大学院の哲学科で論文のテーマとして、見ず知らずの他人を尾行し、その生活や行動の記録を担当教授から勧められた珠。同棲中の恋人・卓也にも事情を明かせないまま、自宅アパート近くに妻子と暮らす編集者の男性を対象に選ぶ。尾行する者とされる者、それを傍観する者、それぞれの葛藤を描いた『二重生活』。
戸惑いながらも対象者を追い続ける珠を演じた門脇麦と、秘密を抱えた恋人の行動に翻弄される卓也を演じた菅田将暉に、2人の関係について、ドキュメンタリー撮影にも似た岸善幸監督との仕事について語ってもらった。
──最初に脚本を読んだときの感想を聞かせてください。
門脇麦:面白いし、すごくひきつけられるんですけど。何が面白くて、何にひきつけられているのかが分からず、何だろうなというか。どういうふうに、この面白さを言葉にするのか、難しい面白さを映画に落とし込めていくのかな、というのが最初の印象でした。
菅田将暉:ちょっと非日常的な行動によって、すごく生々しくというか。身近なものが分かることがあるんだなっていうのはちょっと思いました。だって“カノジョが尾行しています”なんて、若干ファンタジー入っている。でも、読んでいて違和感は別にないし。僕はやっぱり自分の役があるので、その目線で読んでいましたけど、2人のすれ違いは妙にリアルだな、というのが最初の印象です。
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https://www.moviecollection.jp/interview/26215/
2016年6月25日公開
#菅田将暉#門脇麦#二重生活
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