山口・阿武町が、臨時給付金を男性に誤って4630万円振り込んだ問題で、町は男性を相手取り返還を求める訴訟を起こしました。男性は現在、仕事も辞め連絡が取れず、所在不明になっているといいます。
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人口約3100人の山口・阿武町は先月、1世帯あたり10万円の新型コロナ対策の臨時給付金を、誤って1世帯に4630万円を振り込んでしまいました。
町はすぐに、ミスにより振り込んでしまった24歳の男性におわびし、返還の同意を得ました。しかし、先月21日、男性は「お金はすでに動かした。もう戻せない。犯罪になることはわかっている。罪は償う」と話し、返還を拒否しました。
町は12日、男性を相手取り、振り込んだ金の返還を求める民事訴訟を起こしました。
阿武町 花田憲彦町長
「町民の皆様の大切な公金でありますし、それも多大な公金でありますから、なんとかこれを取り戻したい」
男性は、町の空き家を有効活用し定住促進を図る制度を利用し、1年半ほど前に移住してきたといいます。
男性が活用していた空き家の大家は、「いい子よ。若いんだからまだ。男前だし。(返還しないのは)あんまり賢いやり方ではないと思います」と話しました。
――返した方がいい?
大家
「僕は思います」
町によると、誤って振り込んだ先月8日当日から、男性はカード決済で多額の金を引き出しはじめ、2週間ほどで4630万円のほとんどが口座からなくなっていたということです。
現在、仕事も辞め連絡が取れず、所在不明になっているという24歳の男性。町は、公金の回収に向け取り組んでいくということです。
(2022年5月12日放送「news every.」より)
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