中国・上海市は16日、6月下旬までに封鎖を解除する方針を示しました。これに対し、最大であと1か月半も封鎖が延長される可能性があるとして、上海を離れる人が駅に殺到しました。
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ロックダウン中の中国・上海では、17日も大規模なPCR検査が行われています。
記者(中国・上海)
「PCR検査を受けるためにマンションの敷地内に出てきました」
記者が住むマンションには、地元政府からの配給物資が届きました。トラックには「上海頑張れ!」の文字がありました。
記者
「今回は牛肉と鶏肉ですね」
一方、感染状況は改善しつつあります。16日の上海の新規感染者は777人でした。上海市によりますと、ロックダウン後、初めて隔離施設以外の新規感染者がゼロになったということです。
上海市は16日に、6月下旬までに封鎖を解除する方針を示しています。
こうした中で、17日朝、上海の主要な駅には大勢の人々が殺到しました。
中国メディアによりますと、最大であと1か月半も封鎖が延長される可能性があることを受け、上海を離れる人がさらに増加したということです。
上海・虹橋駅からは、16日の1日だけでおよそ7000人が上海から脱出したということです。
(2022年5月17日放送「news every.」より)
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