「日本赤軍」重信房子受刑者あす出所 反省と謝罪つづった手記公表へ

日本赤軍の元最高幹部で、2000年に逮捕された重信房子受刑者(76)が、28日に刑期満了で出所する。

これにあたり、被害者への謝罪などをつづった手記を公表することがわかった。

日本赤軍は、50年前にイスラエルの空港で銃乱射事件を起こすなど、世界各地でテロ事件を起こした。

元最高幹部の重信房子受刑者は、1974年にオランダのフランス大使館を武装占拠したハーグ事件を指揮するなどした罪で、懲役20年の刑期を終え、28日に出所する。

長女のメイさんによると、重信受刑者は、今も無罪を訴えているという。

メイさん「(日本赤軍のリーダーとして)グループの責任は取るけれども、ハーグ事件に関しては、最初から最後まで、いまだに無罪を訴えています」

重信受刑者は出所に合わせ、手記を公表することがわかった。

「政治的意図と直接関係のない方々に、心ならずも被害を与えてしまった」など反省や謝罪が述べられ、出所後は、がんの治療に専念する意向も示されている。

FNNプライムオンライン
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