
コロナ禍でも廃業する店がなく、国の「はばたく商店街」にも選ばれた愛知県春日井市の勝川商店街。
しかし、写真店にも影響が。
(写真のヤマグチ・店主 山口哲さん)
「ちょっと前までは500円くらいで買えたフィルムが、今は1200~1300円する。ここ1年ちょっとでグッと急に上がった。心して写真撮らないと」
また、春日井の名物と言えば“生産量日本一”のサボテンですが…。
(こだわり商店 出口美紀・店長)
「エキスや粉末にして色んなサボテンの商品を作って販売しているが、麺が値上がるとは聞いていて。いつ値上げしないといけなくなるのか、今ドキドキしている」
商品にはサボテンを使った“ラーメン”や“きしめん”がありますが、小麦の価格高騰に不安を抱えています。
(こだわり商店 出口美紀・店長)
「コロナが少し(落ち着いて)まん延防止などがなくなって期待していたが、これで値上げとかになると、また見通しが立たなくなる」
一方、こちらは勝川駅前のクリーニング店。
(カチガワランドリー駅前店 金山容基・店長)
「実感は、かなりある。やっぱり原油高。ウクライナ侵攻もあるので、その影響がかなり大きい」
ドライクリーニングには石油由来の溶剤が使われているだけでなく、影響はこんなところにも。
(カチガワランドリー駅前店 金山容基・店長)
「まずはハンガー。前は1本あたり8円ちょっとだったのが、今は10円くらいに」
他にも…。
(カチガワランドリー駅前店 金山容基・店長)
「これも上がってます、(服に被せる)ビニール。原材料が石油なので。ハンガーも上がっているし、ビニールも上がっている。もっと言うと(名札代わりに付ける)タグなど紙製品も」
このほか、アイロンをかけるための電気代なども値上がり。
そうした中、この店ではハンガーを客から買い取って再利用したり、ビニールで包まない「ノー包装」などで現在の価格を維持しています。
(カチガワランドリー駅前店 金山容基・店長)
「リモートに移行してスーツを着る機会がないので、クリーニングの量が減っている中での資材の高騰。かなり厳しい」
商店街のこちらの居酒屋は…。
(とりまる勝川本店 阪野友城・店長)
「油の値段が高くなっている。一斗缶が1500円~から2000円くらい上がっている」
去年の末には3600円だった油の一斗缶は今、5500円に。
しかし、から揚げなど揚げ物は店に欠かせないメニュー。
影響は避けられないといいます。
(とりまる勝川本店 阪野友城・店長)
「(油が)きれいな状態で揚げないと、おいしくならないので、週に1~2回は必ず油を替える。週で考えると、すごい金額にはなってくるが、値上げとかはまだ考えていない。やっぱりお客さんに笑顔で食事してもらえるのが一番」
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