神戸市北区男子高校生殺人事件 兵庫県警が報奨金支払い

2010年、神戸市北区の路上で男子高校生が刺殺され、当時17歳だった元少年が逮捕された事件で、警察庁は4日、情報提供者に特別報奨金300万円を支払うことを決定しました。

この事件は、2010年10月、神戸市北区筑紫が丘の路上で、高校2年生だった堤翔太さんが刺殺されたもので、事件から10年が経った去年8月、当時17歳で愛知県に住む29歳の元少年が殺人の疑いで逮捕されました。

警察庁は事件を有力な情報には最大300万円支払う公的懸賞金制度の対象に指定し、情報の提供を求めていましたが、捜査は難航し、おととし12月には9回目の延長が決まっていました。

兵庫県警によりますとこれまでに920件の情報提供がありましたが、満額となる報奨金300万円を受け取るのは1人だということです。

兵庫県警の管内で捜査特別報奨金が支払われるのは初めてです。

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