格ジャズを

ここぞとばかりに披露します。

すると 会場は 一瞬にして
スタンディングオベーションに。

(スタッフの笑い)

この紙芝居。
盛ってます?

でも 米軍でライブやった事は
やったんですよね?

(中尾)それはね。
盛ってるのは どの辺ですか?

泣いてなかったんですか?

(スタッフの笑い)
泣いてなかった?

(中尾)その頃ね あの…

要するに
そういうキャンプ専門に

そういう歌手なんかを送り込む
マネジャーみたいな人が

いっぱいいたんですよ。

その人と なんで知り合ったんだか
わかんないけど

そういう人がいて。
それで 歌ってたんですけどね。

仕事としてやられてた
って事ですよね? あくまで。

(中尾)一応ね。
そこで 初めて あなた

ハンバーガーとかさ
コカ・コーラとかさ…

初めて食べる。
もう それだけでいいのよ

ギャラより 食べ物もらうだけで。
(松永)へえー!

そこにしかないものですもんね
当時。

このあとですね 歌で 家族を
助けたいと考えたミエさんは…。

そこで取った手段が
かなり 豪快という事なんですが。

それが こちらです。

ノーアポで?
(松永)半年も!?

はい。 しかも この時 中学生です。

(松永・近藤)ええー!
中学生で? 事務所に行くんだ。

もう 渡辺プロとしては

海のものとも 山のものとも
つかない… 何ができるかって。

「じゃあ ちょっと そこで
待ってて」とかって言われて

ほったらかされて。

「待ってて」って言うから
夕方まで ずっといるじゃん。

そうすると 「もう遅いから
また明日 いらっしゃい」

とかって言われて。
で また 次の日 行くじゃない。

それで… それで また
夕方まで ほっとかれて。

そんなのが なんか
続いてるうちに

電話かかってきたら
取ったりなんかして。

勝手にですか?
(松永)中学生の?

「渡辺プロです」とかっつって。
そんなのやってるうちに

なんか ズルズルズルって
入っていっちゃったの。

へえー!
という事で 中学生ながらですね

毎日 通ったおかげで
事務所も根負けし…。

侵食… 徐々にね。

(近藤)グラデーション契約?
(松永)聞いた事ないです。

グラデーション契約?
(近藤)米軍基地も

ナベプロも
入り込んでるんですよね。

確かに スルッと…。
うん。

あとから… 今 考えるとね…。

押しかけ?
(中尾)うん。

誰も… 誰もスカウトとかさえ
してくれないのよ。

(一同 笑い)

(中尾)もう 自分から行かないと。

米軍基地とナベプロって。
(松永)で 全部 破ってますもんね。

ブチ破って 突破してるもんな。
(近藤)すごい…。

こうして 晴れて
芸能界入りを果たしたミエさん。

家族のため 芸能界の苦難に
立ち向かっていく事に。

最強レベル2を迎えます。
(近藤)そうか まだ2か。

どんな事をしたのか?
こちらです。

ええー!
どういう事? どういう事?

芸能界の最初のお仕事として

キャバレーの営業で
全国を回るようになったミエさん。

その時

舞台に向かって
ヤジとピーナッツを投げる

そんなお客さんが
いたそうなんです。

(近藤)ひどいな。
(中尾)酔っ払い相手だから。

でも…。

(松永)でかい豆ですか?
そら豆かな? そら豆。

(中尾)おせんべいみたいな…
わかりやすいのがね 飛んできて。

乾き物が飛んでくる。

それで
歌ってる最中だったけどさ

あの… ねえ

頭にくるじゃない?
歌ってるのに。

(一同 笑い)
(松永)ええー!

このあと 今じゃ考えられない

お客とファイト事件の真相が
明らかに。

今から およそ60年前

デビュー直後の
中尾ミエ最強伝説。

営業先のキャバレーで
お客とファイト!

一体 どういう事?

舞台に向かって
ヤジとピーナッツを投げる

そんなお客さんが
いたそうなんですよ。

ねえ 頭にくるじゃない?
歌ってるのに。

こう拾ってさ 投げ返す…。

(一同 笑い)
(松永)ええー!

♬~「可愛いベイビー ハイハイ」

(一同 笑い)

可愛くねえ!
格好いい!

こっちも あなた 仕事だからさ
頭 きちゃって

引っ込んで
ちょっと マネジャーにさ…。

マジっすか?
投げたヤツ?

(中尾)そう。 マネジャー
誰か 見付けて…。

マネジャーやなんかで
なんか ボコボコにしたみたい…。

(一同 笑い)

時代かな? 時代?
時代ですか?

時代じゃ済まない。

私は… 私は知らないの。

ミエさん 何もしてないですよね。
私は知らないの。

本当に知らないですか?
知らない 知らない。

本当に知らない? 中尾さん。

「1回 ちょっと… ちょっと
探してきて」って言っただけで。

「探してきて」の時点で もう…。

中尾さん 学生時代 なんか
もともと こう 学校で

ちょっと こう… なんだろう

ヤンチャな方だったりは
したんですか?

そうですね。
やっぱり そうですか。

(中尾)
小学校の時に 九州だから ほら

方言が
わかんないとかなんとかって

結構いじめられたんだけど

最後 もう 卒業する頃には
番長になってた。

(一同 笑い)

(加藤)番長。
(近藤)格好いい!

グラデーションのケツの方が
色濃いのよ。

グラデーション 早いですよね
濃くなるの。

ちなみに 当時 マネジメントでも

ちょっと
口を出した事があったと…。

それはね あの…。

ちょ ちょ ちょ ちょ…!

ちょっと ちょっと…。
これは… ちょっと これはな…。

(近藤)なんでかな?
いや それは だいぶ

かましすぎですって
入ってきた時に。

結局 渡辺プロのマネジャー
1周したんだけど…。

(一同 笑い)
(中尾)それで なんか あの…

「お前 もう
マネジャー 誰もいないから

自分1人でやれ」って言われて。
(松永)ええー!

それで 自分でやってたんですか?
(中尾)やってましたね ちょっと。

しばらく。
(近藤)ええー!

そして 芸能界最強を
決定づけたのが こちら。

ええー! えっ アッコさんが
いじめられていた事が

まずビックリだね。
そうですよね。

和田さんのお話によりますと
まあ なんか

楽屋が 皆さん 一緒なんですって。
その時に まあ

背が大きいから
和田さんの事を なんか

「男がいるから 私たち
着替えられないわね」みたいな

陰口を言う先輩とか同僚がいた
という事なんですよ。

なるほど なるほど。
そんな和田さんの姿を

目の当たりにした
ミエさんはですね

いつものスピリッツが
発動してしまいます。

ボオー!
(松永)出た!

いろんなところに
炎が隠れてるなあ!

ミエさんはですね 周りに
はっきりと聞こえる音量で

和田さんに
こんな風に声をかけました。

聞こえるように言ったと。
言ったという事なんです。

このひと言によりまして
悪口を言っていた人は…。

(松永)ええー!
っていうか

逃げてるよね シカは もう。
虎に睨まれたら。

そうなんですよ。
この事件によりまして

芸能界に こんな方程式が
成立しました。 ジャン!

我々が最強だと思っていた
和田アキ子さんの事を

実は いじめから救っていた
ミエさんという事で…。

ミエさんが 真の最強。

こういった方程式が
出来上がりました。

「出来上がりました」。
(近藤)確かにな。

(近藤)ハハハハ…! 最強だ。
最強。

(加藤)ミエ・ジョヴォヴィッチ…
うまい。

(近藤)ノッてきた 自ら。

さあ こうして
真の最強を証明したミエさんは

仕事の方でも大活躍されます。

(近藤)すごいな。
すごいな 100万。

そして この時
わずか二十歳にして

家族にお家をプレゼント。
(松永)すごい!

