楽天モバイルは13日、携帯電話の料金プラン見直しを発表した。
そこで注目されたのが、“最低0円”としていた料金体系の廃止。
10代「マジかって思います。無料が有料になると痛い」
20代「使う人が減りそう」
20代「自分、結構ギガ使うので、1ギガ以上使うので問題ないかな」
楽天モバイルのこれまでの料金プランは、1カ月のデータ使用量が、1GB以下は0円。
それ以上は、使用量に応じて階段型で上がる料金体系だった。
今回はそれを廃止して、7月1日からは、3GB以下で980円に変更。
20GB以下は1,980円。
20GBを超えた場合は無制限で、2,980円となる。
すでに楽天モバイルを使っている人も、7月1日からは自動的に新プランに移行し、毎月980円の料金が発生することに。
一方、楽天モバイルは、楽天ポイントの付与などで、最大4カ月、実質無料になるとしている。
楽天モバイル・三木谷浩史会長「言い方は悪いですけど、980円というのは高いと言えば高いかもしれないですけど、常識的に考えると、それほどの負担にはならないだろうと。未来永劫0円というわけにはいかない。どこかの段階で判断しないといけない」
料金プランの目玉であった「1GB以下0円」を1年余りで廃止する決断をした理由について、携帯ジャーナリストの石川温さんは、「まだまだ赤字の状態で、やはり楽天にとってみると、そういった(0円の)お客さんって収入にはつながらなかったりもしますし、かなり経営にとって重荷だったのかな。楽天からすると、あまり利益を生まなかったユーザーなので、多少逃げてもしょうがないと諦めていると思う」と分析する。
楽天モバイルの料金プランを見ていた男性に、新しい料金プランの話を聞くと…。
40代「ちょうど(楽天モバイルを)使おうかなと思っているところだった、無料だったら。結構前向きに考えてたところだったんですよ」
今後、0円利用者のキャリア移動はあるのか。
携帯ジャーナリスト・石川さん「KDDIのpovoというブランドが、0円で使えるプランを提供している。楽天どうしようかなという人は、povoに行くという可能性は結構あるのではないか」
楽天モバイルは、今回の新料金プランは、長期間維持する方針だという。
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