ユニクロやGUなどを展開するファーストリテイリングの柳井会長は「円安のメリットは全くない」と述べ、20年ぶりの円安水準に懸念を示しました。
ファーストリテイリング、柳井正会長兼社長:「円安のメリットは全くありません。日本全体から見たらデメリットばかりだというふうに考えます。円安の行方に関して僕は心配しています。円安にいかないように日本の財政を何とかしないといけないんじゃないかなと私は考えます」
柳井会長は「日本は世界中から原材料を輸入して付加価値をつけて売るなかで、自国通貨が安く評価されるのは決してプラスにならない」と述べ、円安の長期化に懸念を示しました。
さらに「今の日本の経済情勢から考えると安易な値上げはできない」と値上げに慎重な姿勢を崩さなかったものの、「原材料費の上昇が続くと今の価格で売るのは不可能」「考え抜いたプライスになる」などと述べ、一部の商品での値上げの可能性を示唆しました。
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