小さい頃からの夢を
かなえたわけですね。

(近藤)若くして。
という事で 今回

最強の大先輩であるミエさんに
ちょっとね 皆さん

これから 芸能界 長いと思います。

今 こんな事がつらい。
こんな事が心配だ。

ぜひ お悩み
相談してみてください。

今度 お悩み相談になったの?
はい。

でも シンプルに 長く続けるのは
どうしたらいいのかなっていう。

もう 二十歳で お家建てられて
目標は1個 達成して…。

違う… だから 借金したのよ
もちろん。

あっ そうなんですか。
もちろん もちろん。

だから
長く続けたいんだったら…。

(一同 笑い)
借金?

背負えば?
(中尾)そうそう そうそうそう。

だから 私…
借金して建てたでしょ。

で まあ 25ぐらいで
返し終えたのよ。

(近藤)すごっ!
(松永)早っ!

いかん これは
やりがいがなくなると思って

25の時に もう1軒建てたの。
(近藤)えっ!

借金するために建てたんですか?
(中尾)そうそう そうそう…。

(松永)モチベーション管理の仕方
すごくない?

借金して モチベーション
管理してるんですか?

また借金するでしょ。

で また働いて。
それが あなた…。

(松永)考えた事なかったんだけど。
借金なしのやりがいなんて

ないからね 世の中に。

(近藤)あるでしょ。
(松永)マジで?

ぶら下げるニンジン 借金って
あんま ないですよね。

ここに借金…
あんま ないですよね。

こうして 数々の伝説を積み重ね

最強の地位を作り上げていった
ミエさん。

76歳の現在 最強を超えて

超人へと進化しているんです!

信じられないよ。

一番若い時にやんなきゃ これ。

二十歳の時 やんなきゃ 家の前に。

こちらです お写真。
(近藤)ええー! あっ 舞台…。

舞台でやったんだ。
『ピピン』。

(中尾)これ 歌ってるんですよ
あれで。

(近藤)つるされながらですか?
(中尾)そう。 逆さまになって。

(近藤)ええー!
どういう舞台? これ。

足と腕の筋肉がすごいですね。
そうなんですよ。

これ 今年 また 再演があるんで。

8月30日が初日で。
(松永)ええー!

だから もう そのために
一応 体キープして。

(近藤)えっ! 今…。

確かに。 借金ないと
やらないですね ブランコ。

(松永)借金ないとね
無理ですよね。

今ね 筋トレをされている…。

(近藤)うわっ 強っ!
めっちゃきついやつね。

このあと 中尾ミエの最強伝説は

今こそがピークだった!

(黒島)今日 ひといき つきましたか?
(井浦)…はい はい。 わっかりました。

<オンとオフが曖昧になった この時代
休む時間って すごく大切>

<だから毎日の中で ひといき習慣を>

<それだけでリズムを取り戻し
気持ちが前を向く>

さあ あなたも。

ね 井浦さん。
わっ 黒島さん。

何ニヤニヤしてたんですか?
えっ いや…

<いい毎日は、いいひといきから。
ひとのときを、想う。 JT>

(阿部)≪今すぐ取りたい つらい肩の痛みに

「ロキソニンEXテープ」新登場≫

♬~
≪…ん まだ試してない?

ホワァ~イ?≫

≪おぉ~≫
<ロキソニンEXテープ>

数々の最強伝説を作ってきた
中尾ミエさん。

76歳にして最強を極め続ける

衝撃トレーニングが こちら。

(近藤)うわっ 強っ!
めっちゃきついやつね。

(近藤)バキバキじゃないですか。
おなか 強っ!

(近藤)えっ!?
うわー!

(松永)これ 最強だわ。
(近藤)最強!

めっちゃ格好いい。
(近藤)格好いい!

(松永)すごい! すげえ…。
マジっすか?

中尾さん!
(松永)やべえ!

(近藤)嘘だ…。
すごっ!

(松永)中尾ミエさん
いらっしゃったらね。

体も鍛えていらっしゃる
という事なんですが

こんな事も
ミエさん されています。

(近藤)あら。
(松永)えっ?

(近藤)あらー!
(松永)あら あら!

(近藤)えっ!
すごい 腹筋が。

確かに。 スーパーモデル。
(加藤)キレイですね。

だから 毎日やらないと
ダメなんですよ

こういう運動ってね
ジムに週1~2回行ったって…。

だから…。

それ みんな みんな…
みんな 見ません?

(中尾)えっ?
中尾さんが懸垂とかしてたら

歩いてる人
見るんじゃないですか?

見るんじゃなくて
みんな 参加してきちゃったのよ。

(一同)ええー!

公園に来てるおばさんたちが。
(一同)へえー!

今 大変 もう 公園。
もう 鉄棒の取り合いっこで。

人数が中尾さんによって増えて?
(中尾)そうそう そうそう。

(松永)私もやるって言って?
(中尾)そうそう そうそう。

(中尾)そうそう そうそう。
そうなんですよ。

公園でですね
トレーニングをしている

ミエさんのもとに

全然知らない人たちが

参加を直訴しまして

今ではですね
「ミエ道場」として…。

道場になってんじゃん。

みんなで公園で運動されている
という事なんですよ。

(近藤)えっ 本当だ!
おお… おお…!

(近藤)思ったより 人 多い!
多いな!

(中尾)こっち 右側の方はね…。

ええー!
ぶら下がってんじゃん!

(中尾)できるようになるんですよ。
(近藤)すげえ!

(松永)ねえ。
ハイキック蹴れそうですもんね。

このようにですね 今もなお

最強を極め続けている
ミエさんなんですが

長年共演されている ある方から

新たなタレコミがありましたので
VTR ご覧ください。

「こんばんは。
ミッツ・マングローブです」

ミッツさんだ!
(加藤)そっか…。

伺ったのは MXテレビ…。

(近藤)フフフ…! すごそうだな。

「沢田研二さん… ジュリーが

コンサートを
ドタキャンされた時みたいな…

あったじゃないですか」

「まあ そういう芸能ネタも
扱う番組なんですけど

ミエさんは もちろん
渡辺プロダクションの

後輩ですから ジュリーは
ミエさんにとって」

「ミエさん なんか こう
思い出話を

いろいろと
してくれるんだろうなと思って

司会の方が “ジュリーといえば

ミエさん直属の後輩ですけど
いかがですか?”って」

「“いかがも何もね…”」

(一同 笑い)
(近藤)そこ?

「“客が入った入んないで
ガタガタ言う前に

あんたね スターなんだから
痩せなさい”って

もう カメラ目線で。 で もう…」

「もっと痩せろ」
「ぜいたく言ってんじゃない」

(スタッフの笑い)

「やっぱり ミエさん…」

「“ちょっと痩せろよ”
っていう感じの

ちょっとね アドバイスというか」

(松永)普通のコメンテーターじゃ
無理だわ。

本当だよね。

「…っていう伝説あるよね」

「それこそ まだ…」

「…ぐらいの
タイトスケジュールで」

「もう 発車間近の新幹線を
なんか 止めたかなんか」

「待たせたみたいな」

「絶対待たない… 大問題だから」

更に 森山良子さんからも
ミエ伝説のタレコミが。

(スタッフ)「えっ そうなんですか?」
(森山)「アパート建てて…」

なんと ミエさんは

街で芸能界に向いてそうな
若者を見付けると

自らスカウト。

所有するアパートで
共同生活を送らせながら

未来のスターを
育成しているのだとか。

「私も 当時

おっ! おおー…! って思って
見てましたから」

いや 「おおー!」ですよ。
(松永)思う 思う。

えっ! 中尾さん あの…
街 歩いててっていうのは

面識ない人もですか?

