マイナンバー「通知カード」 発送準備始まる
一人一人に割りふられる12桁の番号、マイナンバーを伝える「通知カード」を発送する準備が、全国で初めて千葉県の郵便局で20日から始まりました。
12桁の番号に「税」や「社会保障」などの個人情報を結びつけるマイナンバー制度では、一人一人に番号を伝える「通知カード」が全国の市区町村から住民票のある住所宛てに届けられます。
この「通知カード」を発送する準備が全国で初めて、千葉県の11の市や町の郵便局で20日から始まり、このうち習志野市の郵便局には、市内に住むおよそ7万5000人分の通知カードが届きました。郵便局の職員は、通知カードをセキュリティー対策を取った倉庫にいったん保管し、今月23日から各世帯に発送することにしています。
通知カードは簡易書留で届けられ、配達時に不在だった場合は通常と異なる赤色の不在連絡票が投かんされますが、原則として7日間は、郵便局に連絡をすれば改めて配達してもらえます。ただ、保管期限を過ぎると発送元の市区町村に戻されることになっていて、その場合は地元の自治体に問い合わせる必要があります。
習志野郵便局の伊藤克彦局長は「全国の5000万世帯に書留を送るのはこれまでに例がなく、緊張感を持って対応したい」と話していました。「通知カード」の発送は、これから来月末にかけて全国各地で順次行われます。
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