「対ドイツ戦勝記念日」を迎えたロシアでは、首都モスクワで軍事パレードが開催され、9日にプーチン大統領が演説を行いました。そのロシアの戦勝記念日の式典を受け、ドイツではどのように受け止められているのでしょうか。ドイツ・ベルリンから報告です。
(金指光宏記者報告)
ドイツでもプーチン大統領を支持するという声があります。
ナチスドイツから解放するために命を落としたソ連兵がいて、そのためソビエト戦争記念碑では朝から多くの人が花を手向けています。
そのうちの1人に話を聞くと、「きょうのプーチン大統領の演説は正しかった。ドンバス地方をネオナチから救うためにやむを得ない戦いだった」と話していました。
一方で、ウクライナを象徴するヒマワリの花も手向けられています。
「戦争には絶対反対だ」と強く話す人もいました。
このようにドイツ国内でも様々な意見があります。広くヨーロッパ全体を見ても同様の状況です。
ここドイツはロシアからの石油禁輸について賛成の意向を示していますが、反対する国もあります。
このように様々な背景を持つ国民や国があるなかで、一つにまとまって対応できるかはまだまだ不透明な状況です。
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