こうやってね…
やっぱり 伝説って

随分 折り曲げられてる…。

でも 今日
ほぼリアルだったんですよ。

(松永)最初 こう言って…。

これは
なんか事務所の若手をとか

面識ある人を…。
一緒には住んでないんですか?

いや アパート… アパートですよ。
(近藤)所有されてる…?

でも それはそういう事ですよね?

いや 将来… 将来有望…。

別に あの…。

えっ! 芸能界じゃない人も
住まわせるんですか?

このあと 中尾ミエ 驚きの私生活。

歌手 研ナオコ
異色の芸能人生。

求められるがまま
なんでもやった51年。

「飲むんじゃねえよ!」

ハハハハ…!

その激レアな生き方を
見ていきます。

中尾ミエ伝説の途中ですが
加藤さんから こちらのお知らせ。

ニューシングル。
ポイント 教えてください。

(加藤)NEWSのシングル
『LOSER / 三銃士』が発売中です。

『LOSER』は 「敗者」をテーマにした
壮大なメッセージソング。

『三銃士』は GReeeeN
楽曲提供 プロデュースで

軽快なサウンドが印象的な
楽曲になっています。

ぜひ聴いてください。

街でイケメンを
スカウトしては

マンションに
住まわせてる疑惑。

真相は?

別に あの…。

えっ! 芸能界じゃない人も
住まわせるんですか?

(中尾)そうそうそう。

(一同 笑い)
ああ 家賃ね。

家賃 しっかり もらうんですね。
(加藤)家賃収入として…。

(中尾)もちろん そうですよ。
(松永)もらうの? 俺 てっきり

タダで住まわせるかと…。
私も そう思いました。

(近藤)養ってるぐらいの…。
(中尾)とんでもないわよ。

だから 芸能人は
そんなにいらないから

肉屋に勤めてる人とか…。

(中尾)それぞれ。
(松永)役に立ってるから…?

いや 本当だよね。

(近藤)どうなるつもりなんですか。
(松永)戦いに備えて。

国 造ってない?

盛ってる分… だから
超してるんですよ。

ああー そういう事か。
(松永)なんなんですか?

全然盛ってないじゃん。
全然盛ってないよね。

盛ってないし なんかね
証言の方が だいぶ まだ…。

(松永)聞くと よりやばいよ。

どうでしょう? 最後に
この後輩たち4人にですね

先輩として 何か アドバイスなど
ありましたら… はい。

アドバイス?
はい。

(中尾)みんな 続けたいわけでしょ
この世界。

ねえ。 最後まで。
はい。

だから もう やっぱり
続けようと思ったら

(近藤)もう それしかないんだ。

マジで?
(加藤)いやあ そうなんだよな。

あとは もう 最後まで生き抜く。

楽しようなんて思っちゃダメ。
ああ…。

最後は もう 畳じゃなくて
仕事場でバタッて。

これが もう 理想だから。
ねえ? みんな そうでしょ?

(松永)間違いなくそれです。

(近藤)迷惑かけていいんですね。
(中尾)いいの いいの。

死んじゃったら
もう関係ないんだから

あと どうなろうと。
ハハハハ…! 無敵だな。

すごい。 さすが 最強。
最強。

さすが最強です。
死んだら関係ねえ…。

はい。 という事で 最後にですね

ミエさんに 最終的なラベリングを
若林さん お願いします。

もう 間違いなく最強でした。

中尾さんは
ナカオ・ミエ・ジョヴォヴィッチの方です。

(拍手)

(松永)最強! 最強だ!

借金して
バタッと死のう みんなで。

はい!
そうします。

若林 VS 強レア大先輩スペシャル。

続いては…。

このレジェンドの人生。

(近藤)やっぱり すごいな。
ヘヘヘヘ…! ヘヘヘヘ…!

(加藤)あっ!
(松永)うわー!

はい。 研ナオコさんです。

よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

(拍手)
(近藤)お願いします。

今回の激レアさんは…。

えっ そうなの?
(近藤)ええー! ないんですか?

NGなしとは つまり この仕事は
ちょっと無理ですと…。

「51年間ない」は マジすごい。

さすがに
1個ぐらい持ちましょうよ

研さん 大御所なんですから。

確かに。
NGゼロって。

50年以上にわたって

どんな仕事も 片っ端から
オーケーしてきた研さんですが

もともとは…。

(研)ハハハハ…!

『大都会のやさぐれ女』。

17歳の時 『大都会のやさぐれ女』で
歌手デビューすると…。

17歳!?

♬~「LA-LA-LA-LA-LA
LA-LA-LA-LA-LA」

5年後 中島みゆきさんが手がけた
『LA-LA-LA』で

『紅白歌合戦』に初出場。

23歳。

そのあとも ヒット曲を連発し

なんと 11回も『紅白歌合戦』に
出場しているんです。

(研)可愛い。
(松永)ハハハ…!

(加藤)うまいなあ。

♬~「あの娘はまつ毛が
自慢の娘で」

ナオコ節とも称される

その独特な
歌い回しには…。

世間のみならず そうそうたる
ミュージシャンも惚れ込み

これまで 数多くのコラボ曲を
リリースしています。

(加藤)『夏をあきらめて』。
(松永)そうそうたるメンツだな。

ねえ。

歌手として 輝かしい道を
歩んでいる研さんですが…。

(近藤)ハハハハ…!
もう このイメージですよね。

バラエティ界においても
レジェンド。

(加藤)おかしいんです これね。

研さんのバラエティの歴史を
語るうえで欠かせないのが

伝説的なコント番組の数々。

(近藤)21?
(松永)その頃からなんですか?

(研)「五郎!」
(野口)「忘れ物だよ」

志村けんさんとのかけ合いは
もはや 名人芸。

ハハハハ…!
(近藤)ハハハハ…!

「ほら!」

「オエッ! オエッ!」

「飲むんじゃねえよ!」

ハハハハ…!

歌手なんだから
そんなに体を張らなくてもと

思ってしまいますが…。

当の本人は 特に

(近藤)歌とのギャップ…。
顔が… 顔がすげえ…。

2年前 息子さんに提案された
YouTubeにも

NGなしで
果敢にチャレンジすると…。

(近藤)
再生回数も すごいですもんね。

「できました」

なんと メイク動画が
530万回再生の大バズり。

という事で
今夜は

なんでも引き受けちゃって
なんでも結果を残しちゃう

レジェンド 研ナオコさんの

芸能史に燦然と輝く

NGなし伝説を見ていきましょう。

(一同 笑い)

受け入れちゃうね…
そうですよね。

お仕事だからね。
お仕事だから。

お仕事ですから。
(研)うん。

若かったら
しんどくないですか?

投げキッスをたたき付けられて
足で踏まれるなんて。

(研)全然。 なんか 楽しかった。
楽しい?

意外と本当に なんでも受けますよ
っていうスタンスの人でも

これは苦手ですみたいな… これは
実は できないんですよって

あるじゃないですか 誰かしら。
当たり前のように。

ないって あるんですか? 本当に。

あるの。
(松永)ええー!

多分 私のところにくる手前で

うちのマネジャーとかが
ジャッジしてると思うんだけども

基本

へえー!
そんな軽く?

そもそも 研さんが

その訳はシンプルでございます。

(研)ハハハハ…!
なるほど なるほど。

(近藤)そもそもが。
(加藤)山登る時に言うやつですね。

研さんの

歌手なのに なぜか

ガチの
ボートレースをさせられます。

(近藤)なんで?
やってる!

更に…。

(研)なんで? なんで?

そして
志村けんさんとのコントでは…。

鬼アドリブの応酬を受ける
という事なんでございます。

(松永)えっ!
(研)本当に あの…。

知られざる伝説エピソードが
明かされる。

そして…。

(一同)ええー!

