米小学校で銃乱射 児童ら21人死亡 容疑者は18歳高校生「うんざりだ」バイデン大統領(2022年5月25日)

 安全であるはずの小学校で、子ども19人の命が突然、奪われました。アメリカ南部で18歳の男子高校生が銃を乱射し、子どもと大人合わせて21人が死亡。バイデン大統領は「うんざりだ」と延べ、進まない銃規制に怒りをあらわにしました。

 日本から帰国したばかりのバイデン大統領は、いら立ちを隠せませんでした。

 アメリカ、バイデン大統領:「他の国では類を見ない。このような銃犯罪がどうして起きるのか。なぜだ」

 繰り返される銃による悲劇・・・。

 場所はアメリカ、テキサス州、メキシコとの国境までおよそ90キロという、人口1万5000人ほどの街、ユバルディの小学校。

 これまでに児童19人、教師ら2人が亡くなり、容疑者は現場に駆け付けた警察官にその場で射殺されたとみられています。

 近くに住む女性:「容疑者と友達だったという3人の子どもたちから話を聞きましたけど、『彼(容疑者)がそんなことをするとは信じられない』と言っていました。とても静かな子だったらしいです」

 現地の治安当局によると、サルバドール・ラモス容疑者はまず祖母を襲った上で、防弾服に着替えて学校に乗り込みました。18歳になってすぐライフルを購入し、今回の犯行に使用したとみられています。

 今月に入り、ニューヨークやカリフォルニアなどで相次いで銃撃事件が起こっているアメリカ。

 過去にさかのぼれば、学校を舞台にした銃撃事件で多くの生徒たちが犠牲になっています。

 アメリカ、バイデン大統領:「もううんざりだ。この痛みを行動に変える時だ。すべての遺族、国民、そして政治家に明らかにする必要がある。いまこそ行動に移す時だ」

 バイデン大統領は銃に対する規制強化を訴えました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事