東京都内に住む23歳の女性が6月5日から行方不明になり、33歳の会社員の男が監禁の疑いで逮捕された事件で、男の別荘近くの山林で見つかった遺体が、この女性のものと判明した。
会社員の三瓶博幸容疑者(33)は、6月5日から行方不明になっていた東京・文京区に住む新野りなさん(23)に、茨城・常陸太田市の別荘で手錠をかけて監禁した疑いで、6月14日に逮捕された。
そして18日午前、別荘近くの山林で女性の遺体が見つかり、警視庁が身元の特定を進めた結果、遺体は新野さんと判明した。
警視庁によると、三瓶容疑者は、新野さんとSNSで知り合ったとみられ、5日の午前中にJR水戸駅で合流し、車で別荘に向かう様子が防犯カメラに映っていたという。
三瓶容疑者は、調べに対し、「手錠はお互いの合意だったので、不当な拘束ではない」と容疑を否認している。
新野さんの遺体に目立った外傷はないが、新野さんが山林に遺棄されたとして、警視庁は特別捜査本部を設置し、死体遺棄についても三瓶容疑者から事情を聴くことにしている。
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