いや これ すごい。 なんか

だって…。

…という事で

なんでも受け入れる事で

波瀾万丈となった

研さんの芸能人生を見ていきます。

さあ まずは
研さんのデビュー当時の

お話からまいります。

52年前 歌手を目指し

静岡県から上京してきた研さんは

17歳の時に…
はい 歌手デビューされます。

デビュー当時ですね 研さんは…。

をしていたんですが

そこで すでにですね

NGなしモンスターの片鱗を
見せていた

という事なんでございます。
歌手の段階で?

新人時代の過酷キャンペーン。
(松永)なんだろう?

1つ目は こちらでございます。

はいはい はいはい…。

ジャケット写真の あの衣装を着て
マネジャーと2人で

レコードを持って 電車で降りて
雪の中 ザクザク…。

ええー! 雪の中?
寒いでしょ 足… ミニスカート。

それ着て 明かりが見えると

「あっ あそこにスナックがある!
あそこ行こうよ」っつって

ダダダダ… って行って
「すみません

歌わせてもらえますか?」
とかって言って。

そういうのを
いっぱいやってきました。

飛び込みだ。
(松永)そんな細かい営業を

やってたんですか?
(研)うん。

寒いですよ! そりゃ寒い…。
(近藤)でしょうね。

研さん 言わなきゃ
「なんか はかせてください」…。

(研)でも 芸能界は厳しいとこだ
って思って入ってるから

これは みんな
やってるもんだと思って。

やってたんですかね? 研さん
周りの人って。

(研)あのね
あとで気付いたんだけど…。

(一同 笑い)
(松永)最悪…!

やってなかった…。
やってないじゃないですか。

やってなかった…。
(近藤)早めに気付いておけば。

17で スナック コンコンって
行かないでしょ ミニスカートで。

聞いた事ないですよ。
ハハハハ…!

さあ これがですね 1枚目の
キャンペーンでございます。

更に
2枚目のシングルの発売時には

キャンペーンで
歌手なのに なぜか

ガチの
ボートレースをさせられます。

どういう事? つながらない。
賭ける方じゃなくて?

違いますよ。 やる方。
(近藤)えっ!

(加藤)えっ 乗る方?
(松永)なんで?

お写真あります お写真 はい。

(近藤)なんで?
やってる!

(加藤)いい姿勢! 低いなあ!
(近藤)なんで?

研さん もう 10年目の選手の
いでたちじゃないですか。

ちょっと待って。 何がどうなって
こうなるの? 歌手が。

できないよ。

(研)あの…

私を最初に拾ってくれた
会社の社長さんが

ここの新聞の…
『研究新聞』っていうところの

社長さんだったの。

それで
そこの「研究」の「研」をとって

「研ナオコ」になったんだけど
そこへ連れていかれて…。

そりゃそうですよ!
(近藤)そうですよね そりゃ。

(松永)普通 17歳の…。
(加藤)女性にできないですよ。

風であおられたりしたら。

うーん… やってみないとね。

(一同 笑い)

NGないな。
(近藤)前向き。

これね 記事にもなってるんですよ
こちら。

「ボートレースなら
50万はかせげるヨ」。

何を言ってんだ…。

どんなタイトル?

いや 歌手なのよ。
(松永)関係ねえじゃん。

(スタッフの笑い)
才能あるんだね。

ハハハハ…!

そうか。 ルールに沿いますからね
研さんは。

うん うん。
競争だから。

これ

(加藤)これ見て…。

ちょっと… 記事
もう1回 見ていいですか?

どういう… どういう記事なの?
これ 歌の事 関係あった?

はい 記事ね。

(一同 笑い)

(加藤)関係ないんかい!
関係ないんかい!

もう 第三者から
思われちゃってるじゃん。

「関係ないが」。
(加藤)ツッコミがいが あるなあ。

成立してないよ じゃあ 目的と。

新人時代に
NGなしの土台を築いた研さん。

すると なんでも受け入れちゃう

性格によって

芸能人生が転がっていきます。

デビューから たった3年
二十歳の頃には

いじりがいのある
面白いヤツとして

先輩の楽屋に引っ張りダコに
なっていたという事なんですよね。

放っておけないですよね
こんな後輩いたら。

(松永)めっちゃ面白いもん。
まあ その一方で

お茶の間の皆さんの
印象としては…。

ハハハハ…!
バラエティだったりね

ドラマでは よく見ているものの
歌手としては

まだブレークできていない時期が
あったという事なんです。

そんな歌手としての現状を
研さんは

こんな風に分析されていました。
こちらです。

(研)なんで その格好?

こんな風に 自分では
思ってらっしゃったんですが

当時のジャケット写真 ちょっと
ご覧いただきたいと思います。

(松永)ああー! 王道ですね これ。
(加藤)王道ですね。

かなり 王道歌手っぽい。
可愛らしい女の子。

そうなんですよ。
そういった売り方を

当時 事務所的にはされていた
という事なんですよね。

いや 「はい」とも
言いづらいですけどね。

(研)言って… 言っていいのよ。
売れますよ。

(一同 笑い)

売れるわけないじゃん。

売れますよ。
(研)ハハハハ…!

時系列も変だから 若林さん。

ただ 自分としては違うな
っていう感じだったんですね。

作品は すごくいいんですよ。

でも 私の声質と合わないの。
ああ 声のね…。

可愛らしい子たちが歌ったら
絶対ヒットする曲なの 全部。

そんな悩みを抱えながら

芸能活動をされていた
研さんでしたが

1973年に その心のつっかえを
解消してくれる

ターニングポイントが訪れます。
へえー!

はい それが こちらです。

ああー! こういうのあるよね。
これによりまして

研さんのNGなし人生が
大爆発してしまうんですが

まずは こちらのアドリブを
ご覧ください。

CMです。
(松永)えっ CMなの?

「最近 僕は
Minolta一眼レフに凝っている」

「しかも 美人しか撮らん」

「ヘヘヘヘ…!」
「ハハハハ…!」

「だから シャッターを押さない」

(スタッフの笑い)
これ もう…。

(研)なんで? なんで?
楽しいじゃん。

(スタッフの笑い)

(加藤)「美人じゃない」って
言われてるわけですよ だって。

(松永)最悪じゃないですか。

(加藤)一番笑ってる。
笑い方 変わってないけど。

もう1回 見たいな。
ちょっと すごいCMだね。

これ アドリブだったんだ。

アドリブだった
という事なんですよ。

「最近 僕は
Minolta一眼レフに凝っている」

「しかも 美人しか撮らん」

「ヘヘヘヘ…!」
「ハハハハ…!」

「だから シャッターを押さない」

(一同 笑い)
(加藤)いや すごいわ。

「だから シャッターを押さない」。
言い方 すごい。

愛川さんの言い方も すごい。

今からでも キンキン
炎上するんじゃないの? これ。

確かに。 今だったらね。

これは アドリブで…
研さん 二十歳じゃないですか。

おかしくて
笑っちゃったんですか?

そうそう そうそう…。
へえー!

なんか 何パターンかあって
やってた中で

これが一番楽しかったの。
ハハハハ…!

(加藤)愛川さんが
いきなり言って?

(研)いきなり
しゃべり始めたから。

「美人しか撮らない」って
言った時に すごいおかしくて。

もう すでに
結構笑ってましたもんね。

って言われて
ものすごい おかしくて。

(研)そりゃそうだと思いながら。
(加藤)すごい。

楽屋での
この愛され方みたいなのが

CMになって
放送されたという事なんです。

研さんは そういう事 言っても
大丈夫だって

愛川さんが思ったんですよね。
そういう事でございます。

そりゃ 誰もが思うよね。

このCM見た各番組のMC。

「あの子 いいね!」ってなるよね。

「こういう子なんだ!」って
なりますよね。

「いいんだ!」って。

こうして 新ジャンル

おもしろ歌手のイメージがついた
研さんには

バラエティ番組のオファーが殺到。

研さんは お笑いの事なんて

1ミリもわからないのに

志村けんさんをはじめ
お笑い界のレジェンドたちと

相対する事に!

