街中で拳銃を使った発砲事件が起きたら、どう対応するのか。愛知県警が暴力団の抗争を想定した訓練を行いました。
腕章を巻いて男性に近づくネクタイ姿の男、すると突然…。
至近距離で相手に拳銃を発砲し、男はそのまま逃走しました。
これは、過去にあった事件をもとに行われた、警察の訓練です。
暴力団同士の抗争で、新聞記者に扮した暴力団組員が対立する組員に近づき、拳銃を発砲したという想定で行われました。
110番通報を受け駆けつけた警察官が、撃たれた男性から事情を聞き暴力団の抗争と判断。緊急配備をかけて、逃げた男を取り押さえるまでの流れを確認しました。
愛知県内の暴力団の構成員は減少傾向にあり現在は500人ほどですが、三重県伊賀市では5月10日に、暴力団の抗争とみられる発砲事件も起きています。
愛知県警は、こうした事件にもすぐに対応できるよう今後も警戒を強化していきたいと話しています。
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