政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂(おみ・しげる)会長ら専門家有志は19日、屋外で周囲との距離が十分に確保できない場合でも、徒歩で移動する場合など会話が少なければ、必ずしもマスクを着用する必要はないとする見解を示した。小学校などの屋外での体育授業や休憩時間中の運動遊びでもマスク着用は不要としている。マスク着用の在り方に対し、国民的な関心が高まる中で、屋外でのマスク着用の考え方を初めて整理し、明確にした。
同日開かれた厚生労働省に新型コロナ対策を助言する専門家組織の会合で示した。
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