暴力団の“抗争”なぜ相次ぐ 元山口組系組長に聞く背景

兵庫・神戸市の住宅街。
建物扉におびただしい傷がついている。

交通量の多い国道のすぐ脇で、しかも昼間に発砲事件が起きた。

5日、銃弾のようなものが撃ち込まれたのは、特定抗争指定暴力団神戸山口組・井上邦雄組長の自宅。

近くにいた人「乾いた音で『パンパンパン』と、全部で10回くらいは聞こえたと思う」

近くの交番に出頭した男は、捜査関係者によると、神戸山口組と抗争を続ける山口組系の組員だった。

さらに、6日夜、指定暴力団絆會金禎紀代表の自宅に、軽自動車が後ろ向きで突っ込んだ。

7日未明になって、男が出頭している。

神戸山口組は、山口組から分かれた組織。
絆會は、神戸山口組から、さらに分かれてできた組織。

この3つの組織に何が起きているのだろうか。

元山口組系組長で、現在、組員の更生を支援する竹垣悟氏は、「山口組の組長が、分裂した2つの組織の壊滅を狙い、揺さぶりをかけている。壊滅は無理でも、組員の数が減っていくよう追い込みをかけているのではないか」と指摘する。

警察は、警戒を強めている。

FNNプライムオンライン
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