人類の歴史的に、この1世紀くらいは生命の尊重に舵を向けてきましたが、コロナ後の社会(特に経済)の壊れようを目の当たりにした日本含めた世界各国が、その考え方にも一定の調整が必要と考えるようになるかもしれません。
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僕のダンス教室には休会という制度があり、月謝費がかからずしばらくレッスンを休むことができるのですが、新型コロナウイルスへの感染リスクが注視されるようになってから自分が感染しないためや自粛の心で休会を希望する利用者が相次ぎ、あっという間に営業が困難な状態に陥りました。
集客も良好で上手く回せていたダンススクールが、ものの1~2ヵ月で運営困難に直面したのです。
休業補償などの支援策の話も進んでいますが、休業中の固定費は毎月結構な額になります。補償を出してもらえたとしても到底それらをまかなえるような額ではないため、休業も期間が長くなるほど身を削られていきます。
僕の場合、スタッフを置かない1人経営だったもので、今回は廃業一択でした。余計な痛手を負わないためにも早期廃業を決めました。現在は利用者との清算手続きを済ませ1つずつクラスを終了させている段階ですが、当然利用者も急な出来事にとまどいを隠しきれていない様子です。
街ゆく人々はマスク着用、スーパーではレジの感染バリヤーが厳重で、電車の中で咳1つしようものなら超絶なるまなざし。このようなコロナウイルスと戦う生活は専門家いわく1~2年続くと予想されていますが、その間にかなりのお店や施設が倒産・廃業していくように思います。感染して亡くなる人の数よりも、感染しないまま別の理由で生きる選択を奪われてしまう人が増加の一途をたどってしまうのも考えものです。
僕のように次に向かえる事業者はまだマシで、中には体力・経済的に今のまま営業を続けるしかない人たちもいて、緊急事態宣言の後は特にコロナ自粛が盛んになっていますので、営業は悪だという視線に耐えながら生きるために営業を続けている方もいます。
自宅待機、人との密を避けることは感染者を増やさない観点からは間違いなく正しいですし、僕もその足並みに揃えることにしました。ただ、一事業者として、そのしわ寄せがきてしまい困っている自営業の方にもう少しスポットを当てていただき、救いの手を差し伸べていただけると嬉しいです。それに国民それぞれ何かしら我慢をしていて、苦労しているのは事業者だけではない。だから夜も気を休めて眠れない時間を過ごしているのが自分だけだとは思わないで。
(自分の話になってしまい恐縮ですが、)人を集める事業が上手くいかない時期はダンススクールの仕事がなくなるため、放置していたブログの更新を予定しています。
https://ppp-sss.com/blog/
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