WHO サル痘「感染拡大の原因分からず」(2022年5月28日)

 WHO=世界保健機関が世界のサル痘の感染者が200人に上ると発表しました。感染拡大の原因については「分からないことが多い」としています。

 WHOは27日、サル痘の最新状況について欧米を中心に20カ国以上でおよそ200人の感染が確認されたと発表しました。

 ただ、すでにイギリスで106人、スペインで98人、ポルトガルで74人の感染が当局から発表されていて、実際にはWHOの報告以上の感染例があるとみられています。

 WHOは流行の原因について分かっていないことが多く、ウイルスの遺伝子の変化が原因である証拠もないと発表しています。

 アメリカでも27日までに8州で10例が確認されたほか、アルゼンチンでも27日に南米初の感染が確認されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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