19日午後3時すぎ、石川県で最大震度6弱の地震を観測しました。警察や消防、自治体が被害が出ていないか確認を急いでいます。
午後3時8分ごろ、石川県能登半島の最先端にある珠洲市を襲った震度6弱の地震です。市内の酒店は。
店主:「(Q.だいぶ揺れた?)揺れました。すごかった」「(Q.立っていられない?)私も座っていたから、あれですが・・・」
コンビニでは、棚から落ちた商品が床に散乱。神社では、鳥居が横倒しになり、無残な姿に。
珠洲市の職員は。
珠洲市役所総務課の職員:「横揺れのような感じで『ゴゴゴゴー』と地鳴りが聞こえて、10秒ほど強い揺れを感じた。珠洲焼館で『珠洲焼が床に落ちて割れた』と聞いた。今(被害状況は)随時収集中です」
けが人などの情報は、現在のところ入っていないということです。
料亭の店主は、異変も感じていました。
珠洲市のある料亭の店主:「縦か横か分からないぐらい揺れた。びっくりした。余震がずっと来てたので、いよいよ来たかと感じた」
珠洲市ではここ数年、地震が頻発していて、市民の間では警戒感が広がっていたといいます。
元気象庁長官によりますと、おととしの12月から今年4月までに122回の揺れを観測したといいます。
元気象庁長官・西出則武氏:「規模としては大きくないが、長い期間、地震活動が続いている状況です」「(Q.こういう地震が、なぜ起きている?)地震学者のメールのやり取りを見ても、関心を示してるが原因は分からない」
気象庁によりますと、今回の地震の震源地は石川県能登地方で、震源の深さは13キロ。マグニチュードは5.4と推定されています。
震度6弱を観測した珠洲市の他にも能登町で震度5弱、輪島市では震度4を観測するなど、能登地方の広い範囲で大きく揺れましたが、この地震による津波は起こりませんでした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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