改めて見ると
とんでもない勇気でございます。

ちょっと まとめてみました。
こちらですね。

(松永)うわあ…!
研さんがNGなしで出演した

主な伝説的コント番組で
ございますが。

まず1つ目
二十歳の時に出たのが

『8時だョ!全員集合』。 はい。

更に その2年後
まだ21歳ですけれども

『カックラキン大放送!!』の
レギュラーに抜擢されまして

坂上二郎さん 堺正章さんらと
毎週 ゴリゴリに

コントをされていた
という事なんですよね。

(近藤)すごいな。
でも 研さんはですね

なんと この時

…という事なんです。

じゃあ どうやって
このコント番組

乗り切っていたのか?
こちらです。

(近藤)ええー! すごいな。

そうやって
乗り越えていったんですね。

やった?
すごい。 ただやるだけなんだな。

で こういった
お笑いの現場でもですね

研さんは
大役を受け入れまくります。

あら! 任された?
今回ですね

その研さんの
当時のコント番組での無双っぷり

この方に聞いてまいりました。

ああー!
(研)カマキリだ。

関根さん。

「まあ 当時

歌手の方で あそこまでやる方って
いなかったと思うんですよ」

(関根)「それから まあ…」

「年齢でいうと
ユーミンが同い年なんですよ」

「だから…」

「それを考えたら やっぱ
すごいですよ 研ナオコさんって」

「まあ 当時はね 本当に

個性の強い人たちばっかり
ですからね」

「打ち合わせの時に
ピリつくわけですよ」

「それをね うまくね こう…
“まあ まあ まあ 二郎さん”」

(加藤)すごい!
(松永)これは 本当 すごいな。

ありがとうございます。

そんな大した事
やってないんですけどね。

21歳の歌手なのに
おばあちゃん役でボケまくり

伝説のキャラクター
ナオコお婆ちゃんを

お茶の間に定着させました。
21?

21です。
こりゃあ すごいね。

だって 私

1個上の先輩に その時 初めて
「おじさん」って言われたんですよ。

スッと受け入れて
それをスッとやるっていうのが

すごいですよね。
ねえ。

まだ ちょっと残っちゃってるよね
やっぱり

それを受け入れられない気持ち…。
そうですね…。

理解できないというか。
うん。

ああ 確かに。
「角野卓造じゃねえよ!」。

確かに…
受け入れてないですもんね。

いや 角野卓造じゃねえよ!

違う 違う 違う…。
角野卓造なの。

なんで 2人いるのよ!

受け入れた方が楽になるから。

両方 会った事あるけど…。

いやいや 受け入れて 私が 突然
角野さんとして生きだしたら

どうするんですか?

(研)ハハハハ…!

『志村けんのだいじょうぶだぁ』に
出演する事になりますが

この収録で 研さんが浴びた
洗礼というのが こちら。

志村けんさんから

鬼アドリブの応酬を受ける
という事なんでございます。

今まではね
台本どおりにやってきたので

一瞬 やばいと思った
研さんなんですけれども

何せ 研さんはですね

10代からバラエティをやって
百戦錬磨でしたので

志村さんの全てのアドリブを
拾えたという事なんでございます。

(近藤)すごいわ!

あの… リハーサルも
やらないのよ。

(松永)えっ!
(研)本当に あの…。

そこのセット行って

私と けんちゃんがいて

カメラマンさんが
何人かいて

「そこで
こんな感じの話…

ここで こんな感じの話するから。
お願いしま~す」

「はい じゃあ 支度しましょう」
って言って

ブワーッて 支度に入るんです。
へえー!

じゃあ
ほぼ ファーストテイクというか

初回で あの感じだったんですね。
(松永)ええー!

(松永)全く?

強っ! なんでなの?

言葉も そうですけど なんか

お茶とかも吹きかけられたり
してましたよね? 研さん。

なんか たたかれたりとか。
(研)そうそう そうそう…。

あと ケーキだとかね…。

爆発して この辺 真っ黒けに…。

ハハハハ…!
(松永)そうだ。

それも動揺せず?
(研)全然。

楽しかったですか? むしろ。

いやあ いいな。 いい人柄だな。

楽しめるから
能力 高いんだろうな。

楽しめる。

お笑い番組に放り込まれても
自分らしくやっているうちに

唯一無二のキャラを確立した
研さん。

研さんが 「自分らしく」を
テーマに歌った曲『愚図』が

30万枚を売り上げる
大ヒットを記録。

更に

あらゆる仕事を断らなかった事で

さまざまなジャンルで
先駆者になっていくんです。

例えばですね 当時
芸能人が出演する事自体が

異例中の異例だった

生理用品のCMに
即決出演したりですね…。

(近藤)研さんから。
そうなんですよ。

そうなんだ。
はい。 今はね 当然のように

女優さんが
出てらっしゃったりしますが

当時は珍しかった事なんですね。

もう みんな
嫌がってたみたいなんですよ。

なんか 自分のイメージに

生理用品が
ついてくるっていうのが。

自分のイメージというものを
こだわるのが

意味わかんないなって?

(スタッフの笑い)

いろいろ確立されてるから…。
(加藤)オン オフみたいなものが

普通 あるじゃないですか。
スイッチみたいな…。

だから あんまりないって事ですね
裏表が。

それも わかんない。
わかんない?

ごめんね
ちょっとね おかしいみたい。

(一同 笑い)
そんな事ないです。

そうですね。 おかしいですよ。

研さん おかしい。
若林さん。 おかしくないよ。

研さん

そこはね。
うん。

(研)ハハハハ…!
あと 全部わかんない。

(加藤)唯一 わかった? そこだけ。

他にも先駆者になっていまして
こちらですね。

(近藤)初?
そうなんだ。 研さんなんだ。

なんか 本当
道 切り開いていってますね。

大変じゃないですか。
(近藤)本当。

これ考えません?
オファー来た時。

マラソンは

また別の理由じゃないですか
体力的に。

私に走ってもらいたいんだなと
思ったから オーケー出して…。

「じゃあ 走ります」…?
そう。

わかんないんだな
やっぱ その なんか…。

ハハハハ…!
(松永)オファーもらったみたいな。

上目遣いは1回もしてないですね
走ってる最中に。

それは 違うと思って…。
それは 違うんですね。

そこだけ わかるんですね。
さあ このように

テレビ業界の歴史にですね
名を刻んだ研さんなんですが

プライベートでもNGなしに
なっていったという事なんです。

プライベートでも?
(近藤)プライベートは…。

愛が強すぎて
どこにでも来てしまうような

追っかけファンって 人気者には
付き物だと思うんですけれども。

なんと 研さんはですね…。

(一同)ええー!

いや これは危ないですって。
(松永)やばっ!

しかもですね 皆さん
2回やってます。

(近藤)ええー!
ちょっと ちょっと…。

いや これ すごい。
なんか すごいね この話。

(松永)良くない事だと…。 なんか
お互いに良くない関係だと思う。

そんな事ない そんな事ない。
だって…。

やばい やばい…。 やばい やばい。
仕事を辞めるってやばい。

そういうのが
一番やばいんですって。

この人は 結構 ちゃんと
マネジャー やってくれましたか?

しっかり お仕事は。
やってくれましたよ。

その子と…。
(加藤)「一緒に住んで」!?

