自民党の総務会は国家公務員の定年を65歳に延長する改正案について、出席議員から慎重論が出たことを受けて「了承」を見送り、引き続き議論することになりました。

 自民党・鈴木俊一総務会長:「必ずしもしっかり質問者が了解するというところまで至りませんでした。だいぶ時間が経過をして議論がまだ煮詰まらない状況でございましたので、私の判断としてきょう、採決を持ち越しました」
 政府は一般職の国家公務員に加えて、現在63歳の検察官の定年も65歳に引き上げる法案を提出する方針です。しかし、改正法の成立を待たず、1月に黒川東京高検検事長の定年延長を閣議決定したため、出席議員からは法案との整合性などを巡って「分かりにくい」などの慎重論が出ました。そのため鈴木総務会長は政府側に問題点を整理するよう求めたうえで、来週の総務会で了承を取り付けたい考えです。
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