“春節”が迫る中国。今年は帰省の自粛が呼び掛けられ、異例の光景が広がっているといいます。強権的に行われる“ゼロコロナ政策”、実際のところ国民はどのように感じているのでしょうか。テレビ朝日の千々岩森生・中国総局長からの報告です。
▽一人でも感染者が出たら、マンション全体を封鎖。隣のマンションで感染者が出たら、エリア全体を封鎖。当然、不満は出る。
▽中国共産党員ですら、「やりすぎだ」とこぼす。ただ、負の側面の一方で、感染を抑え込めている面を政府もアピールしているし、国民は感覚的にそちらを選択しているというところ。
▽“ゼロコロナ”は、そうしなければ政権基盤が危うかったという、焦りの裏返しの側面が大きい。
▽知り合いの会社で、ワクチン接種に手を挙げた人は9人中2人だったという話がある。中国の国産ワクチンについては、長蛇の列ができる一方で根強い不安感もある、それが事実だと思う。
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