(近藤)マネジャーと?
(松永)えっ ちょっと待って…。

(一同 笑い)
そんな事 言うな。

失礼だろ…!
失礼です!

(松永)同じような事 言ってた…。
さっきまで同じ事 言ってた…。

OK NGが わかんないの。
聞いた事ない こんな話。

(松永)違う 違う 違う…。
外に追っ払うんですよ。

追っ払うんですよ そういう人は。
(研)いやいや いやいや…。

(一同 笑い)
(近藤)同じ人でも?

(加藤)危険思想です それ。

ダメ ダメ ダメ ダメ…。
(近藤)すごいな 愛が。

さあ ここからはですね
未来のお話をしたいと思います。

今後 研さんが
もっとね 活躍するために

こんな仕事のオファーが来たら
NGを出すか出さないか

私たち 聞いておきたい。
そんな風に思いました。

はい こちらにですね

令和の ちょっと過酷な

お仕事たちをですね
並べてみました。

激辛グルメ 早朝のカニ漁

極寒のワカサギ釣り

完全アポなし旅

帰れま10 無人島0円生活

スカイダイビング 心霊スポット

東大受験。

さあ 研さん いかがでしょう?
この中で

さすがに これはNG出そう
そんな風に思うものありますか?

(スタッフの笑い)
出してよ!

出してよ!
じゃあ この中は 大丈夫だと?

(研)大丈夫ですね。
私 高所恐怖症だけど

スカイダイビングは

絶対
インストラクターの人が…。

はい ついてますね。
ねえ。 だから大丈夫。

(松永)「だから大丈夫」?
これ もう

近々『ロンハー』でやるな
研さん。

スカイダイビング。
やるかもしれない。

この早朝カニ漁
きつくないですか?

朝3時半に船で出て。

しかも 北の方… 寒い港。
どうですか?

(近藤)前向き。
運転して行くんじゃない?

あの頃から
船 好きですもんね。

17の頃から好きですもんね。

もちろん これは
この収録時点のお気持ちですので

業界関係者の皆さん
鵜呑みにはしないでください。

さあ では 若林さん

研さんは OKとNGが
よくわからない人です。

ハハハハ…!

若林 VS 強レア大先輩スペシャル。

続いては…。

(岸)チャラいな ライトが。

今のリアクションで
わかっちゃった。

ハハハハ…!
(上川)もうわかった…。

平野レミさんです
よろしくお願いします。

(拍手)

こんにちは どうも。
よろしくお願いいたします。

もう 皆さん ご存じだと思います。
レミさんといえば

調理時間を短縮した
時短料理を紹介する

料理愛好家としてね
活躍されていらっしゃいますが…。

どこが激レアなのか
全然わかんないんですよ 私。

なんにも激レアじゃないでしょ…。
いや 超激レアですよ

平野さんって。
(平野)普通の人。 本当 普通の人。

いやいや いやいや…。
(ホラン)激レアです 正真正銘。

今回の激レアさんは…。

ええー!
人生が時短?

人生が時短?

どういう事ですかね?
レミさん せっかちなんですよね?

せっかち せっかち。
とっても せっかち。

レミさん。
(上川)ハハハハ…!

時短ですか?
(上川)ええ ええ。

クエスチョンマークまで
聞いてくれない…?

座ってます 今日は。

70分? そんな座ってるの?
聞いてないわよ 私。

70分だって? じゃあ 早く
やっちゃいましょう どんどん。

(一同 笑い)

ちょっと じゃあ 駆け足で
みんな いきますよ 駆け足でね。

はあー おかしい。

東京都渋谷区生まれの
平野レミさん。

都会っ子だ。
(上川)都会っ子。

現在は

このイメージあるよ。
(ホラン)大変 斬新な…。

持ち前の明るいキャラクターは
料理だけにとどまらず

バラエティ番組でも
引っ張りダコに。

(ホラン)料理番組で
こんなシーンないよ。

(上川)あっ マシューだ!
マシュー 好きだった。

更に 1988年から
シャンソン歌手としても活躍中。

シャンソン歌手だったんですか?
(平野)おじいさん フランス人だから。

そんな数々の顔を持つ
レミさん。

実は せっかちな性格が故に

他人より時短な生活を
送っているそうなんですが

一体 それはどういう事なのか?

仕事現場に
密着させてもらいました。

ブロッコリーで あんな時ある?
料理してて。

「おはようございます」
(スタッフ)「おはようございます」

(数本さん)
「あっ おはようございます」

この日は
料理番組の試作をする お仕事。

レミさんは自宅から すでに
エプロンでやって来る

時短ぶりです。

もう そこが時短だ エプロンで。

「すごい汚い顔してるの。
今日 テレビだからっていったら

ちょっとさ マスクしてるからね
ここだけやってきて…」

(岸)モザイク
かかってるじゃないですか。

テレビ撮影でも
マスクで隠れる場所以外は

メイクをしないレミさん。

そして 壁一面に貼ったレシピを
確認しながら 料理開始。

すると レミさんは
レシピに何かを書いています。

(数本さん)「それ 眉毛… それ
レミさん 目じゃないですか?」

目のやつ?
(ホラン)アイラインで引いてるんだ。

「えっ これ? これ?
アイライナー」

ポケットに入っていた
アイラインで書く事で

ペンを探す
無駄な時間を短縮。

書く時間は短いでしょ。

「待つのがね」
「そう そう」

せっかちなレミさんを熟知した
お二人の先読みによって

時短料理を作っていたんです。

ツルちゃんとトモちゃんが
上手なんだ。

(ホラン)すごい! 先回り 先回りだ。

レミさん 忘れちゃうからね。

「せっかち せっかち…
すごい せっかちね」

「ピッて押すのが速すぎて…
行くのが速いから

ここが開かないんですよ」

いいですね!
いいエピソード入りましたね。

(ホラン)いないですよ。
いない いない。

「ハハハハ…!」
「唯一無二ですよ」

とにかくテンポが速い。

だから 周りのチームの人も
それをわかってくれてるから

用意 すごいですね。
いや みんな そうでしょ?

だって…。

いや 遅いよりは いいですけど
ただ あの…

ホランちゃん 化粧道具で
書いたりするものなの?

アイライナー
どこに入ってるんですか?

普通 ポーチとかに入ってるので

それを探す方が
時間かかるはずなのに…。

ここに入ってる…。
(ホラン)ここに入ってるんですか?

すぐできるように?
そうそうそう 入ってる。

という事で まあ
VTR ご覧いただいたように

かなり レミさん
せっかちでしたけれども

レミさんの時短というのは

無駄なものを省く。 いうなれば

超合理的な考えを
持っているからなんですね。

わかりやすい例で言いますと

レミさん お財布
今 持ってらっしゃいます?

お財布ですか?
財布 これ。

(平野)もう 全部 見えるしさ

カードも何も全部
ここに入ってるから…。

ちょっと事件性 感じますね。

確かに。 押収物みたい。

(平野)息子がね
もう お母さん 年だから

みっともないからってね…。

ハハハハ…! せっかく
プレゼントしてくれたのに。

超せっかちのレミさんは
やっぱり

まずは せっかちすぎる
高校時代から見ていきます。

こちらでございます。

(ホラン)それは時短なのかな?
本物だな これは。

ちなみに レミさん
かなりユニークな女子高生でして

下駄を履いて登校していたと。
(ホラン)どうしてだろう?

足をさ 靴で ギュッとさ
締められるのが大っ嫌いなの。

それでもさ
下駄 履いていくじゃん。

そうするとさ 朝礼でさ

「下駄 履いてるもん出てこい!」
って言うのよ。

そうするとさ 女 私だけよ。
ハハハハ…!

