夏日の車内に犬2匹放置 警察が出動“救出”の一部始終

愛知・名古屋市のコインパーキングに集まった、警察官や付近の住民。
協力し合って、奥に止まった車のフロントガラスにサンシェードをかけている。

車の中で、何があったのか。

車にサンシェードをかぶせるなど、集まってきた住民が、犬の安全を心配する様子がうかがえる。

車の中にいたのは、犬。
しかも、1匹ではなく2匹。

7日正午ごろ、駐車場に止められた軽自動車の中に犬2匹が放置されているのが見つかり、目撃者が警察に通報した。

近所の住民「ワンちゃんがいる? 中に。いやだ、あの子たちだ」

7日の名古屋の最高気温は25.2度で、日なたに駐車された車には、強い日差しが照り付けていた。

しかし、発見から4時間以上がたっても、飼い主は現れない。

今、車のドアを開けて、中の様子を確認している。

中の犬は尻尾を振っている様子が見えて、元気そうではある。

車には、なぜか鍵がかかっておらず、警察官がドアを開けると、犬が尻尾を振る様子が確認できた。

そして、午後4時半。

警察が助手席のドアを開け、犬が1匹、外に出てきた。

警察は、動物虐待につながるおそれがあるとして、保健センターの職員とともに、2匹の犬を保護した。

犬を車内に残し、飼い主はどこに行ったのか。

付近の住民によると、車に犬が放置されていたのは、これが初めてではないという。

近所の住民「何度も何度もそういう通報がある車だって、涙出てくるけど、その後が知りたい。もう飼う人がいなかったら、わたし、あの子たちもらってあげたっていいし」

名古屋市保健センター職員「ふんがまき散らされていたりとか、あまり良い状況ではないのは間違いない」

放置されていた2匹の犬は、ダックスフントとみられ、警察は保健センターなどと連携して、今後の対応を決めるとしている。

FNNプライムオンライン
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