3月12日、県内3人目の新型コロナウイルスの感染者が確認されました。感染した女性の立ち寄り先をめぐってウワサやデマが広がっています。
 静岡市清水区の惣菜店です。約20種類の手作り惣菜が並び、店内で食事もできる9月にオープンした小さな店です。 
 3月13日、この店が思わぬ被害にあったといいます。
 おそうざい屋さんオーナー・青木初美さん「名前がおそうざい屋さんという名前で今回清水区で出て、それが惣菜店に立ち寄りということでニュースでながれたもんで」
 13日、静岡市は新たな新型コロナの感染者が、清水区内の惣菜店に立ち寄ったと発表しました。その直後から、店に対し感染者が立ち寄ったのではないかと問い合わせが相次ぎました。
 青木さん「(Q、保健所、行政から連絡は?)保健所から連絡は来ていない」
 店に感染者が来たというデマが流れていたのです。この惣菜店に感染者が訪れたという証拠はありません。しかし、すでに実害が生じています。
 青木さん「お電話いただいたり、お弁当がキャンセルになったり、すごい不安です。せっかくお弁当の大きな予約もいただいているのに、これから、もし予約がキャンセルになったら小さなお店つぶれてしまう」
 いわゆる「風評被害」にはスーパーも悩まされています。
 ヒバリヤ・山岸達也営業企画部長「土曜日くらいから客から問い合わせがあったり、メールの問い合わせがあったり、影響が、ウワサの影響がでています」
 この店も感染者が清水区のスーパーに行ったという市の発表を受けて客から問い合わせを受けました。
 山岸さん「保健所からの連絡は来ていない」
 このように清水区内にはウワサやデマで困っている店が少なからず存在しています。
 山岸さん「そういう話が先行するとうわさ話が広がって影響がある。(Q、安心して利用できる?)安心してお買いものにきてもらいたい」

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