笑っちゃいますよね。
(ホラン)そりゃそうですよ。

高校生で いないですよ
下駄 履いてるの。

レミさんはですね そもそも…。

はい それが
VTRにも出てまいりました

シャンソン歌手。
シャンソン歌手? いける?

フリースタイルラップなら
いけると思うけど。

うちの父が
向こうの半分 入ってるから

もう フランス人とか
ドイツ人とかアメリカ人

家にいっぱい来るの。
それで みんなさ

こういうレコード… 黒いやつ。
シャンソン 持ってくるの。

それ 聴いてるとさ
メロディーラインがキレイでさ

それで もう 夢中になってさ
そしたらさ ちゃんとね

「レミ 真面目に シャンソンやるかい?
習うかい?」って言うから

「習う」っつったの。
それで 先生のところに行って

シャンソン習う事になったの。
そしたら 先生はね

「シャンソンを
教えてあげてもいいけど

絶対 プロになっちゃね
いけませんよ」って言うの。

「どうして プロになっちゃ
いけないんですか」って言ったの。

そしたらね 「プロっていうのはね
お金をね 取る商売で

お金っていうのは
とっても汚らわしいものだから

絶対に そういう事を
思っちゃいけませんよ」

って言いながらさ
月謝取ってたよ いっぱい。

(一同 笑い)
面白い!

すごいな シャンソン漫談。
シャンソン漫談 素晴らしい。

(上川)もう 無駄がない。

そこに着地するとは。

でね 身近にあった
シャンソン歌手に憧れまして

高校を2年生の時に

中退を決意された
という事なんでございます。

(平野)初めて 父の前でさ
正座して

「お父さん 学校辞めたく
なっちゃった」っつったの。

そしたらさ なんにも聞かないで

「辞めろ 辞めろ。
レミには いい学校があるから

そこ行け」っつって…。

(平野)あれは もう 今でも
涙出てきちゃうね 本当に。

その後 シャンソン歌手として

レコード会社と
契約する事になったレミさん。

しかし せっかちが故に
重大な決断をする。

歌手時代。

『カモネギ音頭』?
はい。

シャンソン歌手として
契約したんですけれども

ふたを開けてみると
歌わせてもらえる曲は

ゴリゴリの歌謡曲ばかりだったと。
シャンソンが好きだったからね。

でも レミさんは歌がうまいので

そこそこ 歌謡曲で
ブレークしてしまったと。

すごい事ですね。
そうなんですよ。

ブレークしちゃうんだから。
そのね…。

聴きたいです。
今回 音源がございます。

こちらです。
(平野)あったの?

♬~

平野さん。
(平野)そんな…。

(ホラン)なんか すごい色っぽい。
(平野)ここからすごいのよ。

これが『カモネギ音頭』。

歌が やっぱ お上手。

(岸)えっ!
ハハハハ…!

あっ カモネギに見えると。
(岸)そういう事ですよね。

(岸)すごい歌詞ですね。
荒いな。

荒い歌詞だな。

(ホラン)すごい!
ちょっと…。

レミさん

…って歌ってたじゃない。

レミさん なんなの?
「やめて やめて」って振るからさ。

とっても下品でしょ?

(スタッフの笑い)

それがイヤすぎて…。

…する事になった
という事なんですよね。

2年か。

カゴの中にね ネギを背負って

銀座の歩行者天国で
「よろしくお願いします」

「『カモネギ音頭』
よろしくお願いします」って

やってくれっつったのよ。
銀座で?

(平野)銀座で。 それで 私は
もう できないと思って

それ やらないで
もう 辞めちゃったのね。

見定め つけるのは。

もうちょい頑張れたんじゃ
ないかなっていうのは…。

確かに 確かに。
(平野)そうなの そうなの。

そうなのよ。
なんで 辞めちゃうんですか?

(平野)出てくる? 出てくる?
あとで…。

(岸)言っちゃってますよね。

すごいパワーなワード
入ってきた…。

全然大丈夫。 全然大丈夫です。

クリティカル
もらっちゃったんだけど。

歌手活動を2年で引退した
レミさん。

ある偶然がきっかけで
ラジオパーソナリティに。

すると 人生の大事な決断も
超短縮するんです。

10日は早いですね。
はい そうなんです。

レミさんはですね 歌手のあと

ラジオのパーソナリティに
なりまして…。

をする事になります。

という事で まずですね

なぜ 未経験のラジオ業界に
飛び込む事になったのか。

(平野)そう! なんでかっていうと
すごい話なのよね? それね。

はい。 ありがとうございます。
(ホラン)これからやります これから。

もしかして…。
(ホラン)これからやります。

まさかのですね ミスが原因だった
という事なんですね。

レミさん

平野レミさんの…。
こうなってたのよ!

だから 辺見マリさんの下に
平野レミさんって名前があって

ディレクターがさ 「今度さ
新しく ラジオやるんだけど

可愛い子さ 使おうよ」って言って

それでさ
「平野レミっていうの可愛いから

この子 使おう」って言って。
まあ ラッキーっちゃ…。

うん。
ラッキーはラッキーですよね。

ミスで 行く事になって
でも そこで

おしゃべりが面白いってなって
本採用になったわけですから。

それは レミさんの実力ですよね。
ねえ。

顔だけ変えて 名前で…
パスポートの。

確かに 確かに。 そうですね。

まあ ミスが
きっかけだったんですけれども

ラジオデビューする事に
なりました。

へえー! すげえ!

そのお相手が
TBSアナウンサー時代の

久米宏さんだった
という事なんです。

すごいね! このコンビ。
コンビで。

音楽を紹介する非常に真面目な
番組だったんですけれども

レミさんは そこで かなり…。

ハハハハ…!
笑ったぜ おい!

怖い 怖い 怖い 怖い…!
(ホラン)どうしました…?

笑ったぜー!
(ホラン)どうしました?

あれは生放送だからさ
言っちゃったんだけどさ

それはさ おじさんや おばさんが
いっぱい来るでしょ。

でさ スーパーの前から…。

「おじさんさ あのさ おまんじゅう
好き?」って言うのよ。

そうすると 久米さんがさ
「おまん」まで言うと 蹴飛ばすの。

「やめろ!」っつって。
「何… “おまんじゅう”って

言ってんでしょ 私は!」
っつってさ。

なんですか その絡み!
(一同 笑い)

(一同 笑い)

そんな姿をですね 陰で

めちゃくちゃ気に入っている方が
いらっしゃったんですね。

それが レミさんの
将来の結婚相手になる

イラストレーター兼
映画監督でもあった

和田誠さんだった
という事なんですよね。

久米さんと 和田さんはですね

麻雀仲間でした 偶然。

久米さんに 和田さんはですね

レミさんを紹介してほしいと
頼みました。

すると 久米さんは…。

ひどいですね その言い方ね。
(平野)失礼しちゃうでしょ?

(平野)言ったでしょ。
私 思うんだけどさ…。

(平野)カット カット カット!
(上川)ハハハハ…!

続けます 続けます。
続けます! 続けます!

(平野)カットね。 カットよ。
どこが時短だよ!

逆に押すわ!
こんな事やってたら。

ハハハハ…!
(岸)確かに。

次は ラジオスタッフに対して

レミさんを紹介してほしいと
頼んだんです。

すると そのスタッフは…。

こんな風に言いましたが…。

そして ドキドキの初対面。

レミさんと和田さん

本が もう 下から上まで…
天井まで

ブワーッと本だらけ。
全部 本だらけ。 すごいの。

レミさんと和田さんはですね

大好きな幽霊の話で
ずっと盛り上がってしまったと。

翌日から もう 毎日ですね
和田さんのお宅に通い続けて

1週間 ずーっと
終電の時間までですね

幽霊の話を聞かせてもらいました。
話が合うんだね。

ハハハハ…!
(ホラン)本当に?

でも いい…。
そういうもんなのかも。

そんな日々が続いて 10日目

レミさんは
なんと 和田さんから

「結婚しよう」と
プロポーズされたんです。

(ホラン)幽霊の話しか
してないのに?

和田さんも…。

この いきなりの
プロポーズに対して

レミさんは 「しましょう!
しましょう! しましょう!」。

まさかの食い気味で即決。
言いそう。

結婚までの交際期間でさえも
時短しちゃったと。

その… 10日間
なんにも触らなかったね 私の事。

こうして 結婚生活を
楽しく過ごしていたレミさん。

すると
和田さんの広い交友関係から

吉永小百合さんや坂本九さんなど

超大物が自宅に遊びに来て
料理を振る舞う事に。

もともと得意だった事もあり

みるみる
その手料理の噂が広まり

いつしか 料理の仕事が
舞い込むようになったんです。

しかし…。

さあ 結果がどうなったのか。
こちらでございます。

その料理番組初出演の時の
貴重なVTRで

皆さんに
ご覧いただきたいと思います。

ハハハハ…!

その料理番組初出演の時の
貴重なVTRで

皆さんに
ご覧いただきたいと思います。

♬~

はいはいはい。 この音楽。

これは 今から37年前
NHKの料理番組です。

オープニングから

初めての料理番組とは思えない
声のトーンのレミさん。

そして

「上品に… NHK向きに」
「そうです」

「それで ここにですね
このまま ガッと」

ハハハハ…!
見た事ないよ 料理番組で。

(平野)「入れます。 全部…」

(平野)「果肉を取るとか
そんな面倒くさい事しないで」

「種で まあね
引っかかりませんものね」

ハハハハ…!

この当時 かなり斬新な
豪快に手でトマトを握り潰す

レミさん流の時短料理を
披露したんです。

そして 迎えたエンディング。

「これはね スープで…
固形スープかなんかで

ガーッと伸ばすとね
おいしいスープになっちゃう」

「それで この中に あと また
ちょっと野菜を刻んでね…」

♬~

(ホラン)いや 自由。 すごい楽しい。

終始 レミさんペースで
終了しました。

食べてるよ。

これは人心を引きますね もう。

すごいわ。
レミさんはですね

まあ 主婦が家でね
簡単に作れる料理を

紹介しようと 皆さんが

視聴者の皆さんから クレームが
殺到してしまったんです。

これが最後かと覚悟していた
レミさんだったんですが

放送後 新聞に
こんな記事が出ていたんです。

こちら テレビ番組の視聴者の声を
紹介する欄なんですが…。

おおー!
(上川)大絶賛。

届いてる人には届いてますね。
そうなんですよ。

でも きっと 世の主婦の皆さんは
手間だなと思ってるものを

そう言えなかったところを

レミさんが
テレビで言ってくださったから

すごいスッキリしたんじゃ
ないですか?

あれ 家庭じゃやってるのよ
絶対 みんなね。

テレビでさ 「皆様」なんて
やってる先生たち いるけどさ

家行ったら やってるよ
絶対 これね。

早いですからね 手の方が。
(ホラン)理にかなってるもんね

あれ 結局 潰れるから。
(平野)そうそう そうそう。

さあ 今では レミさんのね
キャラクターや

簡単でおいしい料理が
大人気ですが

更に レミさん
大成功を成し遂げます。

それが主婦の目線に立って考えた
フライパン。

(平野)はいはい はいはい…。
レミパンでございます。

ここで出てきますか。
こちらですね レミパンは

シリーズで300万個
売り上げていると。

あっ…。
(スタッフの笑い)

350です。 350です。

ここまでやるのにさ
3年かかったね。

(一同)へえー!
(平野)もう 絶対にさ あの…。

キョウ… 何? しないで…。

(ホラン)妥協? 妥協?
(平野)妥協!

(一同 笑い)

(平野)素晴らしい。 そう…。
(ホラン)妥協です。 妥協です。

♬~

♬~

♬~

こうね 見てきましたけれども。

時短人生を貫いていらっしゃる
レミさんをですね

ご家族は
どんな風に思っているのか?

今回 VTRにまとめてみました。

(平野)誰が出てくるの?
お話を伺ったのは…。

(平野)あーちゃん!
嫁 嫁。 お嫁。

レミさんとは嫁姑関係
料理研究家の和田明日香さん。

(スタッフ)「レミさんっていうのは
やっぱり 家でも

結構 せっかちな方ですか?」

(和田)「降りようとしてます。
なんなら もう…

京都から行っちゃおうよ 大阪!
ぐらいの」

「じっと こう
何か たどり着くのを

待ったりとかっていうのが
できないですね」

お嫁に来て12年経つ
明日香さんでも

いまだに レミさんのせっかちには
驚かされているんだそうです。

そして お話を伺っていると

レミさんの意外な一面を
教えていただきました。

(平野)何 しゃべったの?
あーちゃん イヤだな。

「その時 言った お父さんの

ちょっと ジョークというか
ギャグみたいなのを

なんか まるで
昨日 言われたみたいに

1人で大笑いして
なんか 喜んでて」

「“お父さん あの時 ああいう事
言ってさ”とか言って」

「川 見ても
“ああ 昔 お父さんと

中国のナントカって川
行ったな”とか

月がキレイだと
“ああ これ お父さん見たら

『週刊文春』の表紙に
描くだろうな”とか」

(ホラン)大好きなんだね。

(和田)「道端で猫がいると
“お父さんだったら

この猫に ナントカって名前
付けそうだな”とか

もう 全部…」

「でも なんか…」

(和田)「…っていうのを
すごく知りますね」

そんな明日香さんからレミさんに
ひと言あるそうです。

ここのとこさ
両面テープ貼ってた…。

『徹子の部屋』で…。
『徹子の部屋』で…。

だからさ 私 マネジャーがさ
言うのよ。 ここもね…。

ここにさ 「両面テープ
貼りませんか?」っつったの。

あの時 貼ってたの
ずっと こういう風にやって。

ええー! 本当に? ここに?

話してたら夢中になって
こうなっちゃうから

ここに貼ってたの ベタッて。
両面テープ貼ってたんですか?

そう 両面テープ。
初めて…。

じゅうたん用のやつ。

初めて…。
しょうがない。

時短ですから レミさんは。
めっちゃ面白いな。

若林さん 最終的なラベリングを
レミさんにお願いします。

レミさんは ええー…。

…の人です。
(一同 笑い)

若林さん 最終的なラベリングを
レミさんにお願いします。

レミさんは ええー…

料理と人生と収録が時短の人です。

(一同 笑い)

さあ そして 最後に
上川さんからお知らせがあります。

こちら ドラマ 『遺留捜査』
見どころ 教えてください。

(上川)私が出演しております
ドラマ『遺留捜査』が

この夏 帰ってまいります。

京都を舞台に
風変わりな刑事 糸村が

遺留品から
事件の謎を解いてまいります。

木曜ミステリー
23年の集大成としてお届けする

『遺留捜査』シーズン7

7月14日 木曜日
よる8時スタートです。

ぜひ ご覧ください。

そして 岸さんからも
お知らせがあります こちら。

King & Prince
『Made in』。

ポイントを教えてください。
(岸)ありがとうございます。

King & Princeの
4thアルバム

『Made in』が
6月29日に発売になります。

和を感じさせる楽曲から
格好いいダンス曲

わちゃわちゃソングまで
King & Princeの

魅力を1枚にまとめた作品と
なっております。

ぜひ よろしくお願いします。

TELASAでは
過去の放送回を見放題で配信中。

今すぐ「テラサ」で検索。

Source: https://dnptxt.com